実際にEssayを書く練習
〈Essayの練習で大事なこと〉
日頃から経験と体験のアウトプット
基本構成をしっかり定着させる
実際に書く
子供自身が見直しする
第三者によるチェック、そして、修正もしくは書き直し
〈フロー〉
日頃:経験と体験をプリントにアウトプットしておく。
↓
1日目:構成立て
↓
2日目:親による確認 / 適宜修正or書き直し
↓
3日前:実際に書く
↓
4日目:親による確認 / 適宜修正or見直し
↓
5日目:調整日
5日間で1つの問題のエッセイを書いていくというスタイル。英語も日本語も同じスタイルで進める。娘は、文章を書くことは学校で慣れていたので問題なし。しかし、経験のアウトプットと構成立てが要練習と判断したため、この2か所にかなりの時間を充て練習。
〈経験と体験のアウトプット〉
日頃から体験を含めて経験を整理し、自身の感想と意見を整理することが大事。Essayに限らず、受験勉強のみならず、アウトプットは必須。都度、経験を整理することで、意見もしっかり。
〈構成立て〉
構成立ても大事。もちろん、他のバージョンもあるが、基本の形の定着を目指した。
質問に対する回答 / 意見
⇩
意見をサポートする理由
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その理由になる自身の体験や経験
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その体験を通じた感想
⇩
その体験を通じた意見
⇩
結論 / 再度、意見を主張
質問は、様々な学校のEssayの問を使わせてもらう。HPで開示してくれている学校も多いので、有り難い限り。プレゼンテーション同様、センテンスで全てを書かない。
この構成立てが何より大事。質問に正確にシンプルに答え、答えをサポートする理由とエピソードでしっかり支える。自身の感想と意見を示し、再び意見を示す。構成立てが適当だとぼろぼろのため、構成立ての完成度をあげる必要あり。我が家では、構成段階で娘が書いた後、親が読んで添削して…why?を何度も聞いたり、娘だけでなく親の失敗エピソード、理由も惜しげもなく披露したり。
〈実際に書く〉
娘の通学していた学校は、低学年から文法、そして、文章を書く機会が多かった。更に、日本語での日記習慣も重なり、その結果、ある程度の量を書くことは抵抗なし。この時点での娘の英語の成長、言い回しの充実さを予想以上に把握することが出来たと。
〈見直し〉
娘自身が文法チェック、文章内容チェックする。特に、日本語エッセイに関しては、特に音読することで間違い発見の機会が増える。日本の小学校でも通っていたインターナショナルスクールでも低学年では、言語に関係なく音読練習があるが、見直しという観点からも重要だと個人的に思う。
〈第三者によるチェック〉
本来は、専門塾が第三者ということになる。しかし、我が家では、主に、わたしと、時々、夫がチェックしていた。もちろん、互いにプロではないので、エッセイの書き方の本を読み、調べ、書いてみて、夫婦で確認し合ってというプロセスを何度も繰り返した。また、娘の通っていたインターナショナルスクールは、文法もしっかり教えてくれたので、日頃、娘が話してくれる学校の話を聞くことで、新しい知識も得ることが出来た。わたしの学生時代の英文法が適当だったかを再認識し、新たな気持ちで再勉強させてもらえる機会を得たとも思っている。
〈Essay練習で得たこと〉
今までの体験をアウトプットしたこと、それを通じての意見、説得力ある話し方、書き方を学べたことは、受験終了後の方が様々な面で効果を発揮している。親としても、今までの経験をアウトプットして、大人と異なるアウトプットに新しい発見を感じたりしています。Essayの勉強は、子供を成長させてくれると実感したな。
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