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ゲーマー女子4コマ漫画『じゃんげま』元ネタまとめてみた XXXI
前回を読み逃した方はコチラ。
今回は242話~250話までまとめていく。
#252「力及ばず…」の巻
・あの暗殺者ゲーム
リブート版『HITMAN』シリーズが元ネタ。
漫画のとおり、『1(無印)』と前作『Hitman: Absolution』は日本語字幕・音声共に対応しているため、NPCの細かな会話などもスムーズに楽しめた。しかし、『1』発売直前に発売元のスクウェア・エニックスが開発元IO Interactiveの事業から撤退した。『2』ではワーナー・ブラザースと提携しなんとか字幕のみ日本語に対応していたものの、最新作『Ⅲ』ではついにIO Interactiveが自社パブリッシングでの販売を選択する。そのため、日本語ローカライズを担う会社が無くなってしまい、日本語に対応しないまま現在に至る。日本語版の発売は明らかではないが、一旦区切りがつけられる本シリーズの最終作を見届けることが出来ないのは残念だ。
※追記2021/04/04:PlayStation向けに日本語版の発売が発表された。
#253 「こじらせろめ子」の巻
・90年代風味の新作FPS
明確な元ネタはおそらく無い。最近ではインディーズから90年代FPSをオマージュした作品が多くリリースされている。高評価の『DUSK』や90年代に使われていたエンジンを使った『Ion Fury』、日本製の『The Citadel』など、レトロFPSの良さを受け継いだ作品が多くリリースされている。また、『Duke Nukem 3D: 20th Anniversary World Tour』や『The Ultimate DOOM』など一部当時の作品でも現代向けに調整されている作品も存在する。
・GORE
『GORE: Ultimate Solider』という作品も存在するが……元ネタは『BLOOD』。
「ブードゥー人形」などユニークな武器で有名な作品で、1997年にMS-DOS向けにリリース。当時のOSのエミュレータでプレイするものは解像度が低く操作形態が現代向けではないなど遊びにくいものが多く、本作も元々Steam版ではそのようなバージョンが販売されていた。しかし、2019年に『BLOOD: Fresh Supply』として遊びやすい状態のものがリリースされた。
#255「充実の開発環境」の巻
・RPGツクレール
もちろん『RPGツクール』シリーズ、そしておそらく『RPGツクールMV Trinity』が元ネタ。
執筆時点でリリースされているツクールシリーズの1つ前にあたる作品のコンソール向け移植版がこの『Trinity』だ。本シリーズは30年以上続く長寿シリーズで、専門的知識を必要とせずRPGを作成できるのが大きな特徴だ。
・自由度すごい制作ツール
おそらく『Dreams Universe』。
SIEよりPS4向けに発売されたゲームからアートまで自由に作れるクリエイティブツール。本当に本格的な製作ができるようで、オリジナル作や他作品の再現などが実際に見られるようです。『じゃんげま』が掲載されているWebサイト「Game*Spark」にインプレッション記事が掲載されています。
・ゲーム機で動作する総合ゲーム制作ツール
おそらく元ネタは『BASIC STUDIO パワフルゲーム工房』。
アートディンクよりPS2向けに発売されていた作品。2D・3D・サウンドや独自のBASIC言語”EZ-BASIC”を用いたプログラムも作成できたそう。DSiウェアにてリリースされた有名シリーズ『プチコン』すら2011年のリリースであるため、かなり早い例と言える。
#257「ゲーマーズ・ムーヴ」の巻
・プレイしているゲーム
おそらく『Hellish Quart』が元ネタ。
一対一の剣戟対戦ゲームで、一撃必殺であることがが特徴だそうだ。Game*Sparkにはプレイレポも掲載されている。
今回はここまで。
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