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ICOIアンバサダー天玲美音が行く!田方農業高校
こんにちは!
静岡県ICOI(イコイ)プロジェクト
ICOIアンバサダーの天玲美音です!
■ICOIプロジェクトとは...
Izu 伊豆
health Care ヘルスケア
Onsen 温泉
Innoveation Project イノベーションプロジェクト
の略で、【イコイ】と読みます!
『住む人や訪れる人が身も心も元気になる伊豆地域を目指して』
4年目です✨私もICOIアンバサダーとして実際に伊豆地域へ足繁く通って、みなさんとお話ししたり、交流させていただいております!
今回は、田方農業高校へ!
「おんせん野菜」の研究
まちにまった発表会いうことで、みなさん、とても温かく迎えてくださいました。
お話しする団らんのお時間や、質問コーナー、試食、実際に畑を見せていただいたり、温泉水を使った「おんせん野菜」水耕栽培の実験をしてくださった高校生のみなさんと充実した時間を過ごさせていただきました。
温泉水を使った水耕栽培
今回、生産科学科 おんせんやさい研究班 3年生のみなさんが
『伊豆地域の温泉を水耕栽培の養液に加えることで、付加価値の高い野菜生産を目指し、研究と実証実験を行い、地域の観光資源を創出する』を目標に取り組んでくださいました。
※実は、昨年度(令和5年度)のICOIプロジェクト活動報告会に、当時2年生だったおふたりが、いらしてくださっていたのです!
その時に私から色々とお話しさせていただき、おんせん野菜はとても興味深く、若い力を応援したいと思っているので、エールを送っていたのです!そんな経緯もあり、今回、ついに実験により新たな結果が出たということで、楽しみに伺わせていただきました。
《令和5年度》には、
熱海市の熱海温泉を用いて予備実験を実施
・コマツナの生育試験
・レタスのアントシアニン発現試験
・コマツナのカルシウム吸収試験
《令和6年度》
・熱海市の熱海温泉、沼津市の戸田温泉、函南町の柏谷温泉を使った高カルシウム野菜の栽培実験
・水稲育苗箱を用いた簡易水耕栽培の実証
・温泉水を用いた高付加価値なトマトの栽培
例) コマツナ
[熱海温泉の場合]
▶︎ミネラルが多い
地上部のカルシウム含有量が上昇
長時間浸すことにより品質を損なうため、1.2日浸すことが望ましい
[戸田温泉・柏谷温泉の場合]
▶︎ミネラルが少ない
温泉水の吸収量は多い
地上部のカルシウム含有量はあまり上昇しない
失敗を次に生かして
私が質問させていただいた中から、苦労もあったことがわかりましたのでここに記しておきます。
浸す時間を長くすればいいというものではなく、長時間の温泉処理に耐えられなくて、温泉水の種類によっては餓死してしまうことも
その度に、どうすればいいか生徒同士で話し合って解決させ、これがダメなら次はこうしよう!
と励まし合ってはくじけずに実験を続けてくれたんだそう
温泉水に着目したからこその失敗も、これからの未来への一歩!
普通の水ではなく温泉水で育てると、高カルシウムという結果を出してくださった3年生のみなさんは卒業されてしまいすが
「おんせん野菜」で地域を盛り上げたい!
という気持ちは、後世まで受け継がれていくことでしょう
この伊豆地域の資源である温泉を活用した高校生の取り組み、いかがでしたでしょうか
さらに、DaiichiTVさんのインタビューにも
後輩にも受け継いでいく!
と力強く答えてくれていました
来年も再来年も、この先も、受け継がれていくことでしょう。
伊豆地域の至るところで「おんせん野菜」の文字を目にする日も遠くない?!とワクワクしてきました。
私も、これからも応援していきます📣
コマツナ試食
今回、温泉水で水耕栽培をしたコマツナを調理したものを実際に試食させていただきました!
みずみずしくて、とても美味しかったです!ごま油がアクセントになっていました。
発表の時には、緊張していた様子でしたが、この日全ての工程を一緒にやらせていただいているうちに、どんどん表情も柔らかくなり、伺わせていただいた意味があるなぁと、こちらまで嬉しい気持ちになりました!帰る時にはとても清々しい表情で見送ってくださいましたよ!
【田方農業高校】 大地に学ぶ。
▪︎生命を育て食に向き合うことで、自分に向き合う
→自信を持ち、未来に向かって成長
▪︎農業を学ぶ
→Well-beingについて考え行動
▪︎生き方、暮らし方、働き方を考える
→社会人として地域や社会に貢献
校長先生にお話しを伺いました。
令和3年度に創立120周年を迎えた田方農業高校。
なんと、60強の中学校から田方農業高校に入学してくるとのこと。伊豆仁田駅下車 徒歩2分の場所にあって、交通の便も非常にいいのです!
大きく5つの科、10コースに分かれていて、1年生の時に、その4つ全てを体験し、どこにすすむかを決めるんですって。
イノベーションはチャレンジから!と校長先生。
やり甲斐があるからこそ、楽しいですものね。
一年生の時の課題として、スイカ作りがあるんですって🍉
大きさはどうであれ、なんとか一玉のスイカができた!という時の喜びは、それはそれは感動ものですよね。
糖度が甘めで大きくて赤かったら、それは美味しくて当たり前ですが、自分が育てたスイカを食べる時のことを想像したら、本当に青春だなぁ!と思いました!
そんなことから、学校案内のパンフレットは、スイカを持った生徒さんのお写真ですよ!
これから高校進学を考えているみなさん、静岡県には田方農業高校という、とてもやり甲斐のある高校があります!
田方農業高校で学ばれた方々に「未来の食」を支えていっていただきたいと思いました!
今回、伺わせていただき生徒さんと色々とお話ししている中で
「地域の人と田方農業近隣の人と田方農業が関わっておんせん野菜を名物に、後輩に引き継いでいってもらう」という頼もしいお言葉をいただき、ぜひともめげずに続けてもらいたいと思いました!
《交通アクセス》
田方郡函南町塚本961
[電車]伊豆箱根鉄道 三島駅から13分
修善寺駅から23分
[車] 伊豆縦貫道(上) 函南・塚本ICから約5分
(下)大場・函南ICから約7分
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〜 ICOIプロジェクト概要 〜
Daiichi TV様に取り上げていただきました
ありがとうございました。