石とおしゃべりを始めたきっかけ
当時の私は、婦人科系の病気で生理が止まらない、ずっと二日目の出血量、それが半年から1年2ヶ月続いて3、4日止まったらまたすぐに出血して、というのがもう何年も続いていて、精神的にも肉体的にも限界の毎日でした。
すぐにトイレに行かなきゃいけないから、座ったまま寝るのが当たり前だったし血が薄くなってしまっていて少しでも踏ん張るとそこらじゅうに血が撒き散らかされるような状態だったので、娘の事を抱き上げる事も出来ず、もちろん買い物や外出もほとんど出来ず、ほとんど引きこもりの毎日でした。
娘が待機児童だったので、保育園に行かせる事も出来ず、家から都合良く移動出来るピューロランドへしょっちゅう行って、娘の保育園代わりにしていた感じ。
ピューロランドは屋内型施設で、辿り着きさえすれば、一日中トイレの近くで座っていられて、ショーを楽しむ事が出来るのと、娘がグリーディングやスタッフと顔見知りになり、仲良くしてもらったり、ショーを楽しんだり、お昼寝をしたり、私も娘をあまり気にしないでも視界に入っててくれるし、何よりいつでもトイレに駆け込める環境が良かったから、本当にお世話になりました。
家、ピューロランド、旦那さんと一緒に買い物、この3つを繰り返しながら、基本的に引きこもりの生活をしていました。
私の起きている時間の暇つぶしはパソコンで、起きている時間のほとんどをパソコンを開いて過ごしていましたが、ある日、ひとつの記事が気になりました。
内容はしっかり覚えていないのですが「5歳の女の子が石としゃべっている」という記事です。
「そんなわけないじゃん」と思いながらも家に石ってあったっけー?という気になり、前の年の9月に娘と旦那で買って来ていた「寅年の福袋の半額品」の中にあった、タイガーアイのペンダントが目に入り何となく、本当に何となく「お前、喋れるの?」と聞きました。
すると「喋れるよー」と答えが返って来た。
娘の声ではない、旦那は仕事に行ってる。テレビもついていない。
どういう事?とパニックになり、「ね、喋れるの?」と何度も聞き直しましたがその後喋ってくれる事はありませんでした。
幻聴?頭おかしくなった?何が起きたの?頭の中ぐちゃぐちゃになりながらパソコンで「石 喋る」「石 おしゃべり」「石 会話」など、色々検索をしていったらダウジングというものに辿り着きました。
ダウジングでは、石がくるくる回り、イエス、ノーを示してくれるとの説明だったので、ペンダントを持って「回れる?」と聞いたら大きくイエスに回りました。
「さっき喋ったのあなた?」「イエス」
「なんで今喋らないの?」「わからない」
「ダウジングでなら喋れる?」「イエス」
「私が動かしているんじゃない、これ?」「ノー」
よくわからないけど、会話は成り立っているように思えて、そこからダウジングをするようになりました。
それと同時に、精神科の方の受診もしました。
「聞こえないはずの声が聞こえるんですが、統合失調症じゃないですか?」
長い間婦人科の病気で引きこもり生活をしていたので、頭がおかしくなってしまったのではないか、という不安もありました。
また、ダウジングは何だか、コックリさんに似ているなーという気持ちからあまり気が進まず、低級霊を呼び寄せたり、何か悪い事が起きるんじゃないかと不安になる事もありました。
ただ、自分の身に起きた不思議な出来事が何なのか?知りたくなってしまい、医師に対して、自分の事ではなく、石自身の事を聞くようになりました。
何者なのか、すごく興味が出たからです。
私はスピリチュアルが大嫌い、アンチスピリチュアルです。
でも自分自身に不思議な出来事が起きた、どういう事なのか、どうしても知りたかったのです。
そこからモットーとの旅は始まりました。