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ぶどうと紅葉狩りついでに【甲州アルプスオートルートチャレンジ】レース出てきた
2022年11月6日(日)
甲州アルプスオートルートチャレンジ/リリールートを走ってきました。
10月の志賀高原エクストリームロングの部から、2週間後のレース。(志賀高原では運よく準優勝。ラッキーだったけど運も実力のうちってことで!wレポは去年に書いてるから割愛)
甲州アルプスのレースは4種類のコース設定
・クレーシャ(約105km累積6400)
・オートルート(約67km累積4600)
・リリールート(約52km累積3500)
・マロニエルート(約30km累積1800m)
私は二番目に距離の短いリリールート
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このレースはエイドでシャインマスカット食べ放題!と聞いていたので、完全にぶどう狩り&季節的に紅葉綺麗でしょ!くらいのノリでエントリー。
しかし、前日になって累積が何気に3500mくらいあることを知る。。(ブリーフィング動画見るの遅い)
累積3000m以上のトレイルなんて5月の奥久慈以来。ちょっと不安だけど、2週間前に志賀高原もやってるしまぁなんとかなるでしょう。
<前日受付&テーピングの話>
前日受付のため前乗りで甲府へ。
遅めのお昼は甲州名物の?とりもつとビールで。思い切った甘さが逆に完全に酒の当てって感じでうまーい
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受付会場で、レンタル申し込んであったココヘリを受け取ってゼッケンもらって受付完了。(このレースではココヘリは必須携行品)
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奥久慈や志賀高原の時にもお世話になった、ニューハレのブースでテーピング。ニューハレスタッフの近江さんが貼ってくれるのだけど、本当に安心感半端ない。レース中、あっヤバっ。みたいな瞬間あっても、毎回結局グネらずに済む。
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レース会場でブース見かけたら、貼ってもらうこと超絶おすすめします(しかも近江さんめっちゃいい子…)↑できれば、お風呂とかシャワーを済ませてから。クリームなど保湿剤は塗らずに貼ってもらうのが良き◎
<前日の準備〜装備>
今回の装備や持ち物はこんな感じで。志賀高原とほぼ変わらず、初冬のトレラン装備
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ウエアは、ベースレイヤーに半袖ランシャツ、メリノウールのアームウォーマー、ショートタイツにランパン重ね。基本生脚派。グローブはメリノウールと迷ったけど稜線の寒さが未知だったので、テムレス風の防水裏起毛グローブで。
あとは、ヘッドバンドとサングラス、ポール。トレランの時は視界狭くなるのが嫌でヘッドバンド派。
シューズは、まだおろしたばかりのスポルティバヘリオス3!飯能で試し履きしたけどかなり良き感覚だったので期待大。
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ちなみに私はどのシューズ履いても必ずどこかの爪が当たってご臨終することが多かったので、事前にやすりで薄めに削るのがルーティン。多少当たっても、爪が痛くなるとか剥がれて死ぬってことはほぼ無くなりました。
ザックの中の携行品は
ヘッドライト、ミドルレイヤー、レイン上下、簡易救急キット、ココヘリ、補給食や水分、予備のコンタクトレンズやお守りのロキソニンなど。
水分は普段は500mlのペットボトルをザックにブッ刺してるけど、長時間のレースだと貧乳ゆえ肋骨に当たって痛くなるので、レースの時だけはフラスク使用。一本は水のみ、もう一本にはパラチノースとアミノバイタルクエン酸チャージを溶かして。
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補給食は、1時間に1つ計算、落とした時のことも考えて多めに。
おにぎり3、ジェル6、山よりだんご、安納芋羊羹、プロバー。
その他疲れや足攣り防止アイテムで、アミノサウルス、芍薬甘草湯、ロキソニン、塩タブ
ざっくり準備を済ませたら、あとは飲むだけ!結局この日も夜の12時くらいまで…ワインも一人で一本開けて絶好調。前日アルコール摂取部門での総合入賞は間違いなしww
<当日〜スタートまで>
午前3時半に起床
まだお酒残ってる状態だけどとりあえず前日に買っておいたお弁当とお味噌汁で朝ごはん。
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お水はなるべくマメに飲み、いつものお守りの正露丸をキメて着替えたりメイクしたり。必携品のチェックがあるため、少し早めの5時20分ごろに会場へ。風がないので気温は低いけどそんなに寒くない!
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ヘッドライト2個、レイン上下、ココヘリの3点がチェックされ、確認済みのマークのリストバンドを巻いてもらって準備完了。
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明るくなってきた6時に元気にスタート!
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<とにかく登らされまくる前半>
スタートしてしばらくロードを走り、ちょこっと横道に入り、またロード。トップの選手たちはみんな飛ばす飛ばす〜ガチ速系女子たち4人くらいはこの時点で見えなくなりましたww
ロードが終わると、トレイルに入りいきなり急登に。源次郎岳までひたすら登り続け、前半12kmで1000up!しかも、そのうち6kmはロードだからトレイル部分でめちゃくちゃ登ってることになりますww
源次郎岳についたら、一面霜がかかってて真っ白。気温めちゃくちゃ低いのだろうけど、ずっと登ってきてるから寒さは感じず。
源次郎岳終わった後に登りは落ち着いたかと思いきや、大菩薩?までまだまだ登るww
20km地点で初のエイドがあるのでしっかり給水。
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<ながーーい下りの繰り返しな後半戦>
大菩薩が終わったあとは、アップダウンを繰り返しながらも基本は走れるトレイルが多かった印象。前半はポールも出しっぱなしだったけど、後半はしまう場面多々。ラストにガツンとくる登りがあると聞いていたので、調子乗って飛ばしすぎず、程よく気持ちよく下れるペースで。
紅葉の絶景を楽しむ余裕もあり!
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楽しみにしていたシャインマスカットエイドも〜!!美味しすぎて、何個も食べてしまった…(常識の範囲内で…)高級品なので超太っ腹エイドですね。ありがとうございます!!
気になったのは、後半のルート表示の見つけづらさ。
樹木帯でも、進んでいくうちに不安になるような箇所や、目印の間隔が結構空いてたり、林道からギュンッって曲がってトレイル入るところの表示が見づらかったりで、ロストする人めちゃ多そうだなってところが複数ありました。
後半は長ーーーーい激下りが何箇所か登場。とにかく長いので、下りが苦手な人は結構手こずるだろうな〜という印象。あと雨降ったりしてたら滑りまくって全く違う展開になりそうな。。。。
そして、前半の登りでかいた汗が地味に冷えて40km地点くらいから鳥肌が。。。走っているのに、下りが長すぎて心拍数が上がらず寒い…トイレが近くなるも、こういう時に限って隠れてお花を摘める(小をするときの山隠語ww)ところが一切見つからず。4種類のルートが被っているコースのせいで絶えず人通りもあり、しばらく我慢。生理痛みたいな痛みもあり。
やっと最後から二番目のエイドにたどり着いてトイレにピットイン!トレイルはこれが怖い〜〜〜!男子羨ましいーーーー!
<後一踏ん張りの終盤〜フィニッシュ>
そのあとは噂のガッツリ登り。攣る気配はなかったものの、前半で使ったハムとふくらはぎがダル重かったので、芍薬甘草湯とアミノサウルスをキメてポールもガッツリ使ってひたすら登る。
もう最後だから腕も使いまくり。なんか絶妙に登りづらい箇所は。ポールはしまいました
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それが終わったあとは軽めの登り返しなどはあるものの、ハイライトは終わった感。最後はトレイルを2km気持ちよく下ってロードに出て、残りは4km。
もう順位は変わらないので、ダウンジョグくらいののんびりペースで走ったり歩いたりして、無事フィニッシュ!
毎回のことながら、後少しだ!ってなる終盤の方が元気なタイプ。
今回も、最後のロードは信号間に合いそうなとこはキロ4でダッシュできるくらいには元気でしたww
<まさかの今年3回目の表彰台>
結果は
51.88km D +3324m 8時間47分57秒
女子総合5位
今回しっかり強豪女子たちがエントリーしていた中、総合入賞できたのは嬉しい〜!9月の佐渡B、10月の志賀高原に引き続き、今年3回目の表彰台。
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去年まではどのレースもエイジ入賞しか経験なかったし、今年のレースはどれもゆるっと?いや、頑張ってるけど!出し切りすぎない&基本楽しく余裕を持つ、というスタンスで走っていたので、自分でもびっくりです。
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賞品はレッドレンザーのヘッドライトでした!ありがとうございます〜〜〜!
ちなみにクレーシャルートの上位入賞者は賞金が出るらしい!すごーー!
<補給について>
今回摂った補給は
アミノサウルスジェル2、おにぎり2、安納芋羊羹1、山より団子半袋、エイドでクリームパン1、ミニ団子2、シャインマスカット8粒
水分は3ℓ弱
カロリー換算で言うとざっくり1000~1500kcal程度かな?先々週の志賀高原ではもう少し摂ってたしもっとお腹空いてたけど、今回の方が少なく済んだ印象。後半で下り区間が長かったからかも。
足攣り対策にはとにかくまめな水分摂取と、芍薬甘草湯。⇦私的にはコムレケアより効く感覚あり。漢方なので、レース数日前から飲むのもいいかも〜!
<美味しい、綺麗、走れるレース>
甲州アルプスは今回初めてでたレースでしたが、終始綺麗な富士山を見たり紅葉を楽しみながら走れるし(お天気が良ければ)、エイドのシャインマスカットは最高だし、めちゃくちゃテクニカルなところも少なく下りが得意な人は後半ガッツリ走れる、楽しいレースでした!
今年は「出し切らない」をテーマにしているので、レース翌日も筋肉痛はなし。(去年のビヨンドで出し切りすぎてその直後から半年走れなかったのがトラウマ。。)とはいえ、疲労感はありありで、レースから4日後の今も足の疲れは抜けきらず!
次のレースは来週末の上尾シティマラソン。ハーフマラソンだから時間は短いけど内臓のコンディションが大事なので、前日にお酒飲みすぎないように気をつけて臨みたいと思います…(多分無理だけど)
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