おかたづけの極意 #3 ホームベーカリーの巻
「ていねいな暮らし」へのコンプレックス
私にはお料理コンプレックスがあります。
そのくせ「ていねいな暮らし」なんかに憧れてしまう。
あるあるです。
できっこないのに「できるようにならねば」と思ってしまうのです。
私にとっては、その「ていねいな暮らし」の象徴のひとつが「パンを焼く」という行為だったりします。
それでも15年ほど前に持っていた初号機は、そこそこ、活躍していました。だんだん頻度が減り、そこそこ、からときどき、に変わっていき、たまに、になり、めったに、になり。
ある時久しぶりに使おうとしたらうまく焼けなくなっていました。
使わないんだから、もうホームベーカリーは買うまい、と思っていたのに、なんとコロナ禍、少し安くなっていた型落ちのそれを目にした時、「今なら使うんじゃないか?」と思ってしまったんですよね。
毎日のように使わないなら、使わないんですよ。やっぱり。わかりきったことですよ。
やっちまった、と思いました。
2号機は、買うべきではなかったのです。
ほんそれです。
商品を選択する際は、自分が使いこなせるか、使いこなせないか、ということを正しく見極めなければいけません。
だがっ。
コンプレックスのある分野のものだと、その基準がブレたり狂ったりしてしまうものなのです(言い訳)。
これが、人によっては健康器具、という人もいるでしょうし、学習教材、という人もいると思います。美容器具や化粧品、という人もいるかもしれません。
つまりは「これを買ったら○○になるんじゃないか」という心理を刺激されてしまう特定分野がある、ということだと思います。
私の場合、お料理関係がそれ。
お弁当箱をいくつも買ったり、フライパンをしょっちゅう買い替えたり、ものの見事にその分野だけブレブレです。
眠りについていたホームベーカリー2号機を、この際、手放すことにしました。ちなみにメーカーは、Panasonic。
今回はブックオフで宅配買取
今回知ったのは、家電が売れるのは製造後8年以内のもの、ということです。
家電は8年以内ですよ、みなさん!
ブックオフは、本だけと思っていましたが、結構色々なものを買取していることがわかりました。
店頭買取、出張買取、宅配買取、センターに持ち込みなどの手段がありますが、私は今回も宅配買取。
セカンドストリートさんと同じように、集荷をお願いすると着払いで受け付けてくれます。こちらが宅配業者さんに集荷をお願いしなくても、サイトの申し込みの時点で、集荷まで手配してもらえます。
ブックオフの特徴は、買取できるブランドが結構明確に示されていること。なんでもOKではありません。ただし、家電に関してはメーカーに関わらず、割合なんでも大丈夫そうでした(と言ってもひどく汚れているとか、動かないものや破損しているものはだめです。当たり前ですが)。
身分証明書類のダウンロードは会員登録時に1度のダウンロードでずっと有効です。二度目以降の買取に関しては、振込指定銀行なども記憶してくれるので、楽にできるようになります。
査定には3日~5日ほどかかりましたが、これまで利用した同業会社の中では最も迅速です。設定次第ですが、査定額が査定後に確認の手間なくすぐ振り込まれるのも特徴だと思います。
結果は――他のものと一緒に送ったので金額はおおよそですが、3,000円ほどになりました。
商品ひとつひとつについてではなく、ジャンルごとの金額が示されるので、正確な金額は不明です。個別の金額が知りたい場合は、個別に送るといいかもしれませんが、複数売りたい場合にその手間は省きたいですよね。
今回は、なにしろあまり使わなかったので新品同様でした。製造後5年くらいで、取扱説明書などの書類関係がばっちりそろっていたのが良かったのかなと思います。
まあでも、買ったときの金額を考えたらアータ。いやもう、処分の時これを考えたらだめですね。
この後、ギリギリ8年くらい経っていてちょっと使用感のある「パナソニック学習電気スタンド」を出してみたら、55円でした。値がついてよかったけれど、やっぱり時間との勝負、そして使用感はとても重要なポイントだなと思いました。
今回学んだこと。