冬の元気なご挨拶 お歳暮の止め時は
母の面会時、
家に届いていたお歳暮を取り分けて持って行った。
どなたから?何か袋ある?
母は早速それを私に分けようとする。
いやいや、これお母さんに持って来たのよ。
最近すっかり、“いやいや”が口癖、
自分で言って笑ってしまう。
12月になった。
毎年、両親が送っているお歳暮やお供えはどうしようか。
聞いてみると、母からは細やかに指示があった。
入院直後、夜間のせん妄があった。
まだまだしっかりしていて、一安心。
注文しようとして気付いた。
これ、いつまで贈るのかな。
こうして、親戚のあの家もこの家も、
ある時には、またはある時から、
子どもやお嫁さんがこの仕事を引き受けていたのじゃないかしら。
熨斗には親の名前を入れて。
ふゆーのげんきなごあいさつ、
耳に馴染んだ曲を思い出す。
元気じゃ、ないよなあ。
母は、年賀状は数年前に止めたそうだ。
お盆やお歳暮も、そろそろかもしれない。
ひとまず、母が決めるまでは、手伝うつもり。
“ひとまず”も口癖になった。
いいなと思ったら応援しよう!
お気持ちは、大好きなピープルツリーのチョコレートに、
そして目標のために、大事に使わせていただきます。