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ゲーマー女子4コマ漫画『じゃんげま』元ネタまとめてみた Ⅰ
本noteは、ハードコアゲーマー向けゲームサイト、Game*Sparkにて連載されている人気ゲーマー女子4コマ、『じゃんげま』で扱われているゲームの元ネタを調べてまとめる事を目的としたものである。
本noteはごくごく個人的な興味・自己満足によって書かれているという事を事前にご了承いただきたい。
元ネタというほどのものがない回は飛ばし、またPR漫画はハッキリと元ネタが示されているので取り扱わない。
執筆時点では毎週更新されていて、また5年以上連載が続いている作品で話数が多いため、noteはいくつかに渡ると思われる。
また、本noteでは『じゃんげま』作者のstggc先生の下記ツイートに則って漫画内のコマを引用させていただく。もちろん、その記事へのリンクはさせていただく。
僕の漫画はネタバレもスクショもゴリゴリしていただいて構わないのでできるだけ多くの人の目に届くようにして欲しいんだ~~ゼ~~って感じだ。(ネタバレになるほどの内容なんかないだろ!!!!!!)
— stggc (@stggc) September 11, 2020
女の子漫画好きだけでなく、ゲーマーにもかなり刺さる内容となっているので、一度読んでいただければ幸いだ。
この記事は不完全で、また筆者の知識が追いついていない場合もあるので、もし抜けているところなどあれば、コメントで教えていただけるとありがたい。
また、漫画の特性上一部過激な表現が用いられた画像を引用することがある。苦手な方はご注意を。
#0 連載開始のお知らせ
まず最初は連載開始お知らせのこの記事だ。
・『じゃんげま』ロゴ
特徴的な形をしているロゴだが、ゲーマーの方ならすぐに分かるかもしれない。
『DOOM』のタイトルロゴ。
『DOOM』はろめ子が最も愛するゲームで、『じゃんげま』の中でも重要な立ち位置のゲーム。
・ろめ子のアクセサリー
髪のアクセサリーは『DOOM』『Quake』シリーズ等を開発した伝説的なデベロッパー “id Software”(イド ソフトウェア) のロゴ。ろめ子の苗字の「伊戸」の元ネタにもなっている。
胸部の可愛らしいキャラクターは『DOOM』のアイコニックな敵キャラクター、カコデーモンが元ネタだ。
・えいむのアクセサリーや持っているもの
・K/Dバッジ
K/Dはキルレシオ(キルとデスの比率)のこと。主に対戦FPSでよく使われる言葉。もともとは軍事用語とのこと。
・コントローラー型のアクセサリー
矢印のような形状の方向キーやスティックの位置などからしてPlayStationのDual Shockが元ネタである可能性が高い。
・えいむの手にあるコントローラー
こちらも形状からしてDual Shockが元ネタである可能性が高い。
また、ピンク色のDual Shockコントローラーも販売されているようである。(鮮やかさからみるにDS3の方だろうか。)
・ゲームソフト類
こちらは筆者がわからなかったものが多いので、補足していただけると助かる。
・DOME パッケージ
『DOOM』およびそのパッケージ。
ドデカい箱だ。箱はデカければデカイほどワクワク。
・黒背景と人影が見えるパッケージ
Xbox 360版『Call of Duty: Black Ops 2』パッケージ。
・床においてあるコントローラー
初代Xboxの日本向けコントローラー、Xbox Controller S。中央の十字マークもXboxロゴを意識しているだろう。
ちなみに、米国向けの初代Xbox同梱コントローラーはこちら。
でかすぎる。
・ゲーム機類
上から、PlayStation 3(初期型)、Xbox 360、PlayStation 4、Xbox One。
イラストを細かく見ると、結構な再現度であることがわかる。
#1「電子遊戯同好会」の巻
・ろめ子とえいむの名前の由来
ろめ子のフルネームは伊戸ろめ子。
苗字は先述の “id Software”(イド ソフトウェア)、名前は『DOOM』『Quake』など伝説的な作品を手掛けたクリエイター、ジョン・ロメロ氏より来ているようだ。なんともマニアックなネーミングだ。
えいむのフルネームは永霧えいむ。
こちらは単純に、FPSなどに於いて銃で狙うという意味のAIM(エイム)から来ている。苗字も読みを変えればえいむ。
・りょーさん(筒井涼子、中央)のセリフ
マブち(真渕真帆、左)のセリフから推測するに、おそらく大ヒットしたスマートフォン向けゲーム『パズル&ドラゴンズ』、パズドラのことだと思われる。
・えいむが手に持っているソフト
Xbox版『Battlefield 4』とPS3版『Call of Duty: Ghosts』。
『CoD』の方はどの作品か迷ったが、構図的におそらくGhostsだと思われる。
#2 「インストール!」の巻
『DOOM Ⅱ』。再現度にニヤッとさせられる。
・代理店オリジナルの薄いマニュアル
こちらの元ネタは漫画に書いてある通りだが、参考までに筆者が所有しているソフトのマニュアルの画像を添付しておく。漫画とは少し違うが、雰囲気は伝わるかと思う。
#3「セットアップ!」の巻
おそらくこの悲鳴は、『DOOM』のこの動画(音量注意)のもの。確証がないので、もし間違っていれば訂正していただけるとありがたい。
#4「ゴア表現」の巻
こちらも『DOOM』。ゴア表現も魅力の一つだ。
#5「一人飯の女」の巻
こちらはおそらく『Battlefield』シリーズのスポット機能が元ネタと思われる。
敵をスポットできるゲームはいくつか存在するが、おそらくこれが一番近いだろう。
・非常に多くのパロディやネタが含まれている
『じゃんげま』はこのように、非常に多くのパロディやネタが含まれているため、ゲーマーであればあるほどニヤッとさせられるだろう。
最初の頃は『DOOM』ネタが多めではあるが、後々その話の掲載時期のトレンドなどを取り入れた回などがある。
今の時代、世には様々な女の子漫画が存在するが、おそらくゲーマーに深く突き刺さるのは『じゃんげま』だけであろう。
Game*Sparkやニコニコ静画にて全話無料で読めてしまうので、読んだことの無いゲーマーはこれを機に読んで欲しい。執筆時点では毎週更新されている。
最後に、Kindleにて『じゃんげま』の単行本が2冊販売されている。
こちらにはWeb連載では見られない読切やイラストなどが載っている。
また、Kindle Unlimited会員なら追加費用無しで読むことができるので是非オススメしたい(出来れば作者さんのために買っていただきたいが……)。
以下リンク。
じゃんげま: JUNK GAMING MAIDEN Kindle版 (1~100話+特別編2篇+特別読切+イラスト等)
じゃんげま DEEP SPHERE (15ページ読切)
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