世界があなたにやさしくないのは、あなたが世界にやさしくないから
ずっとずっと前にはっしーさんのラジオでのお悩み相談というか、視聴者からの質問にはっしーさんが答えるコーナーを聴いていて、こんな内容のやりとりがあった。
簡単にいうと「仕事も人間関係もちっともうまくいかなくて、生きづらいです。周りが優しくないなあと感じます」という相談者に対して、いろいろ答えつつも結論としては
世界があなたにやさしくないのは、あなたが世界にやさしくないから。
というものだった。
それを聴いたのはずいぶん昔だったけど、昔も今も変わらずに「それはそのとおりだろう」と思う。前とちがうのは、前に聴いたときは「それはそのとおりだろうけども、でも、じゃあどうしたらいいの?」と思って考えこんでしまったけれど、今は「じゃあ、こうしよう」という自分なりの最適な行動指針が見えやすくなっていることだと思った。
世界があなたにやさしくないとき、なにが起こっているのか。
それは、無意識のうちに「がんばりすぎている」とか「力が入りすぎている」ということが起こっているんだと思う。つまり、はっしーさんが言っていた「あなたが世界にやさしくない」ということと、「あなたがあなたにやさしくない」ということがイコールなのだ。
だって、世界はあなたの反映に過ぎないから。
喜びとともに始めたことも、続けていくうちについつい力が入ってしまうこともあるだろう。わたしにとっての「3年間毎日note」は、最終的には喜びとともに終えたものの途中経過はそれは惨憺たるものだった。
とにかく毎日、恨みつらみがつのっていくのだ 笑。だれにって、読んでくれているひとに!笑
読んでくれるのなら、ちゃんと「スキ」とかのリアクションをしてくれよ。
読み続けるのなら、ちゃんと「フォロー」してくれよ。
こんなに質量ともに気合いいれてるわけだから、たまには「サポート」してくれよ。
え、なに?「フォロー」外したやついるくね?は?じゃあ最初からすんなよ。
てな具合に、書けば書くほど恨みつらみがつのっていくのだ(病んでる〜笑)!
これにはびっくりした。そのときのわたしにとっては「noteの世界はやさしくな」かった。なぜならわたしがわたしにやさしくなくて、わたしがわたしに無理を強いていたから。
世界はわたしにやさしい。
そう思いながら生きたかったら、やることはシンプルだ。がまんをし過ぎないこと。力を抜くこと。自分に無理を強いないこと。自分を喜ばせてあげること。それだけ。
けれど、それはじつは、勇気がいることなのだ。
だって、自分の本音や本心をよおく見ないといけないから。どの瞬間もどの行為においても、それが”ほんとうに自分がしたかったこと”なのか、それとも”やむを得ずにしていること”なのか。
その答えを出さなくちゃいけないし、答えを出したらなにかを変えなくてはいけない。人生に波風を立てなくちゃいけない。
けれども、それはやる価値があることだし、立てる価値のある波風だから。自分に問いかけてみてほしい。答えを出すのをこわがらないでほしいな。
そうしたらきっと、もっともっとやさしい世界の中で生きられるはずだから。
*
朝起きたら、なんとびっくり。風邪が悪化しているではないか!
おかしいな!治っている予定だったのに。などとぼやきつつも今日のすべての予定をキャンセル。微頭痛のために寝て過ごした。
リビングにいるときはずっとリビングで、寝室で寝ているときは寝室に、まるで犬のようにトコトコとあとをついてきてはそばでまあるくなって眠るにかちゃん(1歳の子猫)に、涙が出るほど癒された今日だった。
夜はビーフシチューをなんとか作れるまでには回復して、美味しく食べた。おうちで作るビーフシチューって、なぜこんなにもおいしいのか。けっして専門店のようなビビッドな美味しさではないのに、じんわりとほっとする味がする。
毎日食べても疲れない味が、おかあさんの味なんだろうな。
このnoteも、そんなおかあさんの味みたいなnoteでありたい。