ポストを得るために必要なこと!
筆者の滞在国で日本語教師になるのに求められること…
「コネ」
以上。
私立の語学学校ならどこかに空きがあるかもしれないが、準備時間などを
考えればamazonの倉庫で働く方がよっぽど時給がいい。(ちなみに雇用や税制上の問題で大抵の人間は3か月でamazonからさようならを告げられる)
しかも自営業者扱い。自分で確定申告して日本とは比べ物にならない税金を自分で納める。筆者は家族がこの国にいるわけではないので自営業扱い。
とほほ。
知り合いに私立語学学校で働くカップルがいたが、給料の未払いが続いて
他の国に引っ越してしまった。フランス語と英語だったのでどこの国でも
需要があるのだろう。
なら公的機関ならいいのかというと、国立大学で非常勤をしていた
イラン人の友人が給料の支払いの延滞が何か月も続いたので非常に怒って
いた。テヘランのほうがこの国の首都より何倍も進んでいるそうだ。
ちなみに、彼は結局イランに帰ってあっという間に准教になった。
ただ、政治的な問題でこの国に資料など研究のために一時的にでも入国するのは非常に難しくなったと嘆いていた。元気かな…
小中や高校の非常勤の先生がお給料を何か月も払ってもらえないというのはたまにニュースで見るので、この国ではよくあることなのですかね。
筆者は履歴書を送ったり、直接履歴書を置いてきたが(この国では有効)
返事は皆無であった。
そりゃ、日本語なんてマイナー言語…
中国語なら欲しい、と言われました。
20年、30年前は事情が違ったのかもしれないが、今は日本人が増えすぎて
公募にはコネが必要。それも、日本語教師の資格を持っていて当たり前。
知り合いは家族のコネであっという間に公的機関にポストを見つけた。
非常勤だけれど、他の公募の際の点数には加点される。
コネがないなら、一番いいのは国際交流基金で日本文化会館に派遣される
ことなのでは?
しかし、この国で永住権(に準ずるもの)を持っていたりすると
パスポートの問題で日本から派遣されるのは難しくなる。当たり前か。可能なのかどうか弁護士に法律を聞いたがよく分からず、日本で色々聞いても
たらいまわしになったので面倒になってこの問題は放置したのであった。
つづく