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『アメリ』の魅力再考と、モンマルトル散歩。
フランス映画が好き!と言うと100%、こう言われる。
「おすすめのフランス映画はなに?」と。
正直、こんなにつまらない質問はない。
本気で好きなフランス映画を言っても大抵は、「は?」と言われて会話は続かない。
なので私はよく「『アメリ』という映画が好きだよ〜」とこなす。
実際何度も何度も見ているし、好きなのは嘘ではないし、知名度が高い名作だ。
ただし、「あ〜〜みたことあるんだけど、よくわからなかったんだよね〜」か「おしゃれだよね〜」と言われて会話終了。
『アメリ』と言う映画の魅力を簡単に伝える方法はないのだろか…解決方法を探すため、映画の舞台になっているモンマルトルを散歩しよう。ここは歩いているだけでもアイディアが浮かぶ街だし。
(ちなみにこの記事では作品の紹介は致しません)
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最初に向かったのはもちろん、サクレクール寺院。
劇中で何度も出てくるこの場所。本作の舞台、モンマルトルの象徴である。
ここから見下ろすパリの景色を見ながらアメリは「今パリで何人が絶頂に達してる?」と健気に想いを馳せているシーンはお気に入り。(何人かどうかの答えは、映画を見て)
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サクレクール寺院を背にして坂道を降ると、ムッシューコリニョンの八百屋さん。現実ではコンビニのようなお店で、アメリのポストカードなども売っている。映画にも登場する小人に似ているオブジェもある。(実際に映画に使われたものではないらしいけど)
「あなたは野菜にさえなれないのね、アーティチョークでも芯(心)があるっていうのに!」(うろ覚えのセリフ)
今まで人に意見を言うことができなかったアメリが、このセリフを大声で発するシーンは心動く。
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ずんずん坂道を降りると、アメリの勤務先の舞台になっているカフェ「カフェドゥムーラン」が見えてくる。店先でのんびりしているマダムは映画の世界に住んでいる雰囲気を出している。きっとこのカフェの中に入ると、自分も映画の一部になるんだろう。
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そしてその帰り道、アメリのリバイバル上映が始まることを知る。ああ、この映画は5億回は観ているけどパリの映画館で観ることができるなんて!
アメリの魅力を語るために、絶対に観なければいけないぞ。
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次回こそ、改めて映画『アメリ』の魅力を書き綴ります。