mirai

むかしむかしの恋の話 教師の彼と生徒だった私の話 あの時の温もりと、彼の真剣さが今の私の生きる糧となっています

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最近の記事

高校入学

高校に入学しても 彼に会いたい私は 中学校に遊びに行っていた そして 相変わらず彼のアパートにも行っていた    でもいつの頃からか彼からの連絡が減っていた そして夏休み 高校近くの喫茶店で会うことになり 別れを告げられた 彼はカツカレーを食べながら どんな話をされるのか 私は不安でいっぱいだった そして予感は的中した なぜ? 理由は聞いてはないけど、思い当たる事はいくつかある 実はこの時私は高校に行けていなかった 理由は 入学してすぐ男女交際禁止だと聞いた 噂な

    • 卒業式

      卒業式 本当は嬉しいはずだけど 嬉しくない 毎日会えて 連絡を取り合うことができる生活もこれで終わる 卒業式の日の夜も彼のアパートに行った 毎日会えなくなると泣く私に 「一生会えなくなる訳じゃないから、電話番号だって知ってるでしょ」 と抱き締めて言ってくれた 愛し合ったあと 彼の高校時代の話をしてくれたり 卒業アルバムを見せてくれた きっと私が楽しく高校に行けるように 話してくれたのではないかと思う この時私は不安で仕方なかった 高校生活が不安というより 彼と会え

      • 想い出写真

        彼との楽しい学校生活も 卒業式を持って終わりを告げる 卒業前は 学校にカメラを持ってきてよいことになっていたので 私は彼とのツーショット写真を撮ろうと思っていた 彼はなぜか写真が嫌いで 一緒に撮ってもくれなかったし、アルバムを見せてくれることもほとんどなかった 私が彼と写真撮りたいと学校でお願いしても断られる ので A子と一緒に撮りに行った A子は彼がクラブの顧問だったこともあって お想い出写真をお願いしても違和感がない 多分彼も断らないだろう そこに私も便乗した

        • ポケベル

          当時はスマホがなく ポケベルが流行っていた 中学間近になると同時に、みんなポケベルを持った 卒業して別々の高校に行く前に 友達同士でポケベルの番号を教え合った 彼からの呼び出しは 電話番号 彼から電話番号が入ると 私が彼に電話する 文字や絵文字を入れることもできるけど 彼からはいつも電話番号 そんなことでも 周りの友達のように文を打って欲しいとわがままを言ったりした もし彼が文を打ってくれても 彼はポケベルを持っていないので 私が返信することはできない 一番手っ取

          卒業まで

          当時、今のようにスマホもないので 連絡は基本彼の家電に電話していた 週1~2位 彼から私の家に電話が来ることはなかった 親が出るかもしれないから 当たり前だけど そこは周りの友達に比べてさみしかった 今思えば 周りの友達と比べていた私も幼すぎる 彼は社会人なのに 彼の家電の番号 まだ覚えてる… ある日の電話で 「もし卒業しても今の関係が続いてたら、将来は考えてくれる?」 と言われた 将来って結婚? もちろんOKした その他将来作って欲しい料理の事等も電話で話して、だ

          卒業まで

          ※読んで下さる方々へ※

          私の備忘録的な想い出を読んで下さってありがとうございます ノートは始めたばかりで 記事にすることしかできません 他の機能の使い方がわからないので… でも読んでくれて嬉しいです ありがとうございます! そして画像を使わせて頂いている方々にも感謝します

          ※読んで下さる方々へ※

          B子

          家に戻り 私はB子に電話した 「今日どこ行ってた?」 と聞くと … 無言 「私知ってるんだけど…」 と言うと 信じられない返事が返ってきた B子の言い分は 彼が私に内緒でB子を誘ったというものだった そして 付き合ってほしいと告白もされたと もう訳がわからない そしてB子は 私に悪いから断ったと… はぁ? この頃はまだB子の本当の性格を知らなかった B子を信じて彼を責め立てた 私に責め立てられた彼は うつ向きながらうなだれてた 「本当に向こうから勉強教えてほ

          内部協力者

          実は同じ校内に相談に乗ってくれていた女の先生がいた その先生(I先生)とは 一緒に食事に行く仲だった I先生は有名お嬢様大学を卒業し 見たかんじお嬢様だったが 学校から出ると タバコ吸いながらビールを飲むサバサバした先生だった 今思えばめちゃくちゃな先生と生徒の関係だと思う 同じ校内に 生徒と付き合う先生がいたり 生徒とプライベートで食事に行く先生がいたり 校内で先生といちゃつく先生がいたり 今なら考えられないね I先生からは 彼の職場での様子や 過去の女関係の噂を聞い

          内部協力者

          魔性の女にやられる?

          私が彼との関係を話していた友達は 初めから全て知っているA子と クラスの中で仲がいいB子だった B子はおとなしい優等生タイプ 私とは真逆だった そしてB子には同じ公立校を目指す彼がいた しかし 私から彼とのラブラブ話を聞くうちに 年上が良くなったのか とある先生と特別な仲になろうとしていた おそらく私と彼以上の関係にはなってないと思うけれど その先生は 普通に 「B子~」 とクラスに入ってきて2人は仲良く話してた 私でもそんなことしないのに そして私の部活の顧問に抱きつ

          魔性の女にやられる?

          ディズニーランドデート

          彼が合格祝いに連れてってくれたディズニーランド 彼とは9歳の年の差があった 大人の彼と中学生の私 周りはどんな風に見えてたのかな 乗り物の待ち時間にも 周りは構わずキスして ずっと手を繋いで いつものように 彼のコートを着せてもらい 途中で彼のジャンパーと交換したりして 彼からの愛をいっぱい注いでもらっていた 絶叫系に乗っては怖くて彼にしがみつき 乗った後に画面に写し出される写真を見て 怖がってる私、彼に笑われて そんな楽しい想い出がいっぱい ピザ食べたりチュロス食

          ディズニーランドデート

          バスツアー当日

          昼頃の待ち合わせだった 約束のトンネルの出口で彼を待つ 彼の車が見えたので 私の前で止まってくれるのかと思いきや ニヤニヤしながら通りすぎて行った ? そしてトンネルの出口で止まっているので 私は素早く乗り込んだ 彼いわく ジロジロ見てた住民がいたらしい 彼の車に乗ると 助手席を倒されて 上からコートを掛けられて 隣の県に行くまで 私は隠れていることに 隣の県に入ると 彼から 「出ておいで」 と言われたので やっと普通にドライブとなる バスツアー集合時間までまだ

          バスツアー当日

          禁断の恋のバスツアー計画

          ディズニーランドへのバスツアー 私も彼もとても楽しみにしていたけれど 関係が関係なので 周りにバレてはいけない 近く発着ではバレるかもしれない もしかしたら知り合いが同じツアーに居るかもしれない ということで 彼が予約したのは 隣の県から発着するツアー そこまでは彼の車で向かう 夜行バスのツアーなので 昼間に彼と集合して 夜バスツアーの集合先に行く事になった 昼間待ち合わせするので 人目につかない場所を電話で話し合った 結局学校近くのトンネルで待ち合わせることに

          禁断の恋のバスツアー計画

          推薦入試とご褒美

          推薦入試が終わり 彼に報告に行くと  ディズニーランドのバスツアーを予約してくれたと話してくれた またまた嬉しくて 合否なんて関係なく嬉しかった まだ合格発表もされてないのに 予約してくれて 彼は私の事を信じていた 絶対合格すると 合格発表の日 私立推薦の合格発表は学校で伝えられる 2時間目の放課に職員室前に集まるように進路指導担当から言われた かなり自信はあった A子も私立推薦受験だったので 一緒に職員室の前に行く すると彼が職員室から出てきた 私に満面の笑みを

          推薦入試とご褒美

          約束は守れない

          入試が終わるまで会わない そんな約束守れるわけがない 学校で会うたびに プライベートで会いたくなる 私は平日の夜何度か会いに行ってしまった 彼は 「仕方ないなぁ」 と言ってアパートに入れてくれて 愛し合って そのまま寝て 朝6時に帰宅して 8時には学校で 先生と生徒の関係で会う そんな関係が週1位あった 彼はどんな気持ちで学校で私と話していたんだろう? 私は朝まで一緒に過ごし 朝からまた学校で会えて嬉しくて仕方なかった 2人の秘密があることも嬉しかった 中学3年

          約束は守れない

          少しでも会いたい

          初デートが幸せすぎて 彼の事が気になりすぎて 朝帰りしたのにろくに寝れない 午後からは 一緒にデート着を選んでくれた友達に デートの事を話した 友達で私と彼の関係を知っていたのは このA子と、クラスでは仲良くしていて真面目そうに見えて魔性の女のB子だけだった(魔性の女だと気づいたのはこの後) A子はデートの内容を聞いて目を丸くして驚いていた 彼は特に人気のある先生ではなかったし 特別スタイルがいいわけでもなく、普通の先生だったから まさかそこまでの付き合いになるとは思っ

          少しでも会いたい

          翌朝

          翌朝5時頃 彼に抱きつかれて目が覚めた 多分3時間位しか寝てなくて 頭がボーッとしていたけれど 何だか幸せな目覚めだった そしてその後もう1回 愛し合って 家まで送ってもらった もちろん降りるときは 周りを見渡してキスしてから車を降りる 帰宅は朝6時 これが今後の朝帰りのルーティーン時刻となった 家に帰り 昼頃まで寝て その後仲間と遊んで夕方帰宅 その前にもう一度彼の家に行った 彼は 「仕方ないなぁ」 と言って家に入れてくれた 色々話して イチャイチャして その