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"輝ける場所"のヒントは「経験」にある

私が考える"ポジショニング"は、"輝ける場所を見つける"こと。
言い換えると、自分の好きな得意を見つけて、自分の言葉で伝えられるようになること。

と言ってきましたが、「自分の好きや得意なことがわからない」といった声もよく聞きます。


でも私は、得意なことや好きなことが1つもない人はいないと思っています。
1つもないのではなくて、これまでしっかりと得意や好きと向き合ってこなかっただけ。
これまで自分の得意や好きを意識してこなかったら、「自分はこれが好き」「これが得意」ということは言えないですよね。

もし、「考えてみたけどわからなかった…」という方がいれば、それは向き合い方がちょっとずれていたか、表面的な振り返りだけで終わってしまったか、だと思います。

だって、自分と全く同じ経験をして、その中で感じたことも全く一緒という人は世界中のどこにもいないから。
あなたの人生は唯一無二の人生で、あなただけが感じた感情で、そこに得意なことや好きなことが隠れているはず。

私はそう思うのです。

「自分には得意なことなんてない」
「こんなことを得意っていいのかな」
「自分の好きなことがわからない」
「好きなことってそもそも何だろう」
「得意なことや好きなことを考えてみたけれど、自分ではこれというものが見つからなかった」

そう悩んでいる方は、ぜひ自分のこれまでの経験を洗い出してみてください。
きっと、1年1年振り返るのは難しいと思うので、ざっくりで大丈夫。

小学生まで、中学生・高校生時代、大学時代、社会人になってから。
もちろん、もっと細かく区切れるのであれば区切って考えてみてもいいし、学生で分けずに年齢で分けたり、自分にとって大きな出来事で分けたり。
それは人それぞれです。

これまで、何をしてきてどんなことがあったのか・経験したのか、それが自分の得意や好きを見つけるための第一歩になるのです。


でもそこからが大切。

何があったか出来事だけを振り返るのではなく、
・その時どういう気持ちだったのか
 ・何を感じたのか

という"感情"も合わせて振り返ってみてください。


その時どういう気持ちだったのかは、
「嬉しかった」「楽しかった」「幸せだった」「満足だった」
プラスの感情だけじゃなくて
「悲しかった」「寂しかった」「悔しかった」「苦しかった」
というマイナスな感情があっても大丈夫。

そこから、さらに深掘りしてみましょう。

「何で嬉しかったのか」
「何が幸せだと感じたのか」

「何で悲しかったのか」
「どういうところが寂しいと感じたのか」

ここを突き詰めて考えることができたら、
そこにあなたの得意や好きのヒントが隠れているはずです。


自分の得意なことや好きなことがわからない、という方はぜひ試してみて下さいね。

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