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私の推しはかかりつけ医

【悲報】創作大賞の応募が終わって、ネタがありません(初っ端から身も蓋もない)

私のnote主軸といえば、おひとり様フードエッセイか、原付旅かどちらかなのだが、フードエッセイは後記する理由で休まざる得ないし、原付旅はただ今、真夏につき、長距離を走ると色んな意味で焦げるので無理。

ちなみに他のジャンルにしても、お笑い熱も冷め気味だし、ゲームは現在進行形で「ピクミン4」を挫折して自分のあまりのゲームの腕のヘタレさに嘆いている最中だし、ドラマもこの間の「不適切にもほどがある」以来全く観ていない。

小説も燃え尽きてしばらくいいや状態。

そこで、前記したフードエッセイに戻るが、その為に美味しい物を食べたいと思っても、ここでも散々書いている通り際限なく太る。もしかしたら、カロリーOの食べ物を食べても太るのでは?とあり得ない恐怖を抱くほど簡単に太るので、これはヤバいと再びダイエット期間に突入。

今回は、そんな折にかかりつけのクリニックに血圧の薬をもらいに行った時の話をしようと思う。年寄りならではの健康話ですみません。

今までは血圧の薬をもらって、ついでに血圧測ったり、胸の音を聞いてくれたりしただけだったのに、生活習慣病対策の指導が唐突に始まった。

「ちょ、先生? 今までそんな事しなかったのに!?」

先生曰く、「あーごめんごめん、今年からこれやんないとダメになったんだよねー」

要約すると、脂質異常症・高血圧症・糖尿病という生活習慣病のリスクが高い症状で通院している患者に対して、ちゃんと指導しないとあかんよという厚生労働省からにお達しが出たとか(ちなみに私は脂質異常症と高血圧症)

早速、身長体重を聞かれて、私は絶望的な気分に。

大昔、勤めた職場で簡易健診を職場内でやった時に、総務課の男性職員に体重を計られた事を思い出す。

ちなみに私は普段、小心者な上に波風は立てたくない事なかれ主義なので、誰かに対して怒ったり、抗議するという事を絶対にしない。何処の誰に非礼な態度を取られても、我慢するのにその時だけは「身長はいいけれど、体重をよりによって、(身内みたいな)男性職員に計られるのは絶対嫌です!!!」と、大人げないのを承知の上で、単身、総務課の担当職員に怒鳴り込んだという逸話があるくらい自分の体重を知られるのが嫌(ちなみに多分、人生で唯一のクレーム)

それほど、私にとって体重は非常にセンシティブな情報であり、己の体重を晒すくらいなら住所、電話番号全て晒すわ、かかってこいや!となるくらいである(いくらなんでも人格変わりすぎ)

それでも(一応)常識ある大人なので、医者の先生なら仕方ないのは分かっている。だから覚悟して言おうと身構えていたが、先生は笑いながら「テキトーでいいよ、テキトーで」と。有り難いが……、

先生、それじゃ指導になりません。

お言葉に甘えて10キロくらいサバ読んで軽く言おうとしたが、もし先生が機械なしでパッと見ただけで大体の体重が分かるスカウター能力を持っていたらどうする? この先生、物腰が柔らかでフランクな会話に騙されがちだが、常に5時間、6時間待ちのクリニックの院長先生なのだ。

もちろん正直に言いましたとも(敗北感)

それで、電子カルテに指導項目を入力していったのだが……。

食事 : 食塩、調味料を控える
食べ方: 糖質、油ものを減らしましょう
運動 : 日常生活の運動量増加、仕事で運動

……。

全部分かっとるわ!!!(逆ギレ) 


ちなみに仕事で運動は、データ入力中心の事務なので無理っす。

その他、オリーブオイルは健康効果の高い脂肪酸が含まれていて、悪玉コレステロールを減少させることから、動脈硬化や生活習慣病の予防や、便秘の改善にも有効とされている事は非常にタメになった。食パンにはバターやマーガリンではなく、オリーブオイルを垂らすといいよと。これに関しては指導に相応しい豆知識だった。オリーブオイルはパスタ作る時に使うから以前から常備はしている。今は何を焼く時もサラダ油ではなく、オリーブオイルで焼いている。

私の大好きな揚げ物に関しても、コロッケは芋で糖質の塊食べているようなものなので、それならまだトンカツの方がマシだと(豚肉はタンパク質豊富だし)更に言うなら、衣の薄い野菜の天ぷらならなおいいと。

この指導から分かるように、この先生は全体的に緩い。でも、命に関わる事には真剣に怒ってくれる。締めるところは締めて、緩めるところは緩める。この先生の診察は緩急のバランスが絶妙なイメージがある。診察力も非常に高く安心感と信頼感が半端ない。

だから、私は片道原付で1時間掛かる上に、診察まで5、6時間待つから貴重な休日(土曜日)が1日潰れるのが分かっていて、この先生に頼っている。

私がもし推しを語るとしたら、この先生かもしれない。身内や親しい友達以外で絶大な信頼を置いているのは先生しかいないと断言出来る。散々待たされるのを分かっていて行くのは、推しのライブに行く感覚と同じなのでは? 知らんけど。

この年の推しの条件にアイドルならではの「キラキラ」はいらない(若い頃から興味はないが)恋愛で色々あり過ぎた私にとっての推しとは尊敬と信頼感なのだ。

命続く限り推し(通院)続けたい。

ちなみにこの先生との詳しい逸話は、こちらの過去記事でも書いているので、もし興味がある方はどうぞ。

最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。

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