時刻表を持たずに鈍行列車で旅をしよう
※サムネは今回鈍行列車の旅をした経路です。
ただ今、JR青春18きっぷ(以下18きっぷ)で鈍列車行旅を決行中だが、旅の途中で同じ18きっぷで旅をしている強者が多いのを見て、令和の現代でもまだまだ18きっぷ旅は人気なんだなと。
鈍行列車旅というと、乗り鉄(電車乗るのが大好きなオタク)しか出来ないハードルの高い旅なんじゃないかと思っている方も多いかもしれない。その理由としては、鈍行旅は乗り換えが多く複雑な行程になるからだ。
昔はスマホがなかったので、時刻表で乗り換えを調べるしか方法がなかった。あの分厚い時刻表の中の文字は小さくて見づらいし、余程電車が好きでなくては開いて調べる事すらハードルが高い。
しかし、今はスマホで路線情報を見ながら、まるで車でカーナビに沿って進むように旅する事が出来る。
スマホ1つと旅支度さえあれば、全国何処でもスムーズに乗り継げる。
そんなの今は常識だよ! と笑われそうだが、知らない方もいるかもなので。
その方法を教える前に、鈍行列車旅の注意点などを。
各駅停車の鈍行列車を乗り継いで行くのでとにかく果てしなく時間が掛かる。
座れる事が多いが、体力は奪われる。長時間同じ体勢なので足腰が痛くなりやすく注意。
鈍行列車は突発的な遅延や運転見合わせに見舞われがち。そういうのでイライラする人は向いてないかも。
常にルート取りに奔走するので、柔軟な思考と対応力が求められる。
でも大丈夫。超絶やらかし女の私でも出来ているから!
時間に余裕を持ってプランを立てれば、大抵の旅先のトラブルには対応出来る。ただ、複数の路線に乗る為、普通の飛行機や新幹線の旅よりも更にプラスで余裕を見なくてはダメかもしれない。くれぐれもプランを欲張らないこと。
さて、具体的な路線情報でのルート取りのやり方を記す。私はYahoo路線情報にお世話になっている。もちろんサービス利用は無料。
ただし、当たり前だがスマホのネット接続料は掛かるので、データ通信料を使い放題のプランでない人は別途モバイル通信料が掛かると思うので注意 (私は使い放題なので出来た)
ちなみにアプリもあるが、私はサイトの方を使っているのでご了承を (アプリ入れると容量が)
早速、使い方を順を追って記す。
Yahoo路線情報にアクセス↓
↓
出発ー自分が乗ろうとしている駅。
到着ー降りる目的地。
※経由は鈍行列車旅の場合、あまり使わないかも。2つ明確な目的地があって、両方寄りたい場合の経路を調べるくらいか。
↓
日時
出発ー今出発したら何時に目的地に着くかを知りたい場合に選択。
到着ー目的地に何時に着きたいかを指定して逆算したい場合に選択。
※始発 終電は基本使わないが、早朝なるべく早く出たい場合、夜遅くに乗らなければならない場合に使えるかも。
↓
上記の画面の下の詳細設定(設定を変更で開く)
運賃と条件はスルーOK。
重要なのは手段。
鈍行列車の旅の場合、空路、新幹線、有料特急、高速バスのチェックボックスは外す。
外さないと、余計な経路が出てきて見づらくなる。もし、諸事情で鈍行列車ではなくその他の経路を使いたくなったら、このチェックボックスを入れる。
仮に熱海(静岡)ー上尾(埼玉)で調べてみた。
鈍行列車の旅の場合、料金順を選択。但し空路、新幹線、有料特急、高速バスのチェックボックスは外した場合は、時間順でも同じ結果が出ると思う。ちなみに上記の他路線のチェックボックス全て付けた場合、鈍行列車の経路を見たい場合は必ず料金順を選択する。
予定所要時間、乗換回数、乗換駅、乗る線区、着く番線まで詳しく出てくる。ちなみに18きっぷの場合のみ、運賃は見なくていい (切符の性質上、普通運賃は全部コミコミなので)
矢印しているのは重要なポイントで、当駅始発というのは、その駅が始発の電車である。乗換駅が路線の途中駅だった場合、座れる可能性が低い (もちろん空いていれば座れる) 始発駅なら座れる可能性が高いが、当然同じ事を考えている人が多いので、到着予定時刻の少し前から並んでおく必要はある。しかし、路線情報の乗り換え時間は最短乗り換えを提示しているので、どうしても座りたい場合は、時には乗る時間を遅らせる柔軟性も必要。遅らせたら、またその時間から調べ直す。※車のナビのリロードを手動でやるイメージ。
たまたま遅延表示が出ているが、遅延や運転見合わせが発生している場合、このように赤で注意喚起が出る。これが時刻表との決定的な違い。情報の即時性はネットの最大の利点。
基本はこの調べる作業を繰り返して進んでいく。途中下車したらその都度リロード。
あと、18きっぷを使った鈍行列車の旅で気を付けなければならないのは、同じ鈍行列車でも私鉄に乗る場合は別料金が発生する事。
仮に大津(滋賀)ー三ノ宮(兵庫)を調べたとする。
全て鈍行列車なのだが、阪急は私鉄なので乗れない(乗る場合は別料金) 関西地区は大阪、京都、兵庫辺りは私鉄の線区が充実しているのでルート取りには注意しなくてはならない。残念ながら私鉄をチェックボックスから外すという選択はないので。
ちなみにスマホの路線情報を使う場合の注意点としては、モバイルバッテリー必須という事と、当たり前だが歩きスマホでの検索はやめましょう。
体力勝負だけれど、旅の醍醐味を感じられる鈍行列車の旅、興味がある方は是非とも。
最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。
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