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初めての詩

いつのまにか執着

君のせいで僕は堕ちていく
でも、君とどう付き合うか
それが僕の人生そのものだから
いなくなったら寂しいかもな

君がいるせいでこんなに生き辛くても
君のせいにはしない
僕が君を包みこめるほどの
人間になればいいだけの話

僕の人生は君との対話
いつまでも君と話していたいような
いや、やっぱりいいや
気が済んだら離れてくれよ
気難しい君と話すのは、疲れるから

何を言ってる?
私を掴んで離さないのは
お前じゃないか


希死念慮と付き合っていくのが、私の人生なのかもな、とふと思った。
家族と話している時、友達と遊んでいる時、楽しいはずなのにぼんやりとした希死念慮が私の体を漂っている。

こいつのせいで、どれだけ生き辛いか。
こいつがいなかったら、どれだけ楽になるだろうか。

そんな鬱屈とした思いを私は、こうやって文字に書き起こしたり、空想をしたりする事で昇華している。
そう、私の創作意欲は全て希死念慮からきてるのだ。

こいつのせいで生き辛いのは確かだが、創作意欲が滾ってしまうのも事実。
私は、私の中にいるこいつを恨んでいたつもりだったが、いつの間にか執着心が芽生えていたのではないだろうか、そういう思いで書いた初めての詩。

この詩を書く意欲が湧いたのも、また彼のおかげ。
さあ、どうしようか。

詩に書いた通り、私は彼を包み込めるほどの人間になるのだろうか。
それとも、彼への執着を捨てる選択をするのだろうか。

死ぬ3日目前までには、答えを彼に告げたい

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