![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/123130262/rectangle_large_type_2_1566eadfdb3b3a408c34c19fe9e14dbc.png?width=1200)
英検1級合格までの勉強について(2次試験)
23年度第2回の英検1級(2次試験)に、無事合格しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1701738206414-Jgj06ikh6x.jpg?width=1200)
このページでは、2次試験(面接)でどんな対策を行なったかについて記しておきます。
↓こちらの記事(1次試験編)の続きです
1次試験後の自己採点で「おそらく受かっている」という感覚があったため、次の日から面接対策を始めました。
私個人は、多くの日本人と同じようにスピーキングに苦手意識があったため(日本の義務教育を受けるとそうなりますよね……)、試行錯誤しつつ、入念に準備をしておきました。
勉強方法(2次試験)
日本語でも面接が苦手、英語となるとなおさら頭が真っ白になってしまう……ので、まずは誰かと話すことに慣れようと、オンライン英会話などを活用して発話量と回数を増やしました。
あとは引き続き仕事量抑えめで、英検第一の日々を過ごしていました。
使用テキスト
● 1級面接大特訓
● 英検1級 過去6回全問題集
● 準1級 英作文完全制覇
● 準1級 リーディング完全制覇
を使用しました。
学習プラン
1か月〜1か月半前(1次試験直後)
ー「1級面接大特訓」を自分で進めつつ、ココナラなどを使用して3回ほど面接対策のレッスンを受けました。また、ネイティブキャンプに1ヶ月登録し、毎日15~30分ほど、オンライン英会話(英検準1級やニュースの教材を使用)に取り組みました。
3週間前(1次試験の結果発表後)
ー「1級面接大特訓」は難易度の高い語彙や言い回しが使用されているため、進めるのが億劫になってしまい……。最初は暗記するくらい取り組もうと思っていたものの、この方法は私には向いていませんでした。
なのでいったんお休みし「英検1級 過去6回全問題集」に掲載されている過去の面接テーマに取り組みました(時間を測りスピーチをしたり、模範解答の音読をしたり)。
また「準1級 英作文完全制覇」「準1級 リーディング完全制覇」の内容や表現がちょうどスピーキングに使用できそうだったため、あいた時間に音読を繰り返しました。
1週間前
ー後半は、ココナラやネイティブは利用せず、ひたすら自分ひとりで即興スピーチ(引き続き「英検1級 過去6回全問題集」のテーマを使用)や音読(「準1級 英作文完全制覇」「準1級 リーディング完全制覇」を使用)を行いました。あらゆるテーマについて満遍なく、拙くても黙らずにスピーチをできるよう、パッと理由を2つ思い浮かべる練習にも取り組みました。
結果
当日は「会話を楽しもう!」という気持ちで臨み、全体を通して落ち着いて受け答えができました。
テーマを選んでいる時は頭が真っ白でしたが、選び終えた後はとにかく目の前の試験に集中。
![](https://assets.st-note.com/img/1701739041152-ruroBnmqek.jpg?width=1200)
テーマは、「賛成か反対か:若い人は文学をより学ぶべきだ」を選び、実学が重んじられ過ぎていることや、芸術により想像力を養うことの必要性などについて話しました。
我ながら、思ったより高得点でびっくりしたのですが……。
ショートスピーチは早く終わりすぎちゃいましたし、語彙も難しいものは使いこなせないので(そこまで頭が回らない)、自然と口から出てくる2級~準1級のレベルを使用していたと思います。
ただ、リスニングは割と得意なのでQ&Aはスムーズでしたし、語彙・文法は同じものをなるべく使わず、言い換え表現を工夫していました。そこを評価していただけたのかなぁと思います。
これからのこと
面接の練習が辛すぎて「1級に受かったらしばらく英語の勉強はお休みかな」と考えていたのですが、面接本番が思いのほか楽しかったので、英語の勉強は引き続き、淡々と続けていきます。
ただ、資格試験については、この1年「準1級・TOEIC・1級」とコンスタントに受験して少し疲れたので、しばらくは特に何も受ける予定はありません。
現在通っている通訳学校の進級を目指すこと、日々の英語学習を継続すること、このあたりを当面はがんばっていきます。
英語の勉強方法やコツ、通訳学校での学びなどについては、別の記事で随時ご紹介していきます!
かなりざっくりでしたが、どなたかの1級受験の際の参考になりましたら、とても嬉しいです。
●英語学習のTipsをマガジンにまとめています