ゲーマー女子4コマ漫画『じゃんげま』元ネタまとめてみた Ⅸ
前回を読み逃した方はコチラ。
今回は76話~85話をまとめていく。
#76「スプリンター・ヘル」の巻
・タイトルの意味
こちらはFPS等で「走る」を意味する「スプリント」とUbisoftによるステルスゲーム『Splinter Cell』シリーズが元ネタ。
こちらは最新作(と言っても2013年発売)の『Tom Clancy's Splinter Cell Blacklist』の画像。
・スプリント性能
明確な元ネタは無い。
簡単な例として『DOOM』は完全に無限にスプリント出来る。
だが、近年のFPSは「スタミナ」という概念が導入されはじめ、ダッシュやジャンプ等を一度に出来る回数が制限されているものが存在する。
と言いつつも、近年は無限にスプリント出来る作品もまた徐々に増えており、作品のテイストによっても違うため一概には語れないというのが実際のところだ。
#77「セールの神」の巻
・春部にゅえる
Steam及びSteamの運営元Valveとその代表、ゲイブ・ニューウェル氏が元ネタ。
こちらがSteamの値引きラベル。
春部にゅえるという名前は春部の読み方を変え、はるべ→はるぶ→ばるぶ→Valve。
にゅえるはゲイブ・ニューウェル氏から来ている。
丸眼鏡といい、ふくよかな見た目といい、似ている。
ちなみに、このはるべんはクラウドファンディングで考案されたキャラクターとのこと。センスに感服。
#78「リークの神」の巻
・明朗会計
元ネタは『Alan Wake』。
「ご予約は前金でぇ 明朗会計!」というセリフがあるそう。
#79「監督官(表)」の巻
・鳩村ゆき
恐らく、過去に存在したハドソン及び高橋名人こと高橋利幸が元ネタ。
ヘアゴムの爆弾は『ボンバーマン』、腕章に付けてあるハチはハドソンのロゴ及びマスコットキャラの「ハチ助」。
ハドソンは『ボンバーマン』『桃太郎電鉄』シリーズなどで有名なゲームメーカー。現在はコナミデジタルエンタテインメントに吸収合併されている。
このハチのキャラがハチ助。
高橋名人は様々な逸話があるが、最も有名なものは1秒16回連打する16連射。
当時の子供たちからは人気者で、『高橋名人の冒険島』など高橋名人が登場するゲームや映画も存在するほど。
・ネーミング
鳩村はハドソン。はとむら→はとそん→はどそん→ハドソン。
ゆきは高橋名人こと高橋利幸(としゆき)氏より来ていると思われる。
こちらもクラウドファンディングで考案されたキャラクターとのこと。ハイセンスだ。
#80「監督官(裏)」の巻
・鳩村の服装
恐らく漫画『ゲームセンターあらし』が元ネタ。
・鳩村が遊ぶゲーム(爆弾💣野郎)
『ボンバーマン』。画面のシンプルさから見るに初代がモデルと思われる。
またこの話が掲載された年、ボンバーマンシリーズ派生作品である『ボンバーガール』が発表された。
・グラデビウス、カッパースラップ2
恐らくナムコのシューティングゲーム『グラディウス』と『ゼビウス』のミックスと、SNKのアクションシューティングゲーム『メタルスラッグ2』が元ネタ。
・公立オピョンポ学園
カプコンの格闘ゲーム、『私立ジャスティス学園』シリーズが元ネタ。
・鳩の被り物
恐らくインディーゲームの傑作『Hotline Miami』が元ネタ。
それぞれ効果が付与されたマスクを被り、マフィアのアジトに乗り込みミッションを達成する見下ろし型アクションゲーム。
#81「ビター・エクスペリエンス」の巻
・新型ゲーム機のカートリッジ
Nintendo Switchのカートリッジが元ネタ。
誤飲防止に非常に苦い物質が使用されている。
誤飲対策なのに試しに舐めてみて誤飲してしまったら元も子もないので真似しないようにしよう。
#82 「リージョン・ロックド!」の巻
・!Region Lock!
詳しくは割愛するがドイツは表現規制が厳しく、日本等と同様に購入出来なかったり表現変更を余儀なくされるゲームが存在する。
・バンドル?
簡単に言えばゲームのセット。
Steamでは特定のシリーズやそのメーカーの作品がまとめられたバンドルが存在し、一本ずつ購入するよりも割安になる事がある。
Steam以外のサイトにもFanaticalやHumble Bundleなどのバンドルストアというサイトが存在し、正規品を扱うストアでSteam製品キーのセットを格安で手に入れられることがある。
#83「それでいいのか」の巻
・規制のたとえ
恐らく元ネタは『Solider of Fortune 2』。
下がドイツバージョン。確かに漫画の通り肌がロボットのような色になっている。
それでいいのか。
#84「囁きし民たち」の巻
・デステニス
恐らくこれは元ネタのないオリジナル。
だが、とみー(桜蘭トミ子、2コマ目最右)が持っているコントローラーはNintendo SwitchのJoy-Conが元ネタ。
・whispper
Twitterが元ネタ。
whisperは囁く、という意味でTwitterは小鳥のさえずりというような意味がある。
また、Twitterでツイート(投稿)することを「つぶやく」と言う。
#85「エイムボット」の巻
・えいむボット、オートえいむ
どちらも、主にFPSやTPSで外部のソフトウェア等を利用して自動で照準を合わせる不正行為、チートが元ネタ。
チートはやめましょう。
今回はここまで。
次回は86話~95話をまとめていく。
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