イノハナ2nd回顧録(本戦準備期間編)
【このテキスト何です?】
雨宮さんがデスゲームシミュレーションいちゃいちゃPBW創作交流ゲーム『フタハナ』の、最新版2021/9月に行われた通称『イノハナ2nd』をプレイするにあたって準備したり立ち回りで考えていた情報などをまとめた記録になります。
あくまで1PLの思考や価値観に基づいたプレイのため、参考や「これもフタハナだね」程度に留めてご覧ください。
【本戦前後編・交流と異能配布、バディの方向性】
なんとか三日坊主までは到達できました。一回が長いので割とネタ切れよりもエネルギー切れを起こしそうになります。
フタハナのスケジュールは大まかに分けて
登録開始~本戦開始:丸2日分くらい
本戦期間:丸7日くらい
お別れ期間:丸2日少し
くらいの流れになります。その為データ的な行動が絡んでくる本戦期間までは割と暇……では全くありません。
言うなればこのタイミングは合コンの下調べ、偵察、あとは自分のキャラクターをどういった立ち位置や振る舞いにするかをイメージ定着させるための予行期間とも言えます。
(この段階では)まだバリバリにキラーをやるつもりで準備していた私は、そのための動機付けや自分のキャラがどういう雰囲気なのかを知ってもらったり本戦中になるべく「あーあの子か、そういえば見おぼえがある」と思ってもらえるようにとにかくあちこち飛び回ってはお喋りして、目についた人に話を振っていました。
異能の都合でキラーが不可能になったとしても、より多くの人に認知してもらっていた方がやはりお気持ち面で有利になる事は多いと思っています。知らない人がピンチになっているのと、知っている人がピンチになっているのだとエモいロールを振りやすいのは知り合いかなって……。
そんなわけでデスゲームの前の静けさに乗じてお喋りタイムです。早速翌朝から行動開始……のつもりだったのですが事件が起こります。
フタハナ島に風呂を興している人がいる。
デスゲームやる島に風呂???
デスゲームやる気あるのか??
失礼取り乱しました。確かに前日の夜に、こんな場所で野宿や清潔面で気になるから風呂を作りたいと意気込んでいる人がいたから
もしかしたらそういう雰囲気のロールが本戦開始前まで続いて本戦中に風呂拠点を作る人がいるかなとは思っていましたが、
まさか起きたら既に出来上がっているとは思いませんでした……もうサツバツ不穏なデスゲームって雰囲気じゃないよぉコレ……
主犯のK・H氏は別ゲーでも度々あちこちに風呂を沸かし無償で提供するのが持ちネタ(?)のPLなので、この人がフタハナ参加してみようかなと言っていた時点で恐らくこの展開が起こるのは若干予想していましたがそれにしたって流れが速すぎます。
きっとこの人が参加し続ける限りそのゲームには風呂が湧き続けるのかなぁ……とかココ本当にデスゲームシミュレーションだよね……とか中々思う事が渦巻いていた事があったのをこの場で告白させて頂きます。
(各々のプレイスタイルとか主義主張があるから、私がどうこう言える立場ではないけども。リソースや生活を切り詰めて生きていこうってロールを想像していたら一瞬で生活基盤が固まっている場所が出来てかなり困惑したというのが正しい表現なのかもしれません)
風呂を沸かすとまではいかなくても、終始野宿で野ざらしになるつもりも無かったので生活空間を作るロール自体は私もしたかったのでその日はそういう方向性でロールや交流を進めていくことにします。
ココで主に交わりが生まれたのはCさん、この人も中々にチャレンジャーな人で島の中に一からカフェを建設すると言う剛の者でした。
そもそもにして名前がカフェ店員さん(伏字にする意味がなくなってしまった)という本名なのこの人?? というか、もう何やりに来ているのか凄く分かりやすい名前だったので興味が湧いたのもあります。
「この手の名前の人はロールが忙しくて過労死するのを覚悟してフタハナ島に来た人だ……」
雨宮は内心そう決めつけます。憩いのロケーションは遊びに来る人は癒されますが主催は死にます、疲れと対応の忙しさで死ぬ。
それを覚悟のうえで(或いはそこまでは思ってなかった)人がこの名前で挑みに来たのだろう……ならば応援するしかない……!
という事で、データ的に特に意味は何もないけれども操作方法の履修やあちこち足を踏み入れて気になる人を探すのも兼ねて資材を探すロールをしつつ飛び回ります。
こういう時に、一緒に成人男性と連れ歩いて「僕はまだ女子なので体力が足りないんだよね」みたいなロールを出来たのもふんわりしたものですがフレーバーになってよかったなと思います。
話が段々と脱線してきましたが雨宮のロールは基本的に今回はこういう感じです。
感情の赴くままに、データ的に益になるかは二の次でロールで描写と演出を優先して動く。
これは本戦が開始してからも変わらず続けていくスタンスになります。
危険があってもコミュニケーションを取るなら範囲で届く場所まで駆けつける、モノの受け渡しやバディコマンドもデータ的なモノだけでなくその人とどういうふれあいをしたか、として記憶しておく。
前回のデスハナのバディコマンドが完全に便利な呼び出しボタンと化してしまっていた為そこを踏まえての戒めも兼ねていました。
という事で、私のPCのナカはバディコマンドというか恋人同士がするような行為に対して非常にコンプレックスというか拒否感を持った状態でスタートさせています。
信じられないって思っている読者が多いと思います、そりゃそうですよね表に出ているのは爛れ切った雨宮PCってイメージのキャラしか見えていませんし……
でも実際そこまで至るのには大分長い道のりと経緯があったんです。話すと長くなるけど自分のチラシの裏みたいな殴り書きだから書きます。
元々ナカというPCは性同一性障害を学内いじめで受けた、という設定で組んでいます。
そのため『恋人同士でするような事(=セックスとかキスとか)』が昔のトラウマを引き起こす為、そういった行為を例え自分の身が危なくても極力しない、というセルフ縛りプレイを設けていたわけです。
それをするなら、よほど自分にとって心を許した相手or無理やりやされるようなロール、やった後に行為を引きずる……みたいな雰囲気にしようかなとか、そんな事を考えていました。
考えていたんですが気が付くと私のPCは夜中にひっそり気になる相手に「僕の事をどうか襲ってエッチなことをしてくれない……?」って誘っていたんですよね。
なんでだろうね……話すと凄く長くなるんですがちゃんと真っ当な理由の上で凌辱誘い受けをしていたはずなんですけど。本当になんでだろう……
もうこの辺を掘り下げるだけでまた1パート分くらいの分量になっちゃいそうなので省略させてください、段々書いている人の方が執筆ペースに耐えられなくなってきています。
そんな開催前から怒涛の展開で、バディを誘われても断ったり自分から襲うように誘い込んだり風呂場でフリップボードでちんちん隠しながら女湯に浸かっていたりしていたのですが、
本戦開催日の深夜に事件が起こります、そう『異能の配布』です。
フタハナ未プレイの人がもしもいたらのために分かりやすく説明すると、能力者バトル物で言う能力を1つ配られるタイミングです。
正直どんな異能があるのかも未知数ですし、強さで言うなら不公平な格差も大いにあるゲームバランスなんて放り投げているような代物です、言うなればガチャです。
コレで強い異能が来ればキラーでもヒーローでもなんでも誰でもやれちゃうだろうけど、殺意バリバリな予定でろくでもないチカラを受け取ったら途方に暮れる事間違いなし、といった印象でした。
数時間程のサーバーメンテナンスの末、フタハナ島が再び開かれて異能が開示されます。
さーて私のチカラは何かなー、そこそこ使い物にならなくても戦闘能力がある奴なら戦えるといいんだけd
『貴方はほんのちょっとだけ幸運になった気がする……(ほぼ原文ママ)』
雨宮「よしキラー無理だなコレ!!!」
異能ガチャの内容の理不尽さに心を打ちひしがれながら、私は初日からどうやって生きていこうか頭を抱えるのでした。
キラー目指していたけど異能ガチャで無理だこれ!! って話としては切りがいいので、取り敢えずここまで。
続きがあったら続く……