見出し画像

素直であるということは、自分を捨てられるってこと


こんにちは。お元気ですか?
今はこうして読んでくださるあなたに書いているわけですが、わたしはほんとうに便箋に向かって、「こんにちは。お元気ですか?」と、出すあてのないお手紙を書くことがあります。

それは、まだ30代という若さで亡くなってしまった幼馴染のこうちゃんに向けてだったり、わたしとハチとの結婚式でスピーチをしてくれた、わたしたちの大好きな上司だった、やっぱり若くして亡くなられた町田さんにあてたものだったり。

天国にいて、もう会えない彼らに向けて、わたしの近況をつづったりするのです。

そんなとき、彼らのことがすごく身近に感じられたりする。
すぐそこに飾ってある花瓶の花がそっとゆれたり、ベランダに鳥がふと止まったりするその森羅万象の中に、こうちゃんや町田さんの気配を感じたりするのです。

それで、「偏在」ってこういうことなのかな、と思ったりします。
死別はいつでも悲しいけれども、死者はいつでもわたしにとってとても近しい存在です。

今、なかなか起きてこないかんくん(中2テニス少年。野球復帰のうわさも….)のために、仕方がないのでやきそばを作っていたら(わたしは出かけなくちゃいけない)、ふと「素直であるということって、自分を捨てるってことだ」と思いついたので、それについて書いてみたくなりました。

わたしは、ライフやビジネスのコーチングにおいて相手にひとつだけ要求することがあるとしたら、「素直であること」だなと思ってる(今はちょっとちがうのだけども)。

たとえば、ライフコーチングだとしたら、わたしたちは向かい合うべきなにかがあるよね。たいていの場合は。
そして、向かいあうためのツールとして、わたしが相手に提示することはそのときどきで異なるけれども、たとえばわたしは”書く”ということを中心にするタイプなので、

「いちばん嫌いで、憎んでいるひとはいますか?
そのひとに向けて、”〇〇さんへ。今日はどうしても伝えたいことがあって、この手紙を書いています。〇〇さん、あなたのおかげで、わたしは今、とても幸せです。”というフレーズから始まる手紙を、書いてみてください。
そして、最後は、”〇〇さんが、元気で、幸せであることを心から願っています。”と、締めてください。」

みたいな宿題を、出したとする。
(うひー!むりー!死ぬー!と感じる良い子のみなさんはマネしないでね!笑
いろいろプロセスには段階というものがあるのです。)

そのときに、本来であればこのタイミングでそれは行われることが望ましいのだけれども、まあ最後の砦みたいなものでもあるので、

「そんなことは、できません。」

みたいなことにも往々として、なります。
それは、どうしても”捨てられない自分”というものがそこにあるからなのですよね。これを書いてしまったら、崩壊してしまう自我というものが、ひとにはある。

みんながみんな、この手の自我の崩壊を起こせばいいというものではないと、もちろんわたしは思います。
けれども、なんていうのかな。

ここでこそ発揮したい「素直さ」。
「これこそがわたしだ」とばかりに自分を支え続けてくれたけれども、もうその主張によって守られるべき時期はとうに過ぎている、お役御免となっている門番である”わたし=自我”を、捨ててみようと思えることが、わたしが考える「素直さ」なんです。

だから、変わっていく過程においてすごく大切になってくる。
そのかたくなさというものは、自分を守ってくれていた鎧だから、脱ぐのが大変だとは思うんだけどね。
でも、鎧のままで生きていくことはやっぱり苦しいことだよな、と思うのです。

ううん。朝に書き始めてからちょっと所用でPCを離れて、また夕方に今度はデニーズにおもむいてこうして続きを書いてはみたものの、朝に「これを書きたい!」と思った鮮度というものは失われてしまうのですね。
むむむ。まあ今日のところは仕方がないです。
これでよしとしましょう!

それにしても、自宅から徒歩5分のところにデニーズがあるというのは、実はすごくありがたいことなのかもしれない。もうここの住み始めて15年とかで、このデニーズは15年前からあったんだけれど。
わたしはさ、「あーあ、おうちから徒歩圏内にスタバがあったらなあ!」って思っていたんだよね。
スタバが、ないじゃん!と。

なんのことはない、デニーズがありました。
スタバだったらきっといつでもきゅうきゅうに混んでいることでしょう。
うちの近所のデニーズは、いつでもがらがら。近隣のおじいちゃんおばあちゃんの憩いの場になっています。
これからはもっとデニーズに行こう。

今日はこれから少しだけ仕事をして、スーパーまで歩いていって夜ごはんの材料を買って帰ります。
みなさんもどうぞ楽しい夜をお過ごしくださいね。
あんにょーん✨


さめじまみおの新しいサイトがオープンしました!
みんな見てね☆