わくわく琥珀糖
琥珀糖。
寒天と砂糖を煮詰め、乾燥させた伝統的なお菓子。
表面は結晶化した砂糖でしゃりっとしていて、中は寒天のぷるんとした食感が残っている不思議な食べ心地だ。
鉱物のような見た目も可愛く、食べていて楽しい。
以前も何度か作ったことがあるのだが、いずれも乾燥には1週間から10日ほどかかった。
それなのに食べるのは一瞬なのだから儚い。
昨夜ふと琥珀糖が作りたくなり、夜中に鍋とバッターを引っ張り出した。
寒天と砂糖を計量して煮詰めるのに15から30分、冷やし固めるのに1時間。
今回は原石っぽく仕上げたかったので型抜きはせず手でちぎった。
片面が乾いたらひっくり返して、クッキングシートに接している面も乾燥させる。
待ち時間は長いが、手間自体はさほどかからないお菓子だ。
買うと結構な値段がするのだが、自作すれば寒天と砂糖と水(必要であれば食紅)があれば出来てしまう。
食べ頃まで待ち遠しい。
前に作った時は祖母にお裾分けしたのだが、今回はどうしようか。
ひとまず完成を待ちたい。
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