元採用担当者がおすすめする自己理解の方法
こんにちは。みおです。
元採用担当者で数々のエントリーシート、面接をこの目で見てきたわたしですが、
新卒であれ中途であれ、自己理解がしっかりできている方は面接の発言に一貫性があり信頼が抱けると感じてきました。
そしてわたし自身の転職経験も3回。
転勤族であることが大きな要因ではありますが、「自分軸」での選択がなかなかできずにミスマッチを起こした過去もあります。
なので、とにかく「自己理解」は大事!
とはいえ、自己理解ってどうしたらいいの?と思いますよね。わかります、わたしも経験者です。
そんなわたしが簡単にできるおすすめの自己理解の手段を4つご紹介します!
▼人生を可視化!ライフラインチャート
ライフラインチャートといわれると難しいかもしれませんが、いわゆる自分年表のことです。
横軸に時間、縦軸の真ん中を平均として、「うれしい」「たのしい」などのプラスの気持ちを平均より上に、「かなしい」「つらい」などネガティブな気持ちを平均より下に書きます。
このライフラインチャートで大切なのは書くことよりも分析すること。
分析するときのポイントは、山になっている部分です。
・なぜプラスなのか(心が動く状況がわかる)
・上昇した要因は何なのか(強みや得意、好きがわかる)
・なぜマイナスなのか(心が動く状況がわかる)
・下降した要因は何なのか(苦手や嫌いがわかる)
そのあたりを分析することで、自分の傾向がつかめてきます。
<参考>
▼定番だけどやっぱりすごい!ストレングスファインダー
ストレングスファインダーとは、「断る力」勝間和代著など多くの著書でも紹介されている自己分析ツールです。
アメリカのギャロップ社が開発した簡単なテストで、2017年には全世界での受験者数が1500万人を超えるほど人気があります。
直感で質問に答えると細かく34資質に分類される強みから自分に合ったランキング形式で知ることができます。
またその34資質はそれぞれ4つの領域に分類され、傾向を知ることができます。
また単純に資質を知るだけでなく、
・自分だけの特徴的な資質のレポート
・強みの洞察ガイド
の2種類のレポートをダウンロードすることができます。
ただし、こちらは費用が発生します。
受験方法で1番簡単なのは、ストレングスファインダーの本を購入すること。
本にはアクセスコードがついており、そこからログインすることによって試験を受けることができ、上位5資質が確認することができます。
注意点は、1度利用したアクセスコードは使えないことです。
中古での購入を検討している場合はアクセスコードは利用していないか必ず確認してください。
なお、34資質全ての結果が欲しい場合は直接ホームページ上から購入するか、5資質を確認後追加で購入することができます。
ちなみにわたしの上位5資質は、共感性・最上志向・個別化・収集心・学習欲です。
▼メモ魔1000本ノック
自己理解にはセルフトークが良いといわれています。
セルフトークとは、「自己対話、自分自身に語りかける言葉」です。
要は自分に質問をして自分への理解を深めること。
とはいえ、何を質問したらいいの?と思いませんか。
そこでわたしがおすすめするのは前田裕二さんの著書、メモの魔力の巻末付録としてついている「自分を知るための【自己分析1000問】」です。
①~⑩までのレベルでそれぞれ100問ずつ、合計1000問の質問があります。
実際1000問にトライした感想は、正直鬼ノックです(笑)
ですが、進めていくうちに自分を客観視することができていることを実感できます。
▼世界一簡単な「やりたいこと」の見つけ方
八木仁平さんの著書もおすすめです!
バイトをクビになった経験から株式会社ジコリカイの代表にまで登りつめ、著書は世界で18万部売れています。
こちらの本にもワークがついておりそれを行うことももちろん大切です。
でも1番おすすめしたいのはそのゴールの状態=やりたいことをどうやって見つけるか、がわかりやすく、そして詳しく載っている点です。
・好きなこと
・得意なこと(人より評価されて、やっていて苦でないこと)
・大事なこと(価値観)
の3本柱の見つけ方とかけ合わせ方やその視点が書いてあります。
これまで自分がやってきた自己理解をいざ形にする段階でとても役に立つと思います。
▼まとめ
・ライフラインチャート
・ストレングスファインダー
・メモの魔力1000本ノック
・世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方
4つを紹介させてもらいました!
一度しっかり自分に向き合ってみることで、自分軸が確立しキャリアを考えるうえで役立ちます。
就職や転職はもちろんのこと、社内での立ち位置に悩んだときなど方向性を考えるために使うこともおすすめです。
自己理解を始めたいけど何から始めたらいいかわからないっていう方はまずはここから始めてみてください!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?