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「徳分」という名のヴェール

自己愛たちも、徳分というヴェールを纏っているときには、
有形無形のたくさんのもの、数多くの人々を惹きつけることがある。

徳分という、天然自然のヴェールが輝き、
その薄い美しいヴェールが本来の本質を包み込むからである。

そのヴェールの輝きが引き寄せた縁(えにし)は
本来の本質が引き合う出会いとはまったく異なる。

そのヴェールがすっかり剥がれ落ちてしまえば、
本来の縁(えにし)だけしか残らない

ヴェールが輝いているときに、さらに徳分を積んでいれば違うのだけど。

本来の、本質が引き寄せる縁と、
ヴェールの輝きが引き寄せたものとが大きく乖離しているとき、
後者によってもたらされたものは、二度と戻ってはこない。

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