ややこしいことは全部やめだ。いつでもお好きに、じゃんじゃんどうぞ!
ふたつの大きな思い込みをぶっ壊そうと思っている。
これまで当たり前のように採用してきて、当たり前のようにその恩恵をこうむってきて、そうやってきたがゆえに「成功法則」として伝えてきたようなこと。
まずひとつめは、あ……ひとつめ、言えないんだった(なんだよもう 笑)。ごめんこれはおいおいここで報告させてください。
ふたつめは、サービスを提供する、方法について。
わたしは、セッションやセミナー、講座などを「はい、どうぞ」と売っているタイプの個人事業主なのだけれど、その受付・提供の方法をここ数年は「メルマガ・LINEで受け付けます」という形式にしてきた。
もう何年も前に通った星さんのビジネス塾しかり、他にもビジネスコンサルの方たちはみな等しく「いつでも売るのではなく、期間限定にせよ。そしてブログやSNSなどのpull型メディアで置きっぱなしにしておいてもモノは売れないので、メルマガやLINEなどのpush型メディアで狙い撃ちにして、売るのだ!」と教えており、それは通説かつ実際にかなり効力を発した。
ちょっとマーケティングをかじったひとならわかるし、かじっていなくともこれだけ「買え買え。いいから買えって」とうるさい情報経済社会の中に生きていれば、「今だけ!」という売り文句や「締切まであと◯日」という売り文句に脳をハックされ、バリバリの交感神経モードでポチってしまった経験なんて、一度や二度じゃないだろう。
わかります。そうすれば売りやすいって、わかりますよ。
でも、もう10年以上この小商をやってきて、なんとなくわかってきた。わたしがやるべきこと。わたしにできること。ひとに喜ばれること。そのひとの心と魂をちょっぴりと動かして、ほんとうのきらめきを(これまたちょっぴりと)、ふわりと思い起こさせること。
そのひとのまっすぐな心根が、まっさらな魂が、少しずつ少しずつ本来のうるおいと軽やかさを取り戻していく、お手伝いをすること。
そんなようなことをしていて、どう考えても「規模感なんてあったもんじゃないな」と思った。わたしが自分の人生で育てた小さなお花を、手渡していくようなこの職業が、めちゃめちゃ大規模になるって感じでもないしな、と。
多分ほんとうに、街の花屋さんと同じようなことをしているだけだから(いやむしろ街の花屋さんのほうがもっとずっとシステム化されているし規模感の可能性もあるか)。
まあ規模感の話はさておき、つまり「脳をハックするマーケティング手法を使って、どかんどかん儲ける」みたいな道ではないのだから、ややこしいことは全部やめちゃおうと思ったのです。
もちろん、今後も講座やイベントなんかは受付期間は設けるし、リピーターの方が集まってくれているメルマガなどに先行で案内とか、すると思う。けれども、メルマガほしくないひともいるだろうし(気が向いたときだけnoteだけ読みたい、とかあるよね)、「ここからしか受け付けねーかんな!登録しとけよオラ」みたいな恫喝めいたこと、やめたいな、と思ったの。
ていうかなぜそんなことをしていたのかな。
と思ったとき、それは、かつてビジネスをスタートさせたばかりのわたしは、ほんとうに成功したくてうまくいかせたくって、なんとしてでもちゃんと事業を成り立たせたくって、必死だったのだな、と思えた。
だから、うまくいっているひとのうまくいっている手法を学ぶのはとても自然なことだったし、それを踏襲するのもまた自然なことだった。
そして今、ときが過ぎて、ただ単に「なんかこれって自分に合わないな」というものたちを見直して、もう少し肩の力を抜いて風通しの良い形で、お仕事をしていこうっと!と決めていることもまた、自然なことなんだろうな、と思った。
つまりは今後は、LINEやメルマガじゃなくっても、わりといつでもいろんなサービスを、そのかたたちの出会いのタイミングだとか、人生のタイミングだとか思いつきだとかで、気ままに受けてもらえたらいいなって思ってますってこと。
そのために、この夏はせっせとホームページを作っていてですね、わたしのあまりのサービス種類の多さにデザイナーさんがうんざりしているとこなんですけども、近日中にリリースすることができそうな感じです。
今だけしかチャンスがない!!って、思わせたほうがマーケティング的には勝ちなんだろうけど。いつでも、だれでも、お好きに、じゃんじゃんどうぞ!って言いたくなった。
チャンスを失う恐れから行動されるよりも、「楽しそう、おもしろそう、なんかわたしに合ってる気がする」って、ふんわりとお互いに響き合って出会えたほうが、しあわせな”なにか”につながると思うのです。
今夜も、どんどん、ばんばん、じゃんじゃん、ドバドバとそこここにあふれる幸せを楽しみましょう!あんにょーん。
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