mio mizunashi

日々の中で溢れ出た とりとめのないカケラの記録

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最近の記事

泣いてわすれて ハジメマシテ

    • いつもの場所で

      いつもの時間に いつもの場所で まるで初めてみたいに でも確信犯なかんじで 違う私に逢うように 知らない君に逢おう ハジメマシテ わたしは…… あなたの名前は?

      • 夢から醒めないように そっと

        • ベツモノ

          私が君に尽くすのも 私が君を愛するのも 君がそうするのとは 全く別のナニカなの 君が私に何をしても 君が私を愛するのも 私がそうするのとは 全く別のナニカなの 欲しいんじゃない 与えたいだけなの 一方通行なのにさ そうしていたいの 只そうしたいだけ

        泣いてわすれて ハジメマシテ

          夜中の向こう 夜明けの手前 どこでもない どこにもない いつもの時間 いつもの場所

          夜中の向こう 夜明けの手前 どこでもない どこにもない いつもの時間 いつもの場所

          舟の軌跡 時と共に消えゆくもの 水無くして現れぬもの 跡形なく 水は空へ上り消えゆくもの 形を変えてそこに在るもの 零れてく 全部がそこにあって 何一つそこになくて ゼロは なにもなくて 全部あること 0は 始まりのてまえ 終わりの向こう

          甘やかして

          なでて さすって キスして 砂糖より 蜂蜜より 甘やかして あったかく包んで 締め付けて 気持ちよくして 最後まで 奥まで 深く ほぐして 蕩して ふわふわに ゆるゆるに 君の望むように 全部あげる

          蕩ける

          甘い闇に囚われて 柔らかな声に包まれて 溶けていく ゆめのあわいに 融けて堕ちる

          願いⅡ

          私の願いを叶えたい? 叶えて見せて? それはとても簡単なこと 無理難題なんて言ってない 君はその答えを 知っているから

          クチナシ Ⅱ

          振ったらカラカラ鳴る そんな言葉も決心も 何かを変えたりしない 離れてく恐怖に 心を掴まれて 無為に紡ぐ言葉 縋るようにする決心 手をすり抜けてく アイだと信じたかったナニカ 過去の積み重ねが今なら 結果は変わらない 今が過去になる積み重ねが未来なら 欲しい未来のために出来るだけのナニカを 捧げるように 応えるように

          クチナシ Ⅱ

          クチナシ Ⅰ

          散り行く花 溢れる香 雨の音 季節は巡る 崩れて壊れるこれが 角砂糖みたいなら それは救いになった?

          クチナシ Ⅰ

          還る場所

          くるぶしまで温い水につかって 滑らかな石畳を歩く 緩やかに流れる水はどこにいくのか 遠くに色とりどりのニムファたち この場所知ってる 呼ばれて視線をめぐらせる 手を差し伸べられる 応えるように手を差し伸べて 何を求めているかもわからぬまま そうすべきだと知ってる