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4_片側顔面痙攣の手術_入院の説明

2020年7月29日に片側顔面痙攣(へんそくがんめんけいれん)の手術をしました。その経緯を綴っています。

前回の記事では、実際に入院する病院で受けてきた手術の詳しい説明について書いた。会計後に、費用も含めた入院に関するガイダンスがあった。別室に通されて、諸々の説明を受ける。今日はそこで聞いてきたことや、入院前の準備もろもろについて書こうと思う。

費用に関することは前回の記事でも書いたのでここでは割愛しますが、入院が決まったら限度額適用認定証の申請をすることで、高額療養費分の医療費を控除してもらえる。必ず入院前に、加入している健康保険組合か、国民健康保険であればお住いの市町村に問い合わせを。私の場合、開頭手術なので大きな出費になることは覚悟していたが、この限度額適用認定証を申請したことで思っていたよりもだいぶ少額で済んだ。

それから、手術日から数日はカテーテルをつけるとの説明も。カテーテルは尿道に刺して尿を自動的に排出させる医療器具。手術から数日は起き上がれず、トイレも自力で行けないのでカテーテルをつけるらしい。人生初のカテーテルだ。尿道に管を通すので、痛みが心配だったが、麻酔をかけた後に施すのでつけるときは無意識だし、はずす時の痛みも女性はそれほどでもないらしい。

テレビ・冷蔵庫の利用料は1日330円。私はテレビを見ないし、冷蔵庫も使わないだろうということで申し込まず。

そして衣類・日用品セットはこんな感じ。最初、強制的にAセットに丸をつけるように言われたのだけれど…、

…手術前日はおむつをしないし、カテーテルが取れて自分でトイレに行けるようになったらおむつは要らなくなるのにずっとAセット?と確認したら、日ごとにAとBで分けて申し込みさせてもらえることに(事務手続きが面倒なので一律Aセットで申し込ませるのだろうけど、金額がだいぶ変わってくるので思ったことは言ったほうがいい)。結局、手術前日はBセット、手術日からおむつが取れるまではAセット、おむつが取れたらまたBセットで申し込みしてもらった。こんな面倒な人あまりいないだろうけど…。

さらに、「パジャマなんか家にあるけどな…」と思っていたのだが、病院で用意されるパジャマは浴衣のように前が開くタイプのパジャマになっており、入院中はたくさんの管を身体に通したりするし、頭の手術の場合に前開きのタイプでないと脱ぐ時に頭から脱げなかったりするので、病院が用意する浴衣タイプが正解なのであった。

さて、7月29日の入院まで3週間。一番最初に取りかかったのは限度額適用認定証の入手。私は4月に退職してからは国民健康保険なので、住んでいる市の保険課に電話で問い合わせをすると、ちょうど7月が年度の切り替えとかで、私の入院が7月と8月にまたがっているので、認定証が7月末まで分と、8月以降分の2枚必要になるとのこと…。めんど…。7月末までの分は郵送で手続き可能、ただし8月以降の分の手続きは7月27日以降でないと手続きできないとかで、7月27日(入院前日だ)に直接市役所に来て手続きするように言われた。めんどい…。

7月27日に市役所に行ったついでに、入院グッズの買い出しに。ウェットティッシュ、身体を拭く汗拭き、シャンプー、リンス、ボディソープ。

病院での室内履きは「かかとのあるもの」という指定があったので、たたき売りセールで1000円くらいだったスリッポン。病院で使ったものは縁起が悪いとかで、退院したら捨てます。

片側顔面痙攣の手術をされた人のブログで紹介されていた便利グッズ。手術から数日は頭を起こせないため、ペットボトルの飲み物が飲みやすいように。ペットボトルキャップは100均で。ストロー200本もいらん(笑)
ちなみになぜか差し口の穴がストローより小さく、ストローが刺せなかった…。

次回は入院当日の様子から書いていきます。

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