トートタロット・美音

新宿でサロンdandelionを主宰している美音です。 トートタロットを使って占いをしています。 タロット講座やワークショップの開催、オリジナルブレスレット作成もしています。 noteではトートタロットのカードの説明について書いています。

トートタロット・美音

新宿でサロンdandelionを主宰している美音です。 トートタロットを使って占いをしています。 タロット講座やワークショップの開催、オリジナルブレスレット作成もしています。 noteではトートタロットのカードの説明について書いています。

最近の記事

ドラマで勉強(虎に翼・その後)

最後の2週は仕事に集中していて、noteは書かずに最終回を迎えてしまいました。 「感想を書く」というミッションから離れて、毎回を純粋に楽しむことが出来ました。 毎回毎回、思うところが沢山あったドラマ。 今でも突っ込めば突っ込めるけど、良い時間を頂いたドラマだった。 「良いドラマ」はあるけど「良い時間」のドラマは少ないかもしれない。 法律について考えるキッカケになった。 日本国憲法・第14条があんなに美しく、尊いものだとは気が付かなかった。 どなたかが「虎に翼」の本当の

    • ドラマで勉強「虎に翼(第24週)」

      政治が司法に介入してきました。 少年法も標的になっています。 実のところ、少年法の歴史は全くしらず。 少し調べてみました。 こちらを参考にさせて頂きました。 https://noguchi-lo.jp/youngpeople/201111.pdf 大正11年に、最初の少年法が制定公布されました。 当時から「愛の法律」と呼ばれていたそうです。 ○少年には成人の刑罰とは異なる教育的措置を講じようとするもの。 ○適用は17歳以下の少年に限られ、刑事処分ではなく保護処分が認

      • 「ゼロの時間」の必要性:タロット「0番」

        たまにはタロット占い師らしくタロットの話。 こちらはブログからの転記です。 沢山のタロットデッキがありますが、「0番」は作者が一番力を入れるところでしょう。 アテュ(大アルカナ)の順番も遡ると色々な考え方があります。 トート版は「0・1・2…」ですし、多くのカードが「0番」始まり。 「0番」は残りの77枚を引っ張るもので、デッキの特攻隊長であり作戦司令本部でもある。「このタロットデッキはこういうポリシーで作ったのだ」を主張するカード。 「0番」を比べるだけでも楽しいと思

        • ドラマで勉強「虎に翼(第24周・第116話まで)

          わ〜、とうとう私が生まれている世界線になってしまった。 なので「あったあった、わかる〜」って部分も出てきました。 銀行員ののどかが正月明けの初出勤日に「独身の女性社員だけ」振袖を着ていくこと。 あったあった。 そして「若い子と並ぶのは酷だろうから…」と言われて帰ってきて、ひとしきりの愚痴。 あったあった。 この頃、私はオムツ時代でしたが、「あったあった」と思えるのは、社会人になった頃にも続いていた習慣だから。 それにしても。 時間が過ぎるのが早く、子供はどんどん大きく

          ドラマで勉強「虎に翼(第23週・第112話まで)」

          昭和35年2月。 「原爆裁判」が始まりました。 準備手続きに4年、合計27回。 いよいよ裁判という所で雲野先生は亡くなってしまい、意思を引き継いだのがよねさん、轟、そして竹中記者。 竹中さんは何歳設定なのだろう? あの老けっぷりは何かあったのだろうか? 「老ける」「老いる」がテーマと言われています。 寅子はどうやら更年期障害っぽいし、百合さんは老年性痴呆症になった模様。 そうそう、ふた昔くらい前の女性の一生的な本では「45歳くらいから更年期による自身の体の不調に加え

          ドラマで勉強「虎に翼(第23週・第112話まで)」

          ドラマで勉強「光る君へ(第32話)」

          ブログからの転記です。 ブログでのタイトルは「晴明が還っていったかもしれない蟹座」 やっと「虎に翼」以外のことも書けた。 「光る君へ」で安倍晴明が亡くなってしまいましたね。 星読み師(今でいう天文学者)として生涯を全うした晴明にピッタリの演出で美しかった。 最後に目を開けた時、部屋の布団の中にいるにも関わらず、瞳には宇宙が。 彼にはどこにいても星が見えていたのか、星に一体化されたのか。 DAIKIさんが演じる須麻流と一緒に宇宙に還ったのだと解釈しています。 悪友であ

          ドラマで勉強「光る君へ(第32話)」

          ドラマで勉強「虎に翼(第22週・第109話まで)」

          小橋!発芽ハーシー!良いこと言うじゃん。 「透明化された人」の最たるものは小橋のように「物語にならない人」ですね。 いわゆる普通の人です。 これを取り上げたのは凄いなぁ。 勿論、どの人にもその人の物語があります。でも、ドラマでも映画でも主役を立てる脇役、なんならエキストラ。殆どの人がこのゾーン。 とは言っても、小橋は大学も出て、裁判官になっているのでエリートです。 それでも劣等感がずっとあったのだね。 大学生時代からのトレードマークの発芽。彼なりの「尖り」だったのだな。「

          ドラマで勉強「虎に翼(第22週・第109話まで)」

          ドラマで勉強「虎に翼(第22週・第102話まで)

          星家がかなりヤバいことになっていますね。 寅子と優未が引っ越し、ご挨拶をした時に、航一の長男・朋一が「堅苦しい挨拶はしなくても。もう家族のようなものですから」と。 「家族のようなもの」 星家は前から薄暗く、食事シーンも「家族ゲーム」を思われる不気味な静けさがありました。墓場のような所に太陽のような寅子&優未がいきなり入ってきたのですから、それはバランスが崩れます。 寅子と航一も戸籍上は他人の「夫婦のようなもの」。 二人で決め、同窓生に祝われ、二人も周りも納得の上での「夫

          ドラマで勉強「虎に翼(第22週・第102話まで)

          ドラマで勉強「虎に翼(第21週・第104話まで)」

          あ〜、もう100話過ぎたんですね〜 先日の記事は感情的に書いたので、かなり雑だったかもしれない。 けど、noteには思ったことを書くようにしているので、それはそれで個人的にはヨシです。 丸山明宏さんを出せ、と書いていたら中村中さんが登場されました。 轟の恋人から直明・寅子の結婚。 この一連の流れでいつもより視聴者もザワついている模様。 私も色々と書きたいことがあったけれど。 「はて、何故、荒れてしまったんだろう?」と考えてみました。 いくつも要素があると思いますが、一

          ドラマで勉強「虎に翼(第21週・第104話まで)」

          ドラマで勉強「虎に翼(第99・100話)」

          ポツダム宣言の日に原爆裁判の話を出し、その後は直明の結婚問題に話が移りました。この流れで寅子と航一との結婚話にも動きがありそうです。 直明が連れてきた彼女は玲美さん。 優未の時も思ったけど、この時代には珍しいというか、かなり現代的な名前です。 当時、ある程度身分のある家の娘は「○○子」が多く、花江ちゃんのように「○○江」もあったかな。 名前で概ねの出身的なものが分かった時代。 正直、直明の結婚も寅子の結婚もあまり興味がそそられない。 でも、新憲法の後の新民法制定時に揉めに

          ドラマで勉強「虎に翼(第99・100話)」

          ドラマで勉強「虎に翼(第20週・第98話まで)

          少し前に「昔は水源の話をして法律について語っていたことがあったけど、最近は法律について語ることが無いなぁ」と思っていたので水源の話が出てきたことが嬉しい。 東京に戻り、ひとしきりライアン・多岐川・桂場に挨拶を終え、寅子は桂場に「一つ宜しいですか」と水源の話しをします。 桂場 「君は法律はきれいな水、水源のようなもの」と言っていたな。 寅子 「憲法が変わってもなお、社会のあちこちに残る不平等を前にして思ったんです。きれいなお水、水源は法律ではなくて人権や人の尊厳なのではな

          ドラマで勉強「虎に翼(第20週・第98話まで)

          ドラマで勉強「虎に翼(第95話・第96話)」

          第20週から舞台は再び東京。 時は昭和30年。 寅子&航一さんは揃って東京勤務となりました。 第95話で航一さんは 「僕は優三さんの代わりになるつもりはありません。あなたを照子の代わりにもしない。お互いにずっと彼らを愛し続けていい。数ヶ月後、来年はわからないけれど、今、ドキドキする気持ちを大事にしたってバチはあたらないじゃないですか。永遠の愛なんて誓う必要なんて無いんですから。なりたい自分とかけ離れた、不真面目でだらしがない愛だとしても、僕は佐田さんと線からはみ出て蓋を外し

          ドラマで勉強「虎に翼(第95話・第96話)」

          ドラマで勉強「虎に翼(第19週第94話まで)」

          20歳過ぎに美輪明宏さんの「友の会」に入りました。 いわゆるファンクラブですね。 そして毎年コンサートに行っていました。 ご存知の方も多いと思いますが。 美輪様は10歳の時に長崎で被爆しています。 コンサートでいつも話すのは「戦争の前と後で全く価値観が変わった。何もかも信じられなくなった」という内容。 戦時中は西洋文化は御法度だし、国(軍)の元に国民は武器を持たされた。 軍が国民を所有物として使っていた。女性に人権はなかったけど、その頃は国民は「人」として見られていたの

          ドラマで勉強「虎に翼(第19週第94話まで)」

          ドラマで勉強「虎に翼」(第18週・第90話)

          今日の航一さんの告白は重かったですね。 告白というより懺悔かな。 「総力戦研究所」の存在は知りませんでした。 何度もシミュレーションを重ねた結果、敗戦必至であること。 その報告が「これは机上演習であって実際の戦争とは全くことなる。研究に関する諸君らの努力は認めるが、この演習の結果は政府の方針となんら関係ない」と一蹴される。 航一さんは「その後、机上演習をなぞるように進み、日本は敗戦した。流石に原爆投下は予測できませんでした。」とつなげる。 今、占いの講座を受講中。 そ

          ドラマで勉強「虎に翼」(第18週・第90話)

          ドラマで勉強(虎に翼・第18週・第88話まで)

          このところ寅子がしなやかになった気がする。 「どうしても気になることは放っておけない」気質は残っているけど。 昔は「はて?」からの着火点が早かったのだけど、今は「立ち入ってはいけないタイミングや溝がある」ことを知ったからだろう。 とは言え、航一に言われた通り「溝を埋めようをもがく」ことは変わらない。 寅子は諦めが悪い人なのだ。 新潟地裁では年下の入倉とイマイチ噛み合わない。 「脱力。若い子と分かり合えない時は特に、です」とナレーションが入った。 そうか、寅子も年長者側に

          ドラマで勉強(虎に翼・第18週・第88話まで)

          ドラマで勉強「虎に翼(第17週84話まで)

          第17週は涼子様と玉ちゃんのお話。 そして三条の権力者・森口の「容姿端麗でばーか優秀な娘(杉田太郎弁護士談)」の美佐江が登場。 寅子は毎週、水曜日に新潟地裁で刑事事件を担当することになりました。 19歳の少年(被害者)と20歳の大人(加害者)の傷害事件。 19歳と20歳で何が違うのか。 20歳が寅子に問う。 これは誰も答えられないですよね。 19歳の少年自身も別の事件の加害者であった。 そして「自分も加害者だ」と自首をしてきた少年少女が6名。 19歳の少年を入れて7人・

          ドラマで勉強「虎に翼(第17週84話まで)