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本当の甘え上手とは
本当の甘え上手とは、
客観的な自己分析が上手い人である。
なお、「主観的な自己理解」と、
「客観的な自己分析」は異なるということは
肝に念じておけ。
他人に甘えたり頼ったりするのは、全然悪いことじゃない。
頼る甘えるができたほうがまあ人生は色々楽。
1人に依存するのではなく、頼れる相手は家族でも友達でも恋人でも犬でもたくさんいたほうがいい。
ただそれは心の拠り所としてや、自分が本当にできないことを助けてもらうため。
甘え下手の人は、単に「甘えられない」パターンだけでなく、この「自分ができないこと」の見極めが下手な人も多い気がする。
できないと思ってることの中には「ちょっと練習すればできること」もあるし、逆にできると思って脳死で続けてることが実は1番向いてないことの場合もある。
「できないことは人に頼めばOK」で実は簡単な事を人に任せ続けてれば相手は離れてくし、向いてないことにハッスルしてれば自分が消耗していく。
誰かを頼るにしても、ずっと自分と向き合うことは必要。
甘え上手って別に隙を見せてゴロニャンするのが上手いわけじゃなくて、「自分が何をどこまでやるべきか」を客観的に判断するのがうまいんだと思う。
これは自分中心で考えた「私にはこれできない!無理!向いてないもん!」ではなく、あくまで客観的な自己分析であることがミソだ。
主観的でなく客観的に捉えると、
「できないと思ってたけど、これは自分でも学んだほうがいいかも」
「調べたら私にもできる簡単なやり方がありそう」
「当たり前にやってたけど、これは他の人に任せたほうがいいのかもなー…」
「自分が上手いと思ってたけど、案外あの人のが向いてるかも?」
なんてことも見えてくる。
他人の視点を巻き込んで考えていくと、他人のキャパとも乖離しづらい。
結果、お互い消耗せずに持ちつ持たれつの関係を築きやすいから、「甘え上手」ってことになるのかなと。
ま、言うだけは簡単だけどね。
日々実践あるのみです。