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(休職シリーズ#5) 休職って、どうなの?

休職って?

休職を考えた時、どんな気持ちになるでしょうか。

「本当に休んでいいのか?」 「復帰できるのか?」 「このまま働けなくなるのでは?」さまざまな不安が押し寄せるかもしれません。

私もそうでした。

休職は、一見「仕事を休む」という単純な選択肢のように思えますが、本人にとってはとてつもなく大きな決断なのです。

これは経験した人じゃないとわからないかもしれませんが、決断するまでには本当に様々な想いが湧いてきます。

逃げるが近道

「休むなんて甘えでは?」

そんな風に考えてしまうこともあるかもしれません。

でも、心や体が悲鳴を上げているときに無理を続けるほうが、ずっと危険なのです。

たとえば、足を骨折したときに無理をして歩き続ければ、傷が悪化して回復が遅れるのと同じ。

心の不調も、早めの休息が回復への近道なのです。

未来が見えなくても大丈夫

今はまだ辛くて、そんな先のことなんて考えられないという方もいるかもしれません。

私もピークのときはそう思っていました。休職する直前も直後も。

「今が人生のどん底で、あとは這い上がるだけ」と言い聞かせても、「本当に今が底なの? いや、もっと落ちるかもしれないじゃん」と思う日もありました。

でも、その感情も普通のことです。

辛いときは辛いままでいい。
無理に頑張ろうとしなくても大丈夫。

ただ、いつか「あの日があったから今の自分がある」と思える日が来る。

これは、私自身の経験から語れることです。

だから今は焦らなくて大丈夫。

休職を前向きにとらえる

休職は「仕事を辞める」のではなく、「一度立ち止まる」こと。

この時間をどう使うかは人それぞれですが、焦らず、自分のペースで過ごすことが大切です。

ゆっくり休む、自分を見つめ直す、やりたかったことに挑戦するなど少しずつ、自分の気持ちが動く方向へ進んでいけばいいのです。

それではまた、次回のブログでお会いしましょう!


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