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16/1095 自分で自分を見くびってはいけないよね

仕事はなかなかに多忙ですが、かれこれ入社して4ヶ月も過ぎると、このスピード感だったり仕事量だったりにも慣れてきて、気が付くと私史上最大量の仕事を時間あたりにこなしているように感じている。

同僚たちは皆、意識が高くて、いやこれまじで嫌味でもなんでもなく、意識が高いのだけれど、それでいて人間的にも成熟しているから、本当に心地の良い職場である。

そんな彼彼女たちは圧倒的な仕事量を笑顔で取り組んでいるので、いくら私自身が仕事量が多いなと思ったり、それに圧倒されて泣きたくなっても、こんな程度はきっと私にもできるんだろうと思わざるを得ない。

そしてやっぱりできるもんだ。

多忙になると私の中のもう一人の私がテンパり始める。やばいやばい、こんな状況ヤバいからどうにかしなきゃ、キャー!みたいに暴走し始める。暴走して「私大変なんです!」というオーラを醸し出して、時には涙目になってみたりして周囲にアピールを始める。こんなに頑張っているのよ私、大変なんだから、もう全然終わんないんだから、なんで私一人だけこんなに大変なのよ、もう!という感じの、アピールである。

つい2週間前も同じような茶番劇を繰り広げたばかりだが、私はその暴走にいつも巻き込まれて、一緒になってキャー!と言っていたしやっていた。

それが何か、アピールしたいことがあるんだなと気付き始めたのはつい砂金のことである。私はここにいる、私はここで頑張っている、もっと評価してほしい、もっと構ってほしい。そんな、幼い心が見え隠れする。

そんなもう一人の自分の声をあまり聴かずにここまで来てしまったようだ。だから今でも暴走することがある。

PTAも一番忙しい時期なのだが、ついさっきも、もう無理、なんで私一人でこんなにたくさんやらないといけないの?といじけモードが出てきた。もう無理って、言いたくなった。

でもその時にふと気づいてあげたんだよね、すねてる自分に。あ、またやってるね?本当にそう思ってる?って、声かけてあげられたんだよね。

そうしたら不思議と、そんなに大変じゃないしできるよね。こんなくらいのことは私出来ちゃうよね、うん知ってるよ!くらいの余裕がある感じがした。すげぇな、と思ったよね。

茶番劇を繰り広げてまで、見てもらいたい何かがあるのだろう。気付いてほしい何かがあるのだろう。寂しさや切なさも、一緒にあるのだろう。不安や焦りも同様だ。

それが自分の中にある、いつでも一緒にいる。それに気づいてあげられるだけで、いいのだと頭では知っていたけれど、実際にこうやってオンタイムで気付いてあげられると、落ち着いて物事を進めることができる。

PTAの雑務だって、あっという間にあらかたのことを終えることができた。万々歳だ!

自分で自分を見くびってはいけない。できるとかできないとかは決まって入りうものじゃないんだから。必要ならば、必要なところまで行けるようになっていると私は信じているから、内側にいるスネ気味な私とも共に行ってみたいと思うよ。そして秘められているパワーが存分に生かせる領域で、より楽しみながら生きていきたいと思っているよ!

あどまーに!

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