不器用な人間(ぼくら)
この世界に産み落とされ
未来なんて分からない
そんな愚かで未熟な僕ら
誰も望んで産まれてない
産まれちゃったから生きているだけ
それでも
幸せが欲しい 自由が欲しい
死にたくない
そんな欲望は溢れ出る
生まれた時から変えられない
この身体という器を愛したくて
見様見真似で、がむしゃらに生きる
誰も産まれなきゃ苦しまなくて良いのに
そう思うけど
バトンが無意味にも続いている
互いに異なり すれ違い いがみ合う
悩んで嫉妬して喧嘩して後悔して
人を愛して傷つけて
情けなく涙を流す
素直になれず ただ不器用な僕らは
歩んで良いんだ
毎日必死に その命尽きるまで
だって僕ら人間だもの