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新章:会社員編

加湿、加湿、加湿を試すも、乾、乾、乾で、
カラカラになった顔を沸騰させたポットからくゆる湯気に当ててみたりしても変化なし。

ホテルの部屋が乾燥するのは構造上仕方のないことなのだって。

今はコップに水を入れたのと、濡らしたバスタオルをベッドの近くに置いて様子を見ているところ。


これ、6ヶ月前の文章なのだって。(2023.04.XX)
たしか、入社直後の研修時に宿泊していたホテルでのことで、新しいステージへの不安と高揚を紛らわすために記録しておこうと思ったのだと思う。結局、気力不足でそれが放出されることはなかったのだけれど。


目が覚めれば今日は10月であって、
月のはじめは、一年のはじまりの次にいろいろがみなぎるんであって、
そういうわけで、ひさしぶりにノートパソコンの電源を入れてみたのだった。

書きたいことはいろいろあって、読んだ本のこととか、行った美術館のこととか、観た映画のこととか。でも、それをなかなか文章におこすことができなくて、なんていうか、気力が、どうにも湧かないのだった。

毎日同じ作業の繰り返しを、会社という場所でやっていて、
毎日の通勤電車ではいかに体力を温存させられるかに心血をそそぐようなありさまで、しばらく書けない&読めない日々が続いている。


多趣味なわたしは、最近また好きなことが増えてしまって大忙しなわけだけれども、休日に、それらすべてをまんべんなくこなせてしまったとき、せかいいち幸せな気分になる。

でもなにか足りなくて、それはなにかと考えてみれば、それは「書く」ということなのだった。

わたしの文章は、ひとりよがりなのだって。
昔、ひとに言われたことがあって傷ついた思い出があるのだけれど、
やっぱりわたしは、わたしを満足させられる文章を書いていたいんであって、下手くそでも、冗長でも、書いてそこに連なった日記群を目でたどる時間は、なににも代えがたい満足感みたいなものがあった。


というわけで、会社員編スタート。
社会人編、と迷ったのだけど、社会人の定義が思いのほか精神によったもの(だってまだ自立できていない)だったので。

次はいつになるのでしょうね。



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