人が求める自分と自分が求める自分~自己一致感で感じる幸せ~
こんにちは。
saoriです。
私は子供の頃から
ぬのどうぶつ、
(皆さんはぬいぐるみと言いますが私にとっては
ネコちゃんやワンちゃんと同じくらい家族なので
ぬのどうぶつと呼んでいます)
とお話をしていました。
今日は私がぬのどうぶつたちとどんなお話をしているか
ちょこっとご紹介したいと思います。
お相手はきれいな水色のイルカさん、キューちゃんです。
「saoriさん、ゴキゲンですキューね」
「久しぶりに花組を観てきたのよ」
「いいですキューね。どんなお芝居だったんですキューか」
「ローマ帝国のお話でね、
アントニウスとクレオパトラの恋物語も絡めてあって
華やかで楽しい舞台だったの。
クレオパトラ役の凪七瑠海(なぎな るうみ)さんがとっても素敵で惚れ惚れしちゃった」
「かちゃさん(凪七さんの愛称)の本業は男役さんですキューよね」
「そうなの。もったいないわ」
「何がもったいないんですキューか」
「私、かちゃさんが演じる高貴な女性が大好きなの。
これは『オイディプス王』の時。すごくきれいだと思わない?」
「キュ~~」
「私、このお芝居ですっかりかちゃさんを好きになっちゃったの。
過去には大作『エリザベート』のタイトルロールにも抜擢されていて
プリンセスっていうよりもお妃様タイプの美女よね。
もっとかちゃさんの美女ぶりを堪能したいけど
元は男役さんだから滅多に見られなくて残念なのよ」
「かちゃさんもエリザベート役に抜擢されるほどですキューから
そこらへんのニーズはご自身でもわかっていると思いますキュー。
それでも娘役に転向せず男役を続けるのは
やっぱりそこに自己一致感があるからなんですキューね」
「自己一致感、ねぇ」
他人の価値観に振り回されず
これが私だと思える感覚が自己一致感です。
「長瀬智也さんもみんなに求められながらも
表舞台からは退く決断をされましたキューね」
「残念だけれどそれがご本人の選ばれた道なのよね。
長瀬君もかちゃさんも」
「どんなに人から求められていて
なおかつ得意なことでも
自分が本当にしたい事でなければ
他人のためにする必要はないんですキュー」
「そうなの?」
「そうですキュー。
saoriさんも過度に他人の要求に応えようとしていませんキューか」
「ううう」
HSP・エンパス気質の私は他人の考えが必要以上にわかってしまうがゆえに
それに応えようとして疲れてしまうこともあります。
接客のお仕事をしているときはいいとしても
プライベートではしんどいものです。
自己一致感を選択や行動の価値基準にすれば
他人に振り回されることなく、文字通り本来の自分と一致して生きていけそうです。
「ニーズがあって成功が約束されていることがわかっている道を
あえて選ばないで進む道にはきっと自分だけが見える景色があるんですキューね」
「そうね。ファンなら自分の要求を押し付けずに
その人が幸せでいてくれることをねがいたいわね。
そして同じ景色を見るのもファンの醍醐味なんだわ、きっと」
「saoriさんはどんな景色を見るんですキューか」
「そうねぇ、キューちゃんと一緒に泳ぎたいわ」
「お安い御用ですキュー」
キューちゃんの背びれにつかまってスイスイ泳いでいると
自分の進みたい道をスイスイ進めるような気持ちになるのでした。
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