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会社の健康診断がきっかけで病気が発覚して入院した話#03
これまでの話はこちら。
会社の健康診断→近所の総合病院→腎臓内科に強い大学病院とステップアップし、ステロイド治療のため入院しました。
⑤入院中のはなし(2022年10月~11月)
■入院前に用意したもの
約一ヶ月の入院に向けて、主に暇つぶし用品を用意しました。図書館で本を借りたり、ナンプレやイラストロジックを購入したりしました。
入院中は気が向いたら取り組む程度でしたが、掃除のおじさんにナンプレキャラとして認知されました(笑)
最後の方では雑談を少し振ってくれるように…!
個人的に気に入ってたのはこちらのアクティビティブック。
30日間毎日さまざまなテーマで塗り絵をするものです。
美術は万年「3」評価で芸術方面に疎い私ですが、下手でも何でも30日続けてみよう!と新たなチャレンジをしてみることに。ちょうど入院期間も1ヶ月と聞いていたので、これを終える頃には退院できると自分を奮い立たせました。
せっかくなので形から入りました。
36色色鉛筆もあわせて購入!!
子どもたちに羨ましがられましたし、看護師さんにもたくさんあるね〜と驚かれました(笑)
あとは、子どもたちへ出すためのお手紙を買ったり。
入院生活に必要な延長コードや柵に引っ掛けられる収納かごを用意したり。
長期でお休みをいただくので、職場に渡す菓子折りを用意したり。
バタバタと用意している間に、入院当日になりました。
■入院中の習慣
入院中はやることが全然ありません。朝に「体温計って〜」と夜勤の看護師さんがやってきて、8時、12時、18時にごはんがサーブされて、朝食後に回診があって、週3回シャワーの日があるだけ。検査とかがなければ、服薬チェック以外に本当にすることがありません。
だらだらしてたら1日2000歩とかで終わってしまいそう。
コロナだったので面会もできないし、暇で死にそう!!
なので、入院中に合わせた自分なりの習慣づくりをしました。
毎朝TULLY'Sでコーヒーをテイクアウトする(糖分✕なのでブラック。日曜だけは甘くないカフェオレも飲んでました)
TULLY'Sへは階段を使用(部屋は7階、TULLY'Sは1階なので結構な運動)
昼食後は20分程度フロアをウォーキングする(1日8000歩を目標にしてました)
シャワーの日はウォーキング後の時間帯に予約しさっぱりできるようにする。シャワーがない日は清拭用のおしぼりを使用。
夕食後、父や子どもたちと電話する
毎週火曜日は家族あてに手紙を出す(大体金曜に届いて週末お返事を書いてくれました。本の差し入れ時に返事を受け取り)
寝る前に塗り絵、その日の食事や体重、血糖値等の記録、3 good thingsの実践
体調が悪い日は無理しないようにしながら、自分なりの生活スタイルを確立しました。
自分でスケジュールをコントロールできている自覚があると、生活のハリも出てくる気がしました。
一番心の安定につながったのは、Tully'sのコーヒーかもしれません。
入院前と同じように、コーヒーを飲む習慣、自分で選び取る自由、外と同じメニューであることが、自分の中では大きかったです。
あとは、別の病院に入院していた、末期がんの父と毎日電話する時間がとれたのも大きかったです。
入院中ならではの過ごし方だったと思います。
■入院中に感じたステロイドの副作用
○血糖上昇
→朝+毎食後に指に針を指して計測するのが辛かったです。自分で食事や生活面の努力しても、薬のせいなので昼と夜は150くらいになってしまいました。
△不眠
→消灯時間になっても寝られなかったですが、元から5時間くらい寝られれば平気なのであまり苦ではなかったです。
△精神症状
→1週間は苛々や涙脆くて情緒不安定でしたが、だんだん落ち着いてきました。
✕高血圧、浮腫、潰瘍、緑内障、易感染性、骨壊死、無月経、食欲亢進、中心性肥満
→病院という籠の中にいたので感染症とは無縁でした。ただ、このころに街なかにいたら即コロナとかに感染してたはず。仕事もあるし、子どももいるし、自宅での投薬治療は難しかったでしょう。
幸いにも経過は順調で、入院時3.0g近くまで上がっていた尿蛋白は0.3g程度まで減少。寛解状態になったので、予定より少し早い11月8日に退院することになりました!
長くなってしまったので、今日はここまで。
退院後の生活はまた別に書きたいと思います。