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静岡県立美術館「生誕140年記念 石崎光瑤」展の楽しみ方!

こんにちは!
【静岡県公式】しずおか楽しみ大使の天玲美音です☺︎

第9回は、静岡県立美術館で現在開催中の「生誕140年記念 石崎光瑤」展をナビゲート🦚


「生誕140年記念 石崎光瑤」展の魅力


~絢爛の花鳥画~
この企画展は生誕140周年記念として、行われていて、光瑤の画業を全国規模で紹介する"初"の展覧会なんですって!

ここ静岡県立美術館では今の期間(〜3/23(日))だけご覧になることができます!


企画展の1番はじめは、幼少期


絵とは思えない程の仕上がりで、驚愕でした



故郷にある南砺市立福光美術館(富山県)のコレクションを中心に、初期から晩年までの代表作が一挙公開されています




遠くから見ると気づきませんが、近くで見ると、一つ一つの作品それぞれに、タッチなど様々な技法が駆使されています

『白孔雀』大正11年(1922)大阪中之島美術館蔵

絢爛の花鳥画の数々は、光瑤の持ち味であり、チケットにもプリントされているこの絵は、特に光瑤らしい作品ではないでしょうか
私もお気に入り♡


こちらの作品の雪の表現の仕方に魅了されて、数分絵に張り付いて見てしまいました



『雪』大正9年(1920)南砺市立福光美術館蔵

お写真でみるよりも、本物は更に圧倒されます
ぷっくりといいますか、立体感もあって、



何枚もの絵を見ているうちに主軸になるものが、ボーンとあることに気づき 学芸員の石上さんに尋ねてみると、この絵はここに、この絵はここ...と教えていただけて、枝を主軸に川が描かれていたり



そして、遠くから見ると大元の絵だけがクローズされて見えますが、近づくと、隠れミッキーのように、隠れ鳥や隠れ蝶々、隠れ動物が!!!!!

ここにもいた!あっここにも!と

みなさんも見つけてみてくださいね💡


小さい頃のルーツが、その後も絵に生かされているのです!(蝶々など、本物のように描かれていましたので)


一枚の絵から、いくつものストーリーさえも感じさせてくれる世界観にとても惹かれました


時代とともに、作風にも変化が現れているのを感じ、その時の心情であったり、時代背景にも影響されているのか石上さんにお話しを伺ったところ、まさにそうとのこと!


歳を重ねていくにつれて、余分なものが省かれているといいますか、一見シンプルになったなぁと見える中にも繊細で、今までの歳月の貫禄までも感じさせ、感服でした



展示のラストは.....


まさに、この企画展をまわると
光瑤の生涯も同時にたどることができるのです


石崎光瑤 プロフィール


1884〜1947(3/25)
鮮やかな色彩で華麗な花鳥画を数多く残した近代京都の日本画家
富山県生まれ
金沢に滞在していた江戸琳派の山本光一に学んだのち、19歳で京都に出て竹内栖鳳に入門。

1916年〜インドを旅して、帰国後
『熱国妍ねつこくけん春しゅん』、『燦さん雨う』を発表
この二作品で賞を獲ったことから注目を浴びる

伊藤若冲に憧れを抱き、若冲の作品から制作にも活かされていると伺い、この絵のルーツはそこにあったか!と思いました

静岡県立美術館で
今回の企画展の出口を出たところには
なんと!

光瑤が憧れた若冲の展示があります!


こちらもぜひ、お楽しみください✨


その目で実際に、石崎氏の作品の世界を味わいに行ってみるのがオススメ✨
お写真と実物では、迫力や、感じるものが全く違うので👀

★ただいま開催中のこちらの企画展も
3/23(日)までとなっております


静岡県立美術館は、「風景画」を中心としたコレクションで有名な美術館なんですよ



この企画展、今しかやっておりませんので、ぜひお時間を見つけて出かけてみてはいかがでしょうか


出口では、
石崎氏が憧れていた『若沖』の作品も見ることができます!


静岡県立美術館で、3年に一回くらいしか展示されない展示のようですので、この機会をお見逃しなく✨


観覧料

石崎光瑤 展

一般:1,400円
70歳以上:700円
大学生以下:無料

団体券一般:1,200円
70歳以上:600円
大学生以下:無料

記念撮影コーナー

📸 ARで、若冲の動物たちと記念撮影🐘


お土産コーナー

ついつい記念に欲しくなってしまいますよね!

樹花鳥獣図屏風のグッズは沢山の種類がありました!
(マグカップにクリアファイル、ホログラムステッカー、手ぬぐい、じゅかぞう(象のぬいぐるみ)などなど...(じゅかぞうは好評につき現在品切れとのこと。3月中旬に再入荷予定だそうです))

私は...

これらをchoice✨どれも可愛い!

1番右は、チケット🎟️です


刺繍フラッグペンにミニタオル、メモ帳です!


「みなさんも、思い出の一品にいかがですか?」


そして、絵を見た後は...

美術館で優雅にランチ🍽️


今回の展示に合わせた

特別メニュー

が提供されていたした!


早速私も、こちらを注文💁‍♀️



企業秘密の生麺のモチモチ食感がソースとからまって、実にデリシャスでした✨


企画展ごとに、スペシャルメニューの内容も変わるのもいいですよね!



静岡県立美術館前にある噴水も望めて、絵の余韻にもひたりながら、ランチやお茶をしてみてはいかがでしょうか?
(こちらのレストランのみのご利用もOKとのことですので、気になる方はランチしてみてくださいね)

コップが可愛いこちらも注文してみました!


カフェラテ☕️コースターも可愛い♡




今度は、デザートも食べてみたいなと思っています🍰



アクセス

静岡市駿河区谷田53-2



駐車場🅿️駐輪場🚲





『静岡県立美術館』...

ふらっと気分転換にお散歩🚶‍♀️して、ほっと絵🖼️を眺める時間があってもいいかもしれません♡

落ち着いた時間を楽しみたい方にもオススメのスポットです!


最後になりますが、
★クラウドファウンディング★
県立美術館屋外の傷んだ作品を再生し、次の世代にも楽しんでいただける憩いの場として、さらなる魅力向上のためのクラウドファウンディング!で目標を達成したアマリリスの修復を終え、生まれ変わっておりました!

沢山のご協力、ありがとうございました。


企画展は、数ヶ月ごとに代わるので
その企画展ごとに行くのがオススメ🖼️✨


さて、次はどこへ行くのか...👣
お楽しみに✨

Mion♪



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【静岡県公認記事】【静岡県立美術館公認記事】
✍️執筆 : 天玲美音
👩Model : 天玲美音

※本記事、及び画像やテキストなどにつきましては、許可なく 転載、引用することを固く禁じます。


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