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フルマラソン【Beyond2021】レース結果とレポ
今更ですが明けましておめでとうございます。
今年の年末は特に忙しなく、気付いたら年が明けてしまいました。今年もゆるーく、たまにガチで頑張るのでよろしくお願いします。
Beyond2021
昨年末の12月29日に開催された、2021年最後のレースだったbeyond2021。
まだ2回目の開催で非公認レースにもかかわらず、人気ランチューバーさんたちや有名どころのランニングチーム、大所帯のトライアスロンチームなどもこぞって参加。めっちゃ盛り上がっていて、まさにお祭りのようなレースでした!知り合いもたくさんでリラックス。
自動車のテストコース、5kmちょいの周回レースなので飽きるかな??と思いきや、途切れずずっと流れている爆音の音楽が本当にナイスな選曲で、個人的にとっても良かった!
私はフルマラソン3時間切りのサブスリーをターゲットに走ってきました!お正月のバタバタも落ち着いたので、改めてレースレポ。
レース前日の食事
前日の晩ご飯は、脂質少なめで胃腸にも優しそうなシンプルな野菜中心のお鍋、シメのうどんもしっかり。ビールは我慢して一本だけに。飲むんかい。って感じですが汗。。酒婦だから!
カフェインも前日はやめておきました。←これはレース中のトイレ対策。一応、前々日くらいから乳製品や生物、刺激物や不溶性食物繊維は控えめに。けど炭水化物はしっかり。アミノ酸も意識してとります。
レース当日の食事
当日は5時起き。胃腸を動かすために寝起きから~朝ごはんまでにお水500ml飲んで、朝ごはんはレーススタートの4時間前くらいを目安に。beyondは10:50スタートだったので、7時前に松屋で鮭定食。お米、味噌汁、焼き鮭、は4年前から私のフルマラソン当日の定番朝ごはん。
会場に着くまでの間にどら焼き1つ、レーススタート30分前にアミノバイタルゼリーと、bcaa。
お水もこまめに摂取。トイレは行きたくなくてもとにかくマメに寄る。おかげでスタート前までにしっかり出すものは出しきれた気がします。笑
スタート20分前くらいに、正露丸摂取。←これはトイレが数時間ないとわかってるロングのトレイルの時にもよくやる。お守りみたいなもの。
いざスタート!ペーサーは総勢100名超。
エントリー時に申請した目標タイムの、速いパックから順に1分おきのウェーブで出走。私が申請したサブスリーは一番人数が多かったようで、4パックに分かれていました。サブスリーのペーサーには、人気ランチューバーのたむじょーさんや、神野大地さんが参加されるなど華やか。
前後に二人ずつの計4名のペーサーがつき、私のパックは4分11秒~4分15秒くらいのペース。
集団の中にいると本当に楽で、特に私のパックは女性が私一人だけ。小柄で一番背も低かったので集団の風除け効果は抜群。ありがたかったです。
そんな感じで、絶対イケるぜ!というイケイケメンタルで進んでいたら、25km手前くらいからなんだか嫌な感覚が。。
嘘でしょ?まだ25kmだよ!?
ハム、ふくらはぎ、臀部に張り感発生。
ジェルはマグネシウム入りのものを9kmごとにとっているし、エネルギー不足になるには早すぎるし、今までのフルではこんな感覚になったことがないので対策がわからない。とりあえずまだ早いけどコムレケア投入。頼む、効いてくれ…!!!
25kmすぎるあたりで、サブ3時間45分のパックのペーサーをしている友達を追い越す。「30kmまでは脚使わないでね!」って声かけられ、「はーい☆」って元気に返すも、(はいもう使ってまーーーーす!!!どうしよう。。。)って内心だいぶ焦ってました。
気のせい気のせい、と自分に暗示をかけペース変えずに30km。
ついに攣り始める。
30kmを過ぎてついに気のせいじゃなくなる。始めは左のハム、そしてふくらはぎ。
やばいやばいやばい!痛い。。。完全に攣ってる。大漁。
あと12kmもある…35kmの壁って言われてるのに、こんなに練習してきたのに、30kmで攣ってDNFなんて恥ずかしすぎて無理。死ぬ!
っていう謎のプレッシャーで、攣りを無視して走り続ける。30kmあたりの周回スタート地点で応援してくれてる友達に、次の周回でコムレケアもう一個クレ!とヘルプ。
集団も気づいたら人数が減り始め。集団真ん中あたりを走ってるつもりだったけど、ふと横を見たら、パックの一番後ろについてるはずのペーサーさんが真横にいて、自分が集団の最後尾にいることに初めて気づく。攣ってる今、集団から千切れたら絶対に追いつけない!と思って必死でついていく。とにかく、脚を動かす、それだけ。痛いのは我慢、耐える修行。ここでロキソニンをキメる。
持ってくれよな…!俺の体…!!
初めてのホワイトアウト
35kmまで何とかペースを変えずについていくも、更にバッキバキに両脚が攣る。痛すぎて半泣き。コムレケア2本目投入するも、何の効果もなし。足底や足の指まで攣り始めて、脚が地面についてもつかなくても激痛、地面が蹴れない。頑張って腕を振っても、息だけがどんどん上がり、4分25−30秒まで落ちる。
頭もクラクラしてきて、視界がが霞み、耳も一枚膜が張ったみたいになって、音楽や人の声は聞こえるんだけど遠くで響いてる感覚に。
普通ならここで止まるのが正解なんだろうな、このまま走ったら肉離れするんじゃ?と迷ったけど、一歩でも止まったら絶対にもう走り出せないとわかっていたし、回らない頭でザクっと計算すると3時間ぴったりくらいか?!どうなの?!いける!?というギリギリラップだったので、もし間に合わないとしても最後まで走ると決めました。
最後の2kmは、多分脚がもう限界超えてたっぽくてどんなに頑張っても脚が出なくなって、ガクンと4分50秒まで落ち、もう間に合わないんだってわかりました。
けど、志賀高原エクストリームの時みたいに歩いてふてくされゴール、みたいなのは絶対したくなくて、頭朦朧としながら最後まで力を振り絞ってゴール。初めて視界がホワイトアウトしてしまって、ゴール直後に目の前で声かけてくれてるレース仲間が誰なのかもしばらく判別できませんでした。
タイムは3時間00分18秒。誤差やん。
最後がこんなに長く感じた2kmは初めてでした。ていうか本当よく走れたな〜と。我ながら、自分のアドレナリンとメンタルの強さを感じたレースでした。
ゴール後は、少しでも動こうとすると両脚~脇腹まで千切れるほど攣り、悔しがっている余裕ゼロ。吐き気もあり。
いろんな人に脚を摩ってもらったり伸ばしてもらったり、水や塩分持ってきてもらったり。あまりにもぐったりしてるから搬送されそうになったけど、搬送されたら打ち上げ行けないじゃん。お酒飲めないじゃん。という頭だけは働き、なんとかみんなの力を借りて回復。
サブスリーできていないくせに、追い込みだけは一丁前っていう、、情けない…
何はともあれ、胃薬と痛み止めと漢方を飲んで無事(?)無理やり??打ち上げは参加できてよかったです。ちなみに帰りに乗せてもらった車の中レモンサワー飲めるくらいまでに胃腸は元気でした。笑
脚攣りの原因は。
今考えると、攣ったり視界がぼやけたり耳がうまく聴こえなくなった原因は、脱水だったのかもしれません。(フォロワーさんが教えてくれた!)
今までのマラソンでは、あまり目標タイムをきっちり決めてなくて。気持ちに余裕があったので、給水は結構止まったり減速してしっかり飲んでいたんですが、今回はペーサーから絶対遅れちゃいけない!っていう気持ちが無意識のうちにありました。なので、給水まめに摂ってたつもりでも、口の中を潤す程度でちゃんと摂れていなかったのかも…焦って2回ほど取りこぼしてたし、、
周回ごとに、応援の友達にボトル渡して貰えば良かったなーあ。
ギリギリな目標を立てると気持ちに余裕がなくなるって点でここは反省。
目標は未達だけど
私がサブスリー目標を宣言してしまったがゆえに、周りには、「惜しかったね」「残念だったね」「次は来年だね」「その18秒を縮めましょう」ってもちろん言われまくり、自己ベスト更新したのにちーん。って感じの微妙な雰囲気を味わっています。。笑
けど2年前の3時間13分台から13分以上も更新してるんですよ。
一般市民ランナー、いやそもそも私は純粋なランナーでもないし、食生活とかお酒とかの生活スタイル加味したら、十分なタイムじゃなかろーか。と、レースが終わって時間が経つにつれ、謎にポジティブ。笑
なにはともあれ、半年前までは夢のまた夢、自分には一生縁のないと思っていたタイム。それを目指してみんなと練習して、ほぼスリーまで来れたことはすっごく楽しかったし、2年間コロナ禍でだらけていたところへ真剣にピリッとしたレースができて良い経験になりました!
一緒に練習してくれたラン仲間には本当に感謝です。来年の今の時期になったらまた頑張る気になるのかな〜!
ひとまずマラソンはひと段落したので、次のレースは4月の石垣島トライアスロン!今年も無事開催されますように。
まずは埃かぶったチャリの掃除から始めようと思います←