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『タラレバ』について。

思いもよらないロッチャンの突然の旅立ち。
私は、突然の出来事に未だ心がざわざわしている。

なんで少しも予想しなかったんだろう、、、

ロッチャンが辛かったことに、少しも気がつけなかったんだろうか…
いや、むしろ大袈裟に気がついて、できる限りのこと事をやったよ。
(この後悔や罪悪感の波がすごく押し寄せる時がある…)

しかも、突然じゃない。
ちゃんと症状があって、気になっていた点が悪化していた。そしてそれに対して病院に行ってみたり鍼灸ケアもして、ロッチャンが心地良さそうな効果も出ていた。家でも日常を快適に過ごせるように気をつけていた。

でも、あの時もっとこうしておけば。
こうしていれば、が止まらない。

こんな風に後悔が押し寄せる体験は、した事がなかったな。
取り返しがつかないからかな。
最期の瞬間、きっと大丈夫だと思って目を離した。
きっとロッチャンの呼吸も整って、夫や息子が帰ってきたら介助ハーネスを使いながら楽に庭でオシッコをさせてあげられるって思った。

あの時こうしていれば
あの時ああしなければ
あの時ああしていたら
あの時あれをしなかったら

タラレバの終わりって、あるのかな。
どんな形であれきっと後悔はあって、それは本当は幸せだったことの何100分の1くらいなのに、ものすごい真っ黒いパワーがある。

タラレバ、をも身をもって知った。

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