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冷や汗でTシャツがベシャベシャになった

私は整体師&鍼灸師として活動している。

7月中旬に職場を退職し地元に帰って来た。
この機会に独立開業を決意した。

SNS集客などで準備を着々と進めている中
ピロンっと公式ラインの通知が。

「予約したいです」と。

私にとって初めて、自分で集客できた
感動すべき1人目だった。
ウキウキ、ドキドキ、ワクワク
いろんな感情を胸に抱きながら家を出た。

まだ物件が決まっていないためシェアサロンを借りての施術となる。
シェアサロンから前日メールも届いてたし、
バッチリだな!と確認済み。

それで、今日11:15分からの予約だったが
準備をしたいため10:30ごろに着いた。

一度利用したことのあるシェアサロンのため
場所は確認済み。受付担当が在中するサロンだった。

早めに着いて、サロンがある8階まで行こうとエレベーターに乗ろうとすると、

「あれ?押せない?」

8階の部分だけ押せない。
あ、きっとまだ受付の人いないのか。と。

10分前になったら流石に来るか、、
と思い待ってみた。
10分前になっても、11:00になっても一向に
ボタンが押せない!!

やばい!もう患者さんが来てしまうよ!
焦った私は担当者に連絡するも連絡がつかず。

とうとう患者さんが来た。

「〇〇さんですか?」と名前を呼び
予約の患者さんであることを確認。
まだサロンが空いてなくて入れないことを謝るも
私はどうにか担当者と連絡がつかないかと、
必死にあらゆる策を探す。

あ、これもうだめだ連絡つかない。 
初対面の患者さんが隣で待っている中
必死でどうにか連絡手段を探す。
この時点で冷や汗でTシャツベシャベシャ。
絞れるんじゃないかってくらい

これは無理だと確信したタイミングで、
患者さんには謝り帰って頂いた。

今から行けるシェアサロンを探してみるも空いてるサロンはなく、私の思考ではもう打つ手はないと思い、最低限患者さんの大切な時間をこれ以上奪うことだけはやめようと、今日は帰っていただくことに。

今後のこちらの患者さんには
本当に申し訳ないことになったと思ってるので
次回の予約は料金を頂かず施術をさせていただく。これが正解なのかはわからないけど、
何よりも今日、少なくとも身体を良くしたいという気持ち、時間を作ってくれたということ
それらを叶えられなかったことにものすごく申し訳なさでいっぱいなのだ。

きっと無償にすることで、自分の懺悔の気持ちが晴れるかもという下心まがいなのも気づいている。
それでも、そうしたい。

今回はしっかりシェアサロンの予約も取れてたし料金の支払いもしてたし私のミスではないんだが、こういったトラブルの際これからは1人で解決していかないといけないのか、、と心細くもなった。

「あ、もう会社員じゃない。誰も守ってはくれない、慰めてもらえないんだ」

と痛感した日。

これからは強くある必要はないけど、たくましく
心はしなやかな強さを持っていきたい。

いつか私が社員を守れるように。
そのための試練だと、私は思いたい。


連絡つかないのはかんべんしてくれぇぇえ
担当者ー!
ヒヤヒヤするぜぇ!
そして今日の分は返金してくれよなっ!


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