初の大きな挑戦 高校受験

こんにちは!!
初めての投稿、何にしようかな、と思ったのですが、私の高校受験の話をしようかな、と思います。


中学1年生で不登校になった私は、高校への進学をほとんど諦めていました。
だけど、どこかでは青春を諦めきれずにいる。
友達とおしゃれなカフェに行って、自分でバイトして好きなアイドルに会いに行ったり、進路に必死に悩んだり。
一度きりの人生、青春!!って感じの事がしたかった、今までできなかった事をやってみたかった。
そんな単純な理由で、高校進学を決めました。

だけど、今から勉強して、生活習慣を整えても、受かったとしても高校に毎日通えないかもしれない。
絶望でした、小学校6年生の時から県内トップの高校に行きたくて必死に面接対策もしていたのに。
その時に目に留まったのが、通信制高校。
名前だけは知っていました。
先生が、全校集会で高校の種類について話していたので。
だけど、今の私の選択肢としては最善の選択。

・自分のペースで登校が可能
・行事がある

検索欄に打ち込んでみたものの、そんな高校、漫画の中くらいしか・・・と、思っていたものの、これが意外とヒットしたんです。
こんな沢山、どこから見学に行けば・・・そう思う程沢山ありました。

とりあえず、口コミや登校ペース等を調べ、自分に合いそうな学校を3校絞り、3校とも見学に行きました。
1校は思っていた学校と違ったので、候補から外し、残り2校。
どちらも何回かオープンキャンパスに行き、

・大学みたいに自分で授業日程を組める通学スタイルがある
・総合型選抜や進学に向けたコースがある
・行事の充実度が高い

これらを決め手に、1校に絞りました。

そして、3年生夏の三者面談。
通信制高校の入試は秋〜冬にかけて行われるため、志望校の最終決定、提出書類の確認を、周りより早めに行っていると、あっという間に10月になっていました。

私の入試は11月、入試は面接のみ。
あとはひたすら支援教室の先生と面接対策。
最初の面接練習は、「え〜」の使いまくりで先生から注意されました 笑
通信制高校は落とすために面接をしているわけではないという話も聞いた事があり、事実そうだとも思うのですが・・・入る時のマナーとか、できておいて損はない事も沢山あったので頑張りました。

3日前から当日の流れ確認、前日には学校の先生との最後の面接練習。
面接対策が始まったばかりの時は、正直「早く受験終わらないかな〜」とか思っていましたが、いざこれで終わるとなると意外と寂しいもので・・・。
最後の面接練習が終わった後、校門を出るギリギリまで担任の先生に見送ってもらいました。

さあ、いよいよ当日がやって来ました。
私の人生初の大きな挑戦もいよいよ本番のみ。
電車の中で、中学1年生の時から憧れ続けた推しの写真を見返しながら、他の人達とは一風変わった受験生生活を思い返していました。

先生「いざ緊張したら手に肉って書いて飲み込むんだよ?」
私「なんで肉なんですか 笑」
先生「人って2回書けるから。」
後輩「絶対普通に人2回書いた方が早い・・・」

頑張った事より、真っ先に思い出したのが、こんなたわいも無い会話でした 笑
私が受験生になっても、全くピリピリする事なくいつも通り接してくれた後輩や先生にはほんと感謝しかありません。

校舎に入ると、一気に増す緊張。
名前を呼ばれて、いざ入室。

「なぜこの学校を選んだんですか?」
「得意な科目と苦手な科目は?」
「入学したら頑張りたい事は?」

全部対策した範囲。
面接官の反応もいい感じ、よし。
そう思って喋っていた時、ちょっとした奇跡が起きました。

「逆に、聞きたいことはありますか?」

普通の逆質問、だけど、過去に進学校を目指していた時にはどう答えればいいのか分からず、自分で調べた範囲でもありました。
不登校になって、無駄になったと思っていたのに、ここで役に立ったんです。
思わずその場でガッツポーズをしたくなりました 笑
一瞬動揺しましたが、冷静に
「入学前に、やっておくべきことはありますか?」
と聞き、面接官の関心をさらに引くことに成功しました(すごく褒められました)。

10日後、志望校から一枚の封筒が届きました。
なんの封筒かすぐに察しがついた私は、一呼吸おいてから丁寧に中の紙を取り出すと・・・中には合格通知が!!
後で聞くと、落ちる人は出なかったものの、通学スタイル変更での合格はあったようで・・・私は無事、希望していた通学スタイルで合格することができました。

やって無駄になることはない
そう心の中で信じて、高校生活を謳歌しています。


もちろん、これはほんの一例にすぎませんが、通信制に行く決断、私の中では確実に人生を変えたと思っています。

改めて、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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