今年のおすすめ本
元々本を読むことが好きだったけど、
年々読む量もスピードも遅くなって最近では本の読み方を忘れてしまっていたようです。
それでも今年は心理的に苦しい事が多かったので自分自身を知るために、現実世界から自身を切り離すために2021年は割と多く本を読んだ年でした。
特に多く読んだのはエッセイ。
2021年私のおすすめの本をいくつかここに記しておこうと思います。
※一部エッセイではないものもありますが…
星の王子さま(サン・テクジュペリ)
私は私のままで生きることにした(キム・スヒョン)
あやうく一生懸命生きるところだった(ハ・ワン)
不道徳教育講座(三島由紀夫)
「もう疲れたよ…」にきく8つの習慣(岩井俊憲)
好きに生きても大丈夫(ウン・ジョンウン)
今日も言い訳しながら生きてます(ハ・ワン)
魂の退社(稲垣えみ子)
こうして心に残っている本をまとめてみると比較的韓国の作家さんのエッセイを多く読んでいたようです。
私は普段物語が好きなタイプなので、自己啓発本や経済本の類はほとんど手に取らないしエッセイも物語に比べるとかなり少ない方でした。
しかし今年はメンタル面で癒しを求めたせいなのかエッセイを読む機会に恵まれたと言えるかも知れません。
特に韓国の作家さんを選んだのには最初は「推し」の存在があったからですが(私は韓国アーティストのBTSのファン)一度読んでハマったのには
【日本よりも学歴至上主義で競争社会、外見のみならず出自や家柄も気にするという韓国における著者の生きづらさ】を鮮明に描いているから。
日本でも昔は三高というものがあったし、どれだけ稼いで良い企業に勤めているか?身長は高いか?学歴はどうか?と言うものがあったけど、
韓国は今まさにそれが続いているというのだから私が韓国に生まれていたら早々に精神的ダメージで離脱していたと思う。
と言った人もいますが(多分推し)本当にその通りですよね。
エッセイってその人の生活、人生をのぞき見させて貰っているものだから
「あぁ、こんな生き方があるんだ」
「こういう考え方もできるね」
と新しい発見もあり、自分を見つめ直すきっかけになりました。
できれば来年も最低月1冊は本を読みたいと思っています。
本棚に眠る本たちを掘り起こして、2022年も新しい発見がありますように。