他のメタバースプラットフォームから見た、cluster
この記事を書いた人。
こんにちは。みらくると申します。私のことを知らない方々に、簡単に自己紹介すると、何もしてないけど、どこかにいる人です。好きなゲームワールドは、linxさんの、BABEL!です。
私のことを、詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。たぶん誰もいないけど。
さて、私はclusterで活躍するようなDJでも、ワールドクリエイターでも、イベンターでもありません。もちろん、cluster社の社員でもございません。
じゃあ、何している人なの!?って聞かれると、メタバースの記事をたまに執筆しているライターです。「メタカル最前線」という、ウェブメディアで、いろんなプラットフォームの記事を執筆しています。
そんな私が、記事を書きます。
本題に入る前に、本題を読む前に。
まず、大前提として私はclusterが好きです。大好きなイベントは、Hello clusterです。
でも、clusterが好き=clusterだけが好きというわけではなく、他のメタバースプラットフォームも同じくらい好きです。
プラットフォームを比較することは、とてもセンシティブな事で、Twitterでメタバースお気持ちプロレスに発展しかねないから、みんなオープンな場所ではあんまり言及しません。はっきり言えば、タブーかもしれません。
しかし、記者としていろんなプラットフォームを取材している中で、それぞれに特徴や文化があり、それらを知ることで、clusterのことがさらに見えてくると思ったので、敢えて、筆を取りました。もちろん、それぞれのプラットフォームを比較して、優劣をつけるつもりは一切ないので、ご理解ください。VRChatは、clusterの代わりにならないし、その逆も然り。
これから書くことは、自分が体験したことや感じたこと、ユーザーから聞いた話を基にベースにしています。客観性を大事にしていますが、私の人脈にも限界や偏りがあり、私の主観やお気持ちも交わる箇所もあるので、ご了承ください。
クラスター社の社員の方々には触れて欲しくない部分も、もしかしたらあるかもしれませんが、そこは笑って許してください。
もうちょっと言い訳すると、個人で勝手に調べて勝手に書いています。もしかしたら、事実と異なる部分もあるし、そう感じることもあります。この記事を鵜呑みにしないでください。真実は、自分でログインして自分で体験してください。
ユーザーの総意でもなんでもない。あなたが違うと思ったら、それはそれでいい。
それと、この記事は、所属先とは関係ありません。(一回言ってみたかった)
ここからは私のお気持ちです。ご了承ください。clusterユーザー及び社員のみなさん、clusterが一番でいいんで、たまには他のプラットフォームにも遊びに来てください。Neos Festaオススメですよ。(Neos Festaは、終了じゃない。完成した。)
そして、ここからは、お詫びです。Second lifeやChillout VR等、この記事で取り扱うことがなかったプラットフォームのみなさん、大変申し訳ございません。機会があれば、遊びに行きたいので、そのときはよろしくお願いします。
まぁ、免罪符はこのへんにして、本題に入りますか。
それぞれのメタバースプラットフォームの特徴について
私が主に出入りしているメタバースプラットフォームは、以下の5つです。
・VRChat
・cluster
・Neos VR
・virtualcast
・Rec Room
みなさんご存知かと思われますが、それぞれの特徴を僕の主観で簡単に説明すると、
・VRChat
アクティブユーザーが多く、そのぶん、いろんなイベントがある。
・cluster
スマホから始められるメタバース。イベントするのに適している。
・Neos VR
なんでもできるメタバース。自由度が高く、Neosの中で、プログラミングみたいなこともできる。
・virtualcast
配信に特化している。
・Rec Room
日本では馴染みがないが、海外では流行っている。アクティブユーザーが、実はVRChatよりも多い。遊ぶことに特化している。
アクセス性
はじめに、「アクセス性」について、定義しておこう。ここで扱う「アクセス性」とは、どんな状況でもログインできるのか、つまり、どんなデバイスでログインできるのかを見ていこう。
それぞれのメタバースプラットフォームの対応デバイス
cluster:スマホ、PC、quest単体、PCVR
VRChat:PC、quest単体、PCVR
Neos VR:PC、PCVR
virtualcast:quest単体、PCVR
Rec Room:スマホ、PCVR、PSVR、PS4/5、XboxSeriesS/X、PC(スクリーンモード)
clusterの特徴のひとつとして、スマホから始められることが、あげられる。これは、clusterを使っている立場からしたら、非常に便利でありがたい。例えば、ネット環境やVRデバイスがない、電車の中からでもclusterで遊べる。実際に、この記事の読者の中にも電車やバスの中からclusterにログインした方は、いるのではないだろうか。いや、絶対にいるはずである。
ただ、モバイルWiFiとquest単体だったら、電車内でもVRでclusterにログインすることも可能だが、それはオススメしない。私見だが、さすがに引く。笑
誰もやっていないことを祈る。
cluster以外にスマホからログインできるのは、Rec Room。こちらも、スマホから始められるメタバースプラットフォームである。Rec Roomをあまり知らない方は、以下の記事を読んで頂けたらと思う。ちなみに私が執筆した。
Rec Roomのすごいところは、家庭用ゲーム機からでもアクセスできることである。今の時代、小学生でもスマホを持てる時代ではあるが、スマホがなくても、ネット環境さえあれば、家庭用ゲーム機からRec Roomだけである。
ただ、アクセス性が良いから良い、アクセス性が悪いから良くないというわけでもない。そのことを次章に記す。
アクセス性から見えてくること
これから話す前に、私の理想(お気持ち)を聞いていただきたい。僕の考える最強のメタバースは、「国籍も年代も超越してみんなが楽しめる仮想空間」である。共感してくれる方がいたら、嬉しい。ただ、難しい。さぁ、本題に入ろう。
先ほども申し上げたが、スマホは今の時代、小学生でも所有している。つまり、誰でも所有している。
それでは逆に、VRデバイスはどうだろうか。VRデバイスのメジャーなモデルである、meta quest2は、現時点では約60000円で購入可能だ。少し前に値上がりしたが、性能を考慮すると、それでも安い。(ザッカーバーグありがとう。)
ただ、小学生が手軽に購入できるお値段かというと、そうでもない。クリスマスにパパにお願いしても、まぁ、悩むお値段である。(それ以前に、meta quest2の対象年齢は、12歳以上であるので、VRで遊びたい小学生は、中学生までに60000円貯金して、それから買って、たくさん勉強して強強エンジニアになって、クラスター株式会社に入社せよ。)
つまり、対応デバイスによって、それぞれのメタバースプラットフォームの参入障壁が変わってくる。よって、clusterやRec Roomは、参入障壁が低い分、誰でも簡単に始められ、VRChatや Neos VR、virtualcastは、参入障壁が高く、ある程度の経済力がないと始められないと言える。
さらにわかりやすく言えば、clusterやRec Roomは小学生でも始められるくらい金銭的なハードルは低いが、それ以外は、多少の金銭的なハードルがある。
以上を踏まえた上で、次章に移る。それと、次章では、ややセンシティブなことを取り扱うので、ご了承願いたい。
その前に余談だが、それぞれのメタバースプラットフォームの始めやすさを具体的に比較してみた。私の独断と偏見により。
始めやすいメタバースプラットフォームから順に列挙していくと、cluster、Rec Room、VRChat、Neos VR、virtualcastである。
スマホから始められるのはclusterとRec Roomであるが、言語の壁(最近、Rec Roomでは、一部、日本語対応した)や、日本人コミュニティの規模、日本での知名度を考慮すると、clusterのほうが始めやすい。VRChatとNeos VRを比較すると、日本での知名度やquest単体で入れるVRChatが、Neos VRよりかは始めやすいという結論になった。基本的にVRが必要となってくる、virtualcastが、一番始めにくいという結論になった。私の中で。
再三行って言っておくが、人によってプラットフォームの合う合わないは、当然あり、自分に合うプラットフォームで楽しく過ごせば、それでいい。
さて、次章に移るとするか。
clusterと子ども
clusterでは、年々ユーザーが増えて来ていると感じている。メタバースのメディアでの露出が増えたせいか、いろんな人が出入りするようになった。
もちろん、clusterを利用するユーザーが増えることは、大変喜ばしいことであり、clusterが加速していくためにも、必要なことだ。しかし、人が増えてくると、トラブルが増えてくることも忘れてはいけない。
事実を述べると、clusterでは最近、小中学生と思われるユーザーが増えてきた。
まぁ、clusterを運営している、クラスター株式会社の代表取締役CEO、加藤直人社長が、小学校等で講演している事もあり、小中学生がclusterを知る機会が増えてきていると思われる。(社長、いつもお疲れ様です。もっと、たくさん講演して、clusterを普及させてください。)
別に小中学生がclusterを利用するのは何も問題もない。規約上は。ただ、みんながみんな、ある程度の社会性とモラルが備わっているかと問われると、そこは難しい問題である。それと、これは大人も同様である。笑
小中学生のユーザーが増え出してから、Twitterでは、まぁ、たくさんのお気持ちツイートが誕生した。内容としては、「clusterキッズ増えたw」、「lobbyのキッズがやばい」等のツイートが見受けられた。
まぁ、clusterに初めてログインした小中学生と思われるユーザーが、lobbyで騒いじゃったのかなと思われる。そして、それを見たユーザーが不快に感じたって感じかと思われる。
ここで補足しておくが、「キッズ」とは、ネットスラングで、精神年齢が低く、そういった言動や行動をするユーザーの蔑称である。蔑称であるので、もちろん、良い例えで使われないが、小中学生=全員がキッズという認識は避けてもらいたい。
clusterを利用している小中学生でも、モラルを持ったユーザーは、いるはずである。
ここからは、私のお気持ちマシマシで大変申し訳ないが、別に小中学生のユーザーなんて、前々から存在したし、スマホから始められる特性上、そういうユーザーがいるのも不思議なことじゃないし、気持ちはわかるが。
年齢制限がない以上、誰だってclusterを楽しむ権利がある。だからと言って何でもしていいわけではない。ただ、パブリックなワールドで勝手にローカルルール作ってマナー違反マナー違反連呼するのもそれはどうかと思う。パブリックなワールドでは、それぞれが節度を持って、楽しんでいただけたらと思う。これは大人も子どもも同じ。
まぁ、clusterにいる以上、我々も学校の先生や保護者でもないし、ただの一ユーザーで、対峙しているのが小中学生だろうが大人だろうがclusterにいる以上、ただの一ユーザーなので、どうしようもない時は、ミュートやブロックなり、すれば良い。これが私の持論である。異論は認める。
幸い、clusterは運営がしっかりしており、lobbyにはスタッフがいて、迷惑なユーザーや行為を監視しているので、ある程度は秩序が保たれていると思われる。異論は認める。
それと、何も知らない小中学生が悪い大人に騙されるリスクも考えられる。実際問題、ネットビジネス系のイベントがclusterでたまに目に映る。被害はまだ聞いたことはないが、そのようなイベントがある以上、ないとはいい切れない。
clusterの特性上、誰でも簡単に始められ、簡単にイベントを開催できる以上、避けられない問題である。
まぁ、そこはユーザーの僕らにどうこうできる問題ではないので、運営に頑張ってもらうしかない。僕らにできるのは、あからさまにやばいイベントを通報して、お気持ちをツイートするくらいしかない。笑
さて、だいぶ話が長くなったが、ここからは、他のメタバースプラットフォームではどうなっているのかを見てみよう。
先ほども申し上げたとおり、clusterでは年齢制限がない。他のメタバースプラットフォームでは、年齢制限がある。
VRChatもNeos VRもRec Roomも、共通して、13歳未満は、利用規約により、制限されている。
ただ、実際にVRChatの一部のユーザーの声を聞いてみると、規約によって、13歳からは利用できるが、成人年齢を超えるまでは、信頼できる人と一緒にプレイすることを推奨される。理由は、やばいユーザーが大量にいるから。
どこのプラットフォームかは言わないが、VRChatは18禁という悪口も聞いてきた。笑
ちなみに、Neos VRでは、中学生のユーザーに今まで会ったことはないが、高校生のユーザーには2人あったことがある。2人とも、普通に大人とコミニュケーション取れて、いい子達であった。
Rec Roomに関しては、中高生と大人がうまく交流している。つまり、世代間交流ができている。Rec Room Japanという、Rec Roomの日本人コミュニティのHIROさんにお伺いすると、Rec Roomの目的は、ゲームで遊ぶことが大部分を占めていて、ゲームを通じて世代を超えて同じ目標を目指すことができるから、遊んでいるうちに仲良くなることができるらしい。これには、私もすごく共感できる。気になる方は、ぜひ、Rec Roomに遊びに行って、確かめてほしい。
もうひとつ考えられるのは、大人が子どもに対して寛容だということだ。これは、私自身がRec Roomで感じたことなので、あてにしないでいただきたい。このへんはとてもセンシティブな部分なので、深入りはご遠慮願いたい。寛容な大人だけが残った等、余計な詮索は辞めてほしい。笑
Rec Roomがどんなところかは、ご自身の目で確かめてほしい。素敵なところだ。
最後に
まぁ、話が長くなったが、clusterはこれから入ってくる子ども達とどう向き合っていくのかが課題となってくるだろう。
今回の記事は、キリがいいので、このへんで締める。しかし、まだまだ伝えたいことは、たくさんある。今後は初心者案内のこと、イベントのこと、経済性等に触れていきたい。これらのことは、また後日執筆予定なので、よかったら、読んでほしい。
最後まで読んでいただき、誠に有難うございます。読みにくい文章で本当にごめんなさい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?