見出し画像

【宇宙大好き5歳】天文宇宙検定4級を受検してみた

宇宙が大好きな5歳の息子。
ドキドキワクワクしながら天文宇宙検定4級に挑みました。

未就学児の5歳という年齢で、一人で天文宇宙検定が受けられるのか?と気になりますよね。

他にも
「宇宙にハマったきっかけは?」
「勉強はどうやってした?」
「会場の雰囲気はどんな感じ?」
などなど、我が家が体験した天文宇宙検定4級の体験記です。
天文宇宙検定4級の当日の様子や結果も親目線でお伝えしますね。


天文宇宙検定について

天文宇宙検定とは、天文学や宇宙科学に関する知識や理解度を測る検定で、4級から1級まであり、難易度や出題範囲が異なります。

年齢制限はないので小さいお子さんから高齢者まで、様々な年代の人が受検できます。
過去の天文宇宙検定4級を受検した人の年齢を公式サイトで調べると最年少の受検生は4歳との事!

天文学や宇宙科学に興味がある人や、学習のモチベーションを高めたい人におすすめです。

なぜ宇宙にハマった?天文宇宙検定を受ける事にした3つの理由と知識の深め方

息子は特に4歳ごろから宇宙が大好き!

そんなに宇宙にはまると思っていなかったのですが、ハマるきっかけと天文宇宙検定4級を受けた理由について説明します。

きっかけはキャンプ!息子が宇宙にハマった瞬間

きっかけはもう少し前で、3歳頃キャンプ場で星空を見てから。(本人はあまり覚えていない・・)

初めて見る無数の星に感動した様子でした。

感動が醒めないうちにと、望遠鏡や図鑑を買い、天体観測やプラネタリウムに連れて行ったりするうちに星や星座、天文や宇宙に日に日に詳しくなりました。

特に星と星座については熱心に図鑑で神話を読んだり星座を覚えていく姿が印象的でした。

そんな宇宙全般について知りたい!と息子が盛り上がっている時に、私が宇宙ネタをネットで探していたら天文宇宙検定なる物がある事を知りました。

私も夫も天文や宇宙の事は教科書で習うレベルの知識しかありませんでした。

天文宇宙検定を受けた理由①宇宙を学んでいる人がたくさんいる事に気がついてほしかったから

天文宇宙検定を受ける事で、「大人から子供まで宇宙を学んでいる人がたくさんいるんだよ」と気がついてほしいという思いがありました。

息子が通っている幼稚園には宇宙好きな子がいなくて、宇宙の話は家以外ではしないと言った事がありました。

そんな息子を見て「宇宙が好きな事を肯定し自信を持ってほしい!」と感じました。

検定会場で感じる一体感など、天文宇宙検定を受ける事で息子が何かを感じてくれたらいいなと思いました。

天文宇宙検定を受けた理由②知識を増やしていく事を楽しんでいたから

息子は天文宇宙検定を知る前から、毎日毎日図鑑を見たりして宇宙のことを学んでは私に教えてくれていました。

天文宇宙検定を知ったときに、その様子から4級を受けられる知識は付いてきているなと思い、勧めてみました。

本人もすぐに「やりたい!」と乗り気でした。

天文宇宙検定を受けた理由③自宅から会場が近かった

天文宇宙検定の会場が自宅から近い事も決め手でした。
移動も楽で知っている地域という安心感がありました。

天文宇宙検定へ向けた4つの体験学習

さあ実際に天文宇宙検定の勉強をしよう!と思った時、机に向かう勉強ではなく体験させる事を大切にしようと考えました。

体験した学習は4つ!家族全員で取り組みました。

体験学習①本物の天体を見せたい!天体観測イベントへ行った

各地で天体観測のイベントを行っている事が分かり、行ける範囲のイベントには積極的に参加しました。

また、ちょうどお月見の時期だったのでお友達家族とお月見をして楽しみました。

各地で行われている天体観測のイベントは星や宇宙好きな人も多く集まっていて、そんな空間に息子を連れていく事が刺激になりました。

天体観測のイベントってどんな感じ?
私が行ったイベントは各地の星が大好きなボランティアの人が運営している事が多かったです。
大変詳しい説明や自前のプリントまで配ってくださったり、本当に好きだからこそみんなに宇宙を見て知ってほしいという心意気で運営されている印象でした。
年齢制限もなし、または小1~OKなどもありました。

星空スポット西はりま天文台

体験学習②プラネタリウムに行った

電車で行ける範囲のプラネタリム複数個所に行きました。

面白そうなプログラムがあれば、少し遠くても行ってみました。

大人向けのプログラムのほうが天体について詳しく知れるのでお気に入りでした。

日本科学未来館の迫力!

体験学習③三球儀や日時計などを作った

太陽や月、地球の動きを感じることができる三球儀や日時計を実際に作ってみました。

三球儀は組み立て式のものが売っていたので組み立てて遊んだり、実物を見ながら説明できる点が良かったです。

体験学習④天文や宇宙に詳しい人の話を聞く

博物館や天体観測でもそうなのですが、見に行くだけで十分刺激的なのですが、その時に講演会などがあれば参加すると良いです。

宇宙を研究している人の話を聞いた!そんな体験をさせることが将来役立つと考えています。(内容は分からなくても大丈夫)

はやぶさ2の模型に感動

天文宇宙検定4級の勉強方法は?5歳児(未就学児)でも大丈夫?

もともと息子は星や宇宙が好きで、知識のベースがありましたが、天文宇宙検定4級ではさらに幅広い知識が必要な印象。

今まであまり知らなかった分野の知識も勉強の必要を感じました。

そんな5歳の息子がやった勉強方法や5歳児でも大丈夫かについてまとめます。

年齢制限無しで未就学の5歳児でも大丈夫

結論から言うと、年齢制限はないので5歳児でもOK。
最年少の部類にはなりますが、天文宇宙検定を受ける事ができますよ。

天文宇宙検定はマークシート方式の選択問題です。
しかし息子は読み書きは何とかできますが、練習ではマークシートにうまくマークが出来ていませんでいた。

そのためマークシートを間違えずにマーク出来るか、間違えたマークの消し方が当日までの課題になりました。

公式サイトによると
文字の読み書きが出来、付き添いなしで一人での受験が可能であれば、小さなお子様でも受験可能です(4級試験の問題用紙には、ふりがなの表記がございます)。
試験の説明が始まる時間(試験開始時間の10分前)までは、付き添いの方の同室は可能です。
解答用紙の氏名・受験番号、生年月日、試験会場の記入について不安がある場合は、付き添いの方が代筆していただいても構いません。

引用:天文宇宙検定公式サイトより

天文宇宙検定の準備

天文宇宙検定の過去問、マークシート、テキストを主に使いました。

  • 過去問とマークシートを天文宇宙検定公式サイトからダウンロードする

  • 検定テキスト、問題集を購入する

  • 特別に説明が必要だと感じた項目を理解させる(息子の場合は角度や重さの計算など)

他にもあったらよいもの

  • 星座早見表

  • 地球儀や懐中電灯(日食などの説明に)

  • 星と星座、宇宙などの図鑑

このような物を最初にそろえてスタートしました。

愛用中の図鑑たち

天文宇宙検定の勉強方法は?問題集の読み聞かせが効果的

体験学習をさせつつ、合間に天文宇宙検定の問題集をやるというイメージで進めました。

問題集は、クイズ感覚で読み聞かせのように私が読み上げ息子が答えるという感じで進めるのが効果的でした!

息子はクイズ好きなのでクイズ方式で問題集の読み聞かせをする事で飽きずに取り組めていました。

検定の1か月前くらいから問題集の読み聞かせを進めました。

息子は天文宇宙検定を知る前から、割と知識はあったので天文宇宙検定クイズを出し間違えた分野を深堀していきました。

そして検定直前5日間で過去5回分程の問題をダウンロードし、1日1回分ずつ解き本番に備えました。

ピンチ!マークシートのミスが多発

検定直前に過去問を解かせるとマークのミスが多く、正直無理かも・・・という思いもありました。

問題と解答のマークを間違え最後までずれていたり、マークがうまく出来なくて消しゴムで消したら用紙が汚すぎたりなど。

以下の点を息子に説明し、練習しながら過去問を解いていく事にしました。

  • マークシートのまるからはみ出さないで塗る

  • 問題と解答の番号を確認しながら解いていく

  • マークを消すときの消しゴムは持ちやすく消しやすいものを使う

ちょっとあやしいけど、なんとか形になったかな?というところで当日を迎えました。

鉛筆、消しゴムの使い方は普段から家で注意していたので、マークシートの解答用紙を記入するときにも対応できました。

天文宇宙検定4級の当日の様子は?

マークシートの事が心配だったのですが、とりあえず良い経験になるだろうし息子には楽しんでもらおうと会場に向かいました。

到着から開始まで

ここまで来たらあとは息子が頑張るだけです。

試検中に何か困ったことがあったら手を挙げるという事を約束して会場に向かいました。

到着し席へつくと周りには幼稚園~小学生くらいの子どもの姿も複数見られました。

今回は夫も一緒に受検したため息子も緊張を感じていない様子。

直前まで問題集やテキストをみて過ごしている人も多かったです。

小さい子どものために保護者が代わりに名前などを記入する時間もあり、緊張感の中にもアットホームな雰囲気を感じました。

開始前には保護者も退室しなければいけなかったので、様子を見ることはできませんでした。

一緒に受検していた夫によると・・・
消しゴムで遊んでいたという報告でした

終了後の感想と親目線のふりかえり

無事に帰宅し息子に感想を聞いてみると「楽しかった!」との事。

楽しんでいたならそれで良しです。

会場では物販コーナーもあり、ちゃっかり宇宙グッツを買ってもらってご満悦な様子でした。

この経験を振り返ってみると、親の目線からは5歳という年齢で一人で検定が受けられるのか?と検定の問題というよりも検定に対する姿勢についての心配が多かったです。

  • 椅子に座っていられた

  • 問題を最後まで解くことができた

  • 検定を楽しんでいた

この3つは検定を受けた事で得た大きな収穫でした。

自己採点結果は合格?
息子の記憶があるうちに問題の解答を口頭で聞き取り、自己採点したところ多分合格しているかな?というところでした。
マークミスなどなければですが。

結果は合格!

無事合格していました!
息子は相変わらず宇宙や天文、ほかにも興味のあるものに楽しんで取り組んでいます。

息子のやる気をさりげなく出させるにはどうしたらよいか?など考える機会が多く、私もたくさん発見がありました。

いいなと思ったら応援しよう!