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美しいものと可愛いもの。

美しいものが好きだ。

見ていると
自分はこのうえなく幸せだって
気分になれる。


だけど、ときどき
美しいものに自分では
気づけない。

うつくしいものを
美しいと思える
あなたの こころが うつくしい

相田みつを


だから私は
かえるさんの記事が好きだ。


世界は、日本は
こんなにも美しいものに
溢れているんだ、って
気づくことができるから。


そのかえるさん、
ルスクスの記事を
書かれていた。


あ、これ
我が家に今ある。


秋峰さんに影響されて
家に切り花を欠かさないようになり、
いつだか買った花についていた枝。


切り花によくついているのかな。
とにかく丈夫で枯れないから
長く水にさしておくと、
やがて葉を突き破って
何か出てくる。


何だろう、これ。
秋峰さんに質問しようかな、
と思ったけど
Googleレンズで調べたら見つかった。


ああ、これ花なのね。

葉から花が咲きました。



私は秋峰さんの記事も好きだ。
ほんの少しの枝が、一つの花が、
何でこんなに美しいんだろう、って
ときどき涙が出そうになる。


かえるさんも、秋峰さんも
写真が上手だということも
共通している。


私の写真は、ひどい。

日々の喧騒で家がめちゃくちゃで
それが写らないように
アップで撮るから
余計にひどい。

写していないはずのめちゃくちゃが
見えない何かとして
写り込んでしまっている。

だけど、ひどい中でも
お花を毎日楽しむ。
水を替える。


これが面倒だと思うときも
あるけれど、
このひと手間が
幸せなんだよな、と感じる。


先日、noteで大好きな皆さんに
お会いしたとき、

「本当にUSCBだった」

って、言ってくださって
とても嬉しかった。

※USCBは
 ウルトラスーパー超絶美女。

もちろん9割方
お世辞であっても
その優しさが美しい。


もともとUSCBの前身である
超絶美女は、
着物を着ると日本人女性は
美女になるよ、
という意味で使い始めたのだけれど、


これは本当。



私の体型は
頭が大きくて
手足が短めで凹凸がない。


顔の作りも
パーツ一つひとつが小ぶりで、
決して叶姉妹のようではない。

だから、
私が洋風のカクテルドレスを着たら
アイタタタ、となるかも
しれないけれど、


私、あの日は
着物を着ていたもの。


民族衣装というのは、
特に女性の衣装は
その民族の女性が
いちばん美しく見えるように
出来ているから。


だから私がサリーを着たら
おととい来やがれ!と
嫌がられるかもしれない。
体型が、サリーを着る人と
違うから。



着物は背中側に
引っ張られて背筋が伸びる。
姿勢が良いとそれだけで
少しは美しく見える。


何より私、
あの日は
加賀友禅を着ていたから。


馬子にも衣装。


私は加賀友禅が好きだ。
京友禅よりも好き、
という意味ではなくて
その対比が好きだ。


京友禅は
豪華絢爛な刺繍を施して
お花もいちばん美しいときを
描いているけれど、

加賀友禅はより写実的だ。


葉に虫食いや
枯れかけた描写があって
より自然な美が、そこにある。

葉の先が枯れている。


こんなに枯れているのに
美しい。


女性なら例えば
シミも皺もない美が
京友禅。

そばかすやシミや贅肉があってさえ
それも含めて美しいのが
加賀友禅。

どちらだって美しい。



着物は「面倒くさい」の
最たるものかもしれない。


普段、着物で授業を
している私でも
この日は卒業式だったから
正装の着物を着た。


うわっ、と思った。


普段着のガバガバ歩ける着物。
帯締めさえいらない軽い半幅帯。


これに比べて
重い帯と普段しない帯留。
気を使う絹の着物。
仰々しい襟巻。
お太鼓結びさえ嫌だ。


でもね
留学生の喜んでくれた
顔と言ったら!

着て行って良かった。


教えた学生は目を輝かせて、
知らない学生は
「写真を撮ってもいいですか?」と
寄ってくる。


手間をかけた甲斐が
あったな。


美しいものは時に
手間がかかるものかもしれない。

何でも時短の今、だけど
お花の水を替えること、
着物を着ること。


そんなひと手間を
かけられること自体が
美しさに繋がるのかもしれない。


ところで。


美しい人はときに
可愛い一面もある気がする。


先ほどの秋峰さんの、
こちらの作品は
こんなに可愛い。



私が時にnoteで
変な歌を披露するのは
失礼かもしれないけれど、
かえるさんのうなディスコが
あまりに可愛らしかったから。

うなぎパンも可愛い。


※古いものを持ち出してすみません😅



日本には「kawaii」文化があるのは
外国人には有名で、
だから今さら
可愛いものを大人が持っても
「いい歳して」なんて
言われないのが嬉しいところ。


私の「面倒くさい」の代名詞は
毎日2回の吸入で、
これをしないと喘息発作を起こすけど
本当に面倒くさくて
時間がかかる。


先日、吸入器が壊れた。
これで3度目。


ぎゃああああ!



落としたりぶつけたり
していないのに。

調べてみたら
けっこう壊れやすい
ものらしい。


私は何か電波を
発しているらしく、
電化製品が何故か壊れる
体質だからということも
あるかもしれない。

※どんな体質だ。


病気があると
お金もかかる。
毎月の薬代に加えて
吸入器まで。

ああ嫌だ。ウンザリする。


そこで
こんな可愛い吸入器を買った。
同じ値段だったから
良いでしょう?
子ども向けだけどね。


い〜ぬ〜‼︎
うちのチビ7歳も大喜び。


これで毎日の吸入が
少し楽しくなりそうだ。

作ってくれた企業に感謝!

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