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絵の中に入る夢を叶える場所/Atelier des Lumières

なんだか疲れていて、現実逃避したくなっていた。
大好きなパリに住んでいても、そういうこともある。
旅行嫌いの私には珍しく、どこかヨーロッパ旅行するかと、飛行機のチケットを探し始めた今日この頃。

そんな時にパリの11区にある「Atelier des Lumières」に、ゴッホの作品を全身で感じに行く。

平日の昼間は狙い目かも?

一歩その空間に足を踏み入れた瞬間、ゴッホの青が全身を流れた。
部屋中が隙間なく、ゴッホで埋め尽くされている。(おそらく)彼が描いた年代通りに映し出される作品たちは、どこか寂しげな音楽と共に、現れて、動き、消えていく。

お気に入りの絵画作品を見るたびに、この世界の中に入りたい。この額縁の向こう側の世界はどう広がっているんだろう、と感じていた。
それをまさに、今、自分が体験してしまっている。

とりあえず、邪念と疲れをゴッホの色彩で浄化された後は、お客さんをも巻き込んで、空間をアート作品にしてしまったアイディアに嫉妬さえも覚えるくらい元気になっていた。
ああ、私が思いつきたかったのに!(笑)

やっぱり私にとって、元気がない時はアートに触れるのが一番。今週もどこか美術館行こう。

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