ノルウェーの有名な絵本 Karius og Baktus
ノルウェーのスクールフリーマーケットに繰り出していた時の話です。
一番にチェックするのは、なんといっても 食器コーナーでしたが、もちろんその後、別のコーナーにも行きます。
その一つが、本のコーナー。
言わずもがな、ノルウェー語ばっかりですが、ただ表紙の絵に頼り、気に入った絵画本や料理本、子供の絵本を買ったことがあります。
その中の一つのエピソードです。
当時、私の子供は小学生低学年だったため、子供の絵本を物色していたところ、背の高いノルウェー人のおじさんが話しかけてきたのです。
「これはノルウェーで有名な本だよ。」(英語)
「え?そうなんですか。これ、かわいいですね。」(英語)
表紙や中の絵がとてもかわいくて、でもノルウェー語で意味がわからない。買うのを迷っているときに、決め手の一声でした。
しばらくたってのこと、確かオスロの日本人学校へ子供を通わせているときだったか、この本を知ることになるのですが、あのノルウェー人が言ったとおり、それはとても有名な本に間違いなかったのです。
なんと今では日本でも買えるほど!
黒髪の Karius(虫歯のCavitiesをもじった名前)と赤髪の Baktus(バクテリアをもじった名前)。二人は Jens という男の子の口の中に住んでいる小さなトロルです。甘いものが大好きで歯磨きをしない Jens 。歯の健康というメッセージをこめたKariusとBaktusのユーモラスな描写は、北欧の子供たち、かつて子供だった大人たちにも愛されています。いつか、この本を日本語に訳したいなあ。
・・・と本の紹介はここまでで、驚くべきことに、Klassisk fajanse fra Figgio にこのキャラクターのお皿が載っていたのです!
Figgjo も Stavangerflint も子供用の食器を数多く製造しています。
Karius og Baktus のお皿には、あま~~いお菓子をのせますか?!