フリーランス人事であるということ #2
本日でフリーランス人事という立場は終了しました。
現在23:38。
あと20分少しで日付が変わります。
前回の記事でフリーランス人事としての想いを語りました。
その後、どのように実績を積むことになったのかについて今日はお話します。
1.サービス内容を決める
まず、私には何ができるんだい?というコレを決めるのがかなり大変でした。
だって私はずっと雇っていただいた会社の名前を看板にして働いてきたんです。
自分の強み弱みはわかっていても、それが個人で売り出した時にお金を支払ってでも頼みたいことなのかどうかは正直自信がありませんでした。
ただ、幸せなことにやりたいことは沢山ありました。そして今でもまだまだあります。
会社の根幹は人であると考えており、その「人」にまつわるお悩み事を解決してあげたい。
経営者、もしくは人事部員のお役に立ちたい。
プラス、私自身も様々な世界を見てみたいし、知見を増やしたいという欲がありました。
総務経理人事と管理系は一通りできるので、最初は中小企業の管理部門全般を預かるアウトソーサーのようなサービスでスタートしました。
人事領域であればスカウト代行や給与計算、経理なら仕訳入力から試算表の作成、あとはお悩み解決や営業の記事代行執筆などです。
Twitterでも書きましたが、初受注は経理仕訳代行業務でした。
経理のいない会社だったので2日で6か月分の仕訳入力を依頼されました。
…整理されていない領収書の山、期首残の合っていない帳簿、なんじゃこれ読めねえよという手書きの精算書の山。
睡眠大好きな私がオールして仕上げたのは良い思い出です。
そこで気付きました。
これは私一人の体と時間じゃ無理&割に合わない!!!!と。
人を抱えて初めて成り立つ仕事だと、経験してわかったのです。
そこで、会計系はスペシャリストにジョインしてもらう方向でいったん会計からは足を洗い、人事専門にシフトしました。
2.エージェントとの出会い
知り合い経由だとなかなか難しいと感じたので、まずはエージェントに登録をしてみようと思いました。
この時に出会ったエージェントの営業担当の方(仮にA氏とします)、今でも何かとお仕事を依頼してくださって本当に良いお付き合いをさせていただいていますが、このA氏との出会いが私のフリーランス人事としての人生を大きく変えてくれました。
A「まずは実績を作りましょう!」
A「フリーランス人事の方は、まずはこれからの実績の数がものを言います。」
「なるほど。正社員としての実績はカウントされないんだ。」
ということをここで改めて知ります。
現実はそう甘くないってことです。
株式会社〇〇という看板を背負って人事をしていた実績はあくまでも参考値にしかならないと知りました。
A「ちなみに報酬はいくらぐらいほしいとか希望単価とかあります?」
ここで初めて人事としての自分の単価を自分で決めなければいけないということに気が付きます。
色々とぼーっとしてますよね。その場で気付きすぎなんじゃ!って感じですが当時は本当にいつも「はっ!そうなのか!」という衝撃を受けていました。
私「えーと…生活できればいいのでいくらとか正直相場もわからなくて…」
当時はこう答えていますが、単純に
/
「私に〇〇円出してください!」ババン!
\
なんて言えなかっただけです。自信も実績もない、お仕事をいただけるだけで十分だったのですから。
A「じゃあこうしましょう!単価安めのものと高めのものをいくつか受けていただいて実績作りしましょう!高いもの1本よりもいくつか受けていただく方が早く独り立ちできると思いますよ!」
なるほど~~~~。むしろ多く経験を積みたかったので、もうぜひぜひそれでお願いいたします!!!!と承諾。
そして、その打合せから2ヶ月が経ちましたが、ぶっちゃけ何も音沙汰がありませんでした。
コロナで案件が減った時期と重なってしまったようで、他にもエージェントに登録しましたがぜーんぜん連絡が来ない。
そこで、エージェントに営業をかけるべくサービスの営業資料を作り、配布を行いました。
するとお仕事をいただけたのです!わーーーー!!!!嬉しい!!!!
ここから私のフリーランス生活が始まりました。
次回はどのような案件をいくつぐらい回すようになったのかについてお伝えできればと思っております。
ご覧いただきありがとうございました!