見出し画像

男女で違う?学びの過程〜プールレッスンでの小さな発見とコーチの奮闘

毎週木曜日の夕方、職場のストレスをプールに持ち込んで、バタフライのレッスンに飛び込む私。
日々のささやかな進歩と、新たなスキルに挑戦する楽しみが待っています。何より、職場と家庭の往復生活に変化をもたらすひとときです。

数ヶ月通っているうちにおなじみの顔ぶれも見かけるようになり、挨拶程度の会話しかなくても、親近感を感じるようになりました。今日、ちょっと面白いことがあったので、シェアしたいと思います。

今日のレッスンでは、女性7人と男性5人という構成でした。私は男性のレーンに分かれ、彼らを観察する立場になりました。

気づいたのは、男性のコーチが男性チームにばかり助言をしていること。それもそのはず、男性たちは我流で挑むことが多く、スタイルをその都度修正する必要があったからです。「ちょっと待って、私たちも見てよ!」と女性チームが冗談混じりに抗議すると、ようやくコーチの視線が女性たちに向きました。

コーチが女性チームに移ると、女性たちは細かい質問を矢継ぎ早に浴びせました。「手の角度はこれでいいですか?」「腰の使い方が難しいんですけど、どうすればいいですか?」おしゃべりも止まりません。待たされる男性陣はまるで「飢えたライオンが肉を待つ」ような顔をしていて、つい笑ってしまいました。

こうして、男女の違いが如実に現れるのを目の当たりにしました。男性は自己流に挑戦し、女性は細部まで確認し納得したい。そんな違いが、今回のレッスンで浮き彫りになったのです。

コーチがようやく全員に均等に目を配ろうとしたころ、レッスンも終わりに近づき、彼の疲れた表情が印象的でした。しかし、そんな彼の奮闘を見ていると、この小さなコミュニティーの中で育まれる絆や発見が、私たちの毎日の生活にさりげない彩りを加えているのだと感じます。

さて、来週のレッスンはまたどうなることやら。きっと、新たなドラマが待っていることでしょう。水中で繰り広げられる小さなドラマから、私たちはまた何かを学び、成長し続けるのです。このちょっとした日常のシーンが、私の心を豊かにしてくれます。

楽しみが尽きない市民プールのレッスン。次回もどんな発見があるのか、1週間後が待ち遠しい。


いいなと思ったら応援しよう!