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ボラへスムージーXLサイズ~癒しのカナダ旅3~

どうもこんにちは。みいです。
今日もカナダ編です。


その日は朝から天気が良く、ホストファザーのファザー(おじいちゃん)がでっかいピックアップトラック的なもので迎えにきてくれた。
行先はおじいちゃんが離婚したホストファザーのマザー(おばあちゃん)の家。
離婚してしばらく経つそうだが、普通にお互いの家を行き来し、会話もしていたのが当時の私にとっては不思議な感覚だった。

さて、おばあちゃんもそろったところで向かうはベリーピック。
いわゆるいちご狩りのベリー版。

着いた農園はやはり北米サイズ。
渡されたバケツも北米サイズ。
これいっぱいに摘んだら半年はベリーに困らないだろうという大きさだった。

そしてそのベリーが何だったのかは今でも分からない。
ラズベリーやクランベリーなどいくつかあったのかもしれない。

しかし、この日の記憶は摘み終わったあとにその場で作ってもらったベリースムージーに占領されている。
これがまた北米サイズ、いや、バカデカサイズで、永遠に減らない。
コストコのドリンクカップより大きかったはずだら、
帰りのピックアップトラックでも頑張って飲んだ。


最終的に、残した。

農園はすごく大きくて静かで、ベリーを食べに鳥さんたちもたくさんきていて癒される場所だった。

ピックにはまた行きたいが、スムージーは遠慮するかもしれない。


帰ってから食べたホストマザー特製のたくさん野菜が乗った出前一丁は、ベリーで紫色に染まった胃腸に染み渡った。
ホストマザーが日本人であることはとてもありがたいことだったと今は思う。
カナダ人のファザーも白ご飯がすきで、ケチャップをつけて食べていた。

午後はスーパーまで買い物にでかけた。
スーパー以外にもいくつか店があって、小さなモールのようになっている場所だった。
海外のスーパーほどおもしろい場所ってないのではと思っている人間なので、とにかくいろいろ見て回った。


デザートのケーキたちが大きすぎること、
牛乳も小さめのタンクみたいなものに入っていること、
日本のものは売っていないこと、
レジの店員さんが椅子に座ってしゃべりながら仕事をしていたこと。

どれもが新鮮だった。
そして帰るために駐車場にもどると地元のスタバがあって、テラス席でおじいさんたちが飲み物片手に談笑していた。
その手にあったのは、あのベリースムージーとおなじくらいのバカデカサイズのドリンクだった。
あれが北米の普通なのだと悟った夏だった。
見なかったことにして車に乗り込んだ私を褒めてあげたい。



ベリーが減らないのに一生懸命飲んでいたら、おじいちゃんが無理しなくていいよ的なことを言ってくれたのを覚えてます。
多分顔が無理していたんだろうなと反省。
どっちにしても、あのサイズしかなかったから私にできることはなかったと思います。

ここまで読んでくださってありがとうございます。
ではまた明日。


#カナダ旅 #ホームステイ #ベリー #出前一丁 #みい旅


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