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日本の学生のアルバイト率の高さについて思うこと

こんにちは。現役大学生のまゆげです。タイトルの通りなのですが、日本の学生の多く(63.7%!)がアルバイトをしています。また、こちらは不確かなソースなのですがアメリカでは4割、欧州では3割程度にとどまるそうです。仮にこの数字が概ね正しいとして話を進めましょう。

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こちらは各国の最低賃金を比較したグラフです。生産性との相関を主張するグラフですがそこは置いておきましょう。さて、日本の最低賃金は他の国と比べて低い水準にあることがわかりますね。特に学生が従事するアルバイトは最低賃金付近のものが多いです。それなのになぜ学生の多くがアルバイトをするのでしょうか。

真っ先に考えられるのが、学費や生活費を賄う為でしょう。日本の学費はあまりに高いと私は思っています。細かい話は省きますが、例えばフランスは大学まで授業料というものがありません。諸費がかかるのみです。本来学業に勤しむべきである学生に金銭的な負担が強いられることは問題です。せっかく授業料等を払うのだから大学の施設、システムを存分に利用して勉学に励むべきなのにアルバイトに追われその時間が無くなるとすれば本末転倒です。本当なら国は今より何倍も教育にリソースをつぎ込まなくてはいけません。

結論としては、アルバイトしている学生自身に問題があるわけではなく、教育への投資が足りなさすぎる国のあり方に問題があり、学生は自身のキャリアアップに繋がる場合を除いてアルバイトをする必要がない社会へ転換していってほしいと思っています。何か思いついたらまた書きます。ありがとうございました。

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