ニュートン君・夏至・あなたが消えた・日
こんばんは。
夏至夜のころ
蒸し暑さの中に涼んでいるかもしれない
そこのあなたは
いかがおすごしでしょうか。
今日は太陽エネルギーが輝いてギラギラパワーが増している候
夏の候
実は本日、、
私の気になる人の中の一人が
夏至の日自らあの世の向こう側
つまり明るく光るギラギラの太陽の向こう側に
自ら
去っていきました。
思い出に残ってるのはくりくりとした髪の毛と
睫毛の長い濁りのない大きな瞳
その名もニュートンさん。
ニュートンさんはそんなに私と変わらない。
異性だった。
もの静かで柔らかい。
雑誌ニュートンが好きだったから。
だからニュートンさん。
持ってるもの、頭のよさ。遺伝の違い。
生物のオスかメスか。
沢山違うところはいっぱいあったけど
同じ日本人だし、
総合したら
私とそんな変わらないじゃん。
今では本当はそう思うよ。
あなたはわかってないだろうけど、私からみたら
あなたのとこは家族愛にあふれてるようにみえたし
違う素敵なものをたくさん抱えてた。
あなたはそれをもしかしたら実感していなかったのかもしれない。
私が他人の表面をなぞるように。
あなたも他人の表面をなぞっていたのかもしれない。
あなたと同じように不自由さハンデを抱えてる
人が沢山、真摯な生き様を見せてくれるのを
あなたは知らないのかもしれない。
だからもしかしたら
絶望のふちをそのつぶらな瞳が見つめてしまって凝視してしまったのなら。
それも運命なのか・・
たらればになるけど。
これ書いたところで、
たらればになってしまうけど、
あなたに紹介したかった人いっぱいいた。
教えればよかった人沢山いた。
もし、だれかニュートンさんみたいに寂しい気持ちになったり
一人ぼっち気分だとしたら、
教えてあげたい。本当は孤独ではないのを。そして孤独になったとしても世の中はそんなに怖くないことを。
いつだって地面とじぶんはつながっているんだから。
世界って全く一つじゃない。
本当に
多様性に満ちていて
すごい沢山の
世界があるの。
私がどんなに叫んだって
あなたはあっちの世界に行ってしまったけど。
せめて
せめてさ。
私はニュートンさんが見たかった世界をみることにしたのだ。
それはあなたが大好きだった雑誌
ニュートン。
理系が愛する雑誌なのか
あるところには置いてあるでしょ。
高価な本だから普通の家にはなかったりするけど
公共の場所にいけばみつかるから。
写真の綺麗な雑誌です。物理や生物や計算系を教えてくれるオレンジ色の
すごいやつ。(私はあんまり理解できなかったけど見てるのは好きだったよ。)
私はこの雑誌とナショナルジオグラフィックが結構お気にでした。
あと、レタスクラブだって意外と楽しい。
もちろん家庭画報も写真が好きだからたまに図書館で見るよ。
ELLEのインテリアとかも見てるの好きだったしね。
ニュートンは物理系の本だけど、今回は生物系も満載で
おまけに電子顕微鏡や猫ちゃんの写真もあったよ。
この世界にはカフェインの世界でさえも
カラフルなんだよ。ほんとうに。
もし、彼が私のようにSNSの中に世界を
見出していたならば
もしかしたらもっと
活き活き生きてられたのではないか。
何もできなかった自分が少し悲しかったけど
だから今日は雑誌をみたの。
あなたの目になってみた。
ニュートン君あなたのようにこの雑誌は見事に素敵な世界だったよ。
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